
ついこの間まで緑色だった椿の実が赤く色づいてきています。
夏を越して秋が深まる頃には、赤から茶色になり、初冬を迎える頃には中から
4つの黒い種が見えてきて...爆ぜて落ちるのですよね。
毎日の早朝散歩を続けていけば、変化していく様子をしっかりと見届けることができますね。
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早朝の爽やかな空気の中を気分よく歩いていたら...思いがけない光景に出会ってしまいました。
若い男性が緑道の端に横たわっていたのです。
眠っているようにも見えるし、意識がないようにも見えました。
顔面蒼白ですし、尋常ではない様子を見て、「大丈夫ですか?」と数回声掛けをしましたが、無反応。
救急車を呼ぶべきか...動揺してるところに、犬のお散歩中の私と同年輩の男性が通りかかり
「どうしましたか?」と、お声をかけてくださいました。
状況を説明したら、若い男性の腰のあたりに手をかけて、大きな声で「大丈夫ですか?」と声掛けを
繰り返してくれました。
何回目かの声掛けで、薄目を開けてくれたので、「救急車を呼びましょうか?」と尋ねてみたら
小さな声で「大丈夫です。」とのこと。
本当に大丈夫なのか不安でしたが、犬連れの男性が
「おそらく、連休で仲間と渋谷辺りで路上飲みでもしたのじゃないでしょうかね。多分、大丈夫ですよ。」と
言ってくださったので、念のため若者に
「もう少し休んだら、1人で帰れますか?」と確かめてみたら、「はい、大丈夫です、すみません。」と
小さな声でしたが、きちんと答えてくれたので、私たちは散歩を再スタートすることにしました。
先週は、別の場所で若い女性が緑道の隅でしゃがみこんで立ち上がれなくなっている状態になっていました。
その時は、友人らしい若い男性が一緒にいたので、私は一度は立ち止まりましたが、そのまま通り過ぎてしまいました。
通り過ぎてから後方から、緑道の清掃ボランティアの方たちのグループの「大丈夫か?大丈夫かい???」の声掛けが
輪唱のように繰り返し聞こえてきました。
女性の「気持ち悪い、早く家に帰りたい。」と言う声も聞こえてきました。
私は泥酔した人を近くで見たり介抱したりした経験がないので、とっさの判断ができないのですね。
TVニュースなどで度々報道されている繁華街での路上飲みの光景は、私にはあまり実感のないものでしたが、
長引く緊急事態宣言の繰り返し状態で、こんな風にじわじわと身近に迫ってきているのだなと感じています。
今の私は、たまたま遭遇してしまった泥酔状態の若者たちの姿を見ても、彼らを責めるような気持ちにはなれないのです。
なんだかお気の毒と感じる気持ちの方が強いのです。
どうか2度と無茶な飲み方はしないでくださいね...そう祈るような気持ちです。
お酒を飲んでいるからには若者とはいえ大人なのですから...とは思いますが、社会を動かしている老人たち
もっとしっかりしてくださいよ...と言いたくなるのです。
コントロールできないのなら、後進に道を譲っていただきたいです。
新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように...







こんばんは!
大変な体験を立て続けにされたのですね。たしかに、万が一のことを考えて声をかけようか迷うことが多い気がします。
私は昨日、道端で気の良さそうなSDFのおじさんに話かけられたのですが、電車の時間ギリギリだったので挨拶だけして通り過ぎてしまいました。結果電車は遅延、、、あの時おじさんと少し話して、小銭くらい渡しておけばよかったと後悔しました。事の重大さはpassy さまとは比べ物になりませんが、、、。Passy さまはきちんとご自分の意思に従って行動されていて、素晴らしいと思います!
またお話し楽しみにしています。
お身体に気をつけてお過ごしください♪
優しいメッセージを嬉しく読みましたよ。
どうもありがとうございました。
心の片隅では、まだ動揺が収まっていません。
もっとできることがあったのでは...そんな気持ちです。
医療従事者の方たちなら、どんな風に対応するのでしょうね。
嘔吐の心配があったので、顔を横向きにしてあげたかったのですが、
コロナ禍の今、手袋もしないで知らない人の肌に触れるのは不安でした。
触れられるのも不安でしょうと思いました。
困っている人のお役に立ちたいと思っていても、具体的にはどんな行動をすればよいのか...?
コロナ禍で、精神的にも経済的にも不安定な状態の人たちは増え続けていくと感じています。
michiさんの前向きな姿勢に私も背筋が伸びるような爽やかな気持ちを感じています。
心から応援していますよ。