parismaris's days*

秋の色、いろいろ (庭だより*2021.晩秋)

秋が深まってきましたね。

わが家の庭もついに晩秋の景色となり、時折吹く木枯らしに冬の気配をも感じるようになってきました。


そんな庭の様子を、いつもと同じように記録代わりにここに残しておきたいのですが…

このところイレギュラーな病院通いが続いていて、躰はだいじょうぶなのですけれど、検査に次ぐ検査で気力と体力の消耗がひどいうえに、生活リズムも狂いまくって落ち着かず、ほとんどカメラに触れられていなくて。

なので、今日は画像がやや控えめな(苦笑)『庭だより』です。



イロハモミジ

庭には、高さ7メートルを超えるものを筆頭に3本のイロハモミジが植わっているのですが、最も日当たりのよい場所に育つ木から順に染まっています。




それらの木を遠目に見れば、全体が濃いオレンジ色。

ですが、近づけば、枝や葉のそれぞれは、こんなきれいなグラデーション*




眺めているだけで心が浮き立つ、見事な自然のパレットです。



カシワバアジサイ

こちらもまた、重厚感のある素敵なグラデーション。

葉が、緑から深い紅へと色を変えていく様子が、よくわかりますよね*



バラ オードリーヘップバーン

夏の終わりにひどくハダニにやられて薬も効かず、一度すべての葉を毟って丸坊主にしたのですが、その際の思い切った夏剪定が功を奏したのか、みるみるうちに新しい葉を茂らせての、この開花。

ちょっと花びらの数は少ないようですけれど、大きく香り高く、よい色に咲きました*

まだまだたくさんの蕾をつけていて、咲く気まんまんです(笑)



バラ ムーンスプライト

春に購入した新苗を、この地の厳しすぎる暑さから守りつつ、株を太らせることだけに集中して育てたら、この秋、こんなにもきれいな花が咲きました*

古くからある品種だそうですが(1956年アメリカ作出)、私は見るのも育てるのも初めてだったので、とっても嬉しい!




咲き始めは、こんなまぁるい、カップ咲きに近い姿。

開くにつれて内側のこまかい花弁が現れて、ロゼット咲きらしいクラシカルな姿になります。




中心からの、色のグラデーションが見事です。

花の真ん中から、光が生まれ出てくるみたい。



ミニバラ プリンセス・オブ・インフィニティ

ポットローズとは思えぬほど、大きな花を咲かせる品種です。

初夏に咲く花は澄んだピンク色でしたが、秋はこんなセピアピンクな、アンティークカラーに*



葉も花も、秋の色はほんとうに深みがあって、ほれぼれします。

まもなくやってくる本格的な寒さで庭は色を失いますが、それまでのしばしのあいだ、こうやって静かに嬉しく、眺めていたいと思います。


* * * * *

遅れること、はなはだしくはありますが…
記録ついでに、先日の月食の写真も。



暖かな夕べだったので、月が欠けて再び満ちていく様子をじっくりと見ることができました。


まだもう少し病院通いは続きますが、終わったら自分を存分に甘やかしてやろうと思います😋 

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