
20数年前に、庭に植えた檸檬の木は、花後に小さな実ができるのですが、
ようやくレモンらしい形になったなと喜んでいると...
なぜか「ぽろり」と、落ちてしまい...未だに収穫に至ったことがないのです。
原因を調べて改善を図るというような建設的な手間をかけてあげていないので、ずっと情けない現状維持です。
でも、大いに役に立っていることもあるのですよ。
毎年、この檸檬の木からたくさんの揚羽蝶が飛び立っていきます。
と言っても、幼虫たちは蛹になる瞬間を迎える直前には、どこかへ姿を隠してしまうので
「檸檬の木から飛び立つ」というようなドラマティックなシーンに遭遇することはできないのです。
少しばかり美しく表現をしてみただけですよ。
それでも、揚羽ママたちが産卵する様子を、そっと眺めたり、旺盛な食欲を見せて日々成長していく
幼虫たちの姿を確認することは嬉しい時間です。
そして...数年前からは、幼虫たちの姿を見ることを孫が楽しみにしていることが、私の張り合いにもなっています。
昨日は、夏に備えてグリーンカーテンの準備を始めて...作業中に「虫喰い状態のレモンの葉」をみつけました。
少なくとも我が家では、レモンの葉が虫食い状態なら、その日はアゲハ保育園の開園日に決定なのです。
![]() | ![]() すぐ近くに、他にも数枚の証拠をみつけました。 当然、周辺の枝の葉を確認しましたよ。 痕跡から、まだ幼い小さな子だと推測できます、少食です。 |
![]() ![]() スルーして下さいね。 ![]() 比較的大きな木なので、他の子たちがいる可能性もありますね。 小鳥の餌食とならないようにと、遠目には小鳥の糞?と 見えるように偽装しているくらいですから、いつも上手に 隠れています。 あっと気付いたときには既に緑色...と言うときも あるのです。 昔の新幹線ひかりのような姿ですよ。 | ![]() |
![]() | ![]() 今年もつぼみはたくさん...近々開花予定のようですね。 |
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幼虫観察に孫が参加するようになってから、幼虫が成長中の檸檬の木は「アゲハ保育園」と命名。
という訳で...昨日から「アゲハ保育園、開園」していますよ、ということになります。
園長は私ということになっていますが、特別な任務はないようなものです。
ただし大切なミッションは、「幼虫第1号を見つけたら『アゲハ保育園 開園』のお知らせを孫にすること」そして...
「適宜、成長の様子を孫に報告すること(画像入りで)」その2点です。
そして最重要ミッションは、頃合いを見計らって「参観日を設定して、孫にお知らせをすること」ですよ。

新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように...
真に平和な世界を築くことができますように...


ただあまりにも食欲旺盛なため、あと沢山の卵が産み付けられるので、いつも枯れてしまい、今の山椒の木はいったい何代目になるんだろう?って言う感じです♪
ちなみにサナギになる時は、もうエサである「葉っぱ」は必要では無くなるので、安全な場所に移動してサナギになるんですって♪
なので、サナギの姿を見ることは出来ないんですが(昔玄関で育てた時は見ることが出来ましたが)庭を飛ぶアゲハ蝶を見ると、我が家の木で育った「アゲハ蝶かも」って思うんです♪
「アゲハ保育園」♪
素敵な命名ですね(*^^)v
あらら...ゆっきんママさんのお家にも揚羽蝶専用の木があるのですね。
山椒は、葉が小さいし、あの勢いで食べられたら大変そうですね。
何代にもわたって...ゆっきんママさんの優しさ、きっとアゲハさんたちも嬉しいことでしょう。
そうなのですか...蛹となったら身動きとれませんものね、安全確保は大切ですね。
私は、揚羽ママたちが産卵に来ると...もしかしたら我が家のアゲハ保育園育ちかしら?
などと、夢をふくらませているのですよ。
園長?同士なのですね、私たち...嬉しいです。