2014年もあと1日。
私にとっては、怒涛の1年でした。
2月から5月23日までの記憶が、飛び飛びにしかありません。
そのなかで思い出すのは、亡き家族が元気だったころの笑顔と、
私に「頼むね」と事業の後始末を託したときの、切ない笑顔。
亡くなってから、そのひとがどれほど友人たちから慕われていたのか、
患者さんたちから頼りにされていたのかを、知りました。
一緒に働いていたこともあったのだから、確かに知っていたはずなのに、
私が知るよりもずっとずっとたくさんの方々に、愛されていたひとでした。
そのことを誇りに思います。
自慢に思います。
そして。
嘆き、歯を食いしばるばかりだった私には、たくさんの友達が寄り添ってくれました。
あるひとは時間を惜しまず傍に居てくれ、
またあるひとたちは遠くからそっと見守っていてくれました。
それが、どれほどありがたかったことか。
どれほど心強かったことか。
「ありがとう」の言葉なんかじゃ到底足りないほど、感謝しています。
みんな、ほんとうにありがとう。
この一連の出来事で、「明日」というものがどれほど不安定なものなのかを、痛感しました。
いつかできたらいいな。 そんな気持ちや夢をたくさん持って生きてきました。
家族亡き後、そのなかのものをひとつずつ消化しています。
無論、しようとしても可能なこととそうでないことがありますが
できるだけ自分の心に寄り添って、実行しています。
いざやってみると思うようにいかず、もどかしさや悲しみを感じることも多いけれど。
出来る限り「今日」を目一杯楽しんで、丁寧に生きようと、只今努力中です。
そんななかで、新しいひとたちとの出会いもありました。
私が紡ぐものたちを「好き」だと言ってくださるその方々にも、日々温もりを頂いています。
絶望の悲しみのなかにいても、喜びはちゃんと生まれてくるものなのですね。
ありがたくて、しあわせです。
来たる年が、すべてのひとにとって穏やかで輝かしいものになりますように。
みなさま、よいお年をお迎えくださいね*
P.S. 喪中ですので、このブログでも新年の祝辞は遠慮させていただきます。
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