春から、小学校と幼稚園へ入る、甥と姪。
感染症禍のこのときゆえに、小学生は入学時から、園児は年少さんの途中から、マスク必携(着)なんだそうです。
…ということで。
彼らのために、こどもサイズの布マスクを縫いました*
まずは、ご陽気男子の甥用。
こどもたちのマスクと言えば、甥の通う幼稚園でも某"鬼を滅する"アニメキャラクターをイメージしたものが大流行しているのですが、甥は全く興味ないらしく(笑)
それよりも、ロボットヒーローものや、某"しんちゃん"アニメが大好きなようです。
ステイホームの折柄、生地はすべて、手元にあったハギレで。
ランドセルを背負うというのに、恐竜柄やくまさん柄では幼稚すぎるかしら…と、かなり悩んだのですが。
いかんせん、オトナ服ばかりを作る私のソーイングルームに、少年が好みそうな生地などあるわけもなく、こんなありさまとなりました。
そんな中でただひとつだけ、甥が喜びそうな生地でも、1枚。
彼がやたらとお尻をプリプリさせるようになった元凶(失礼)の、キャラクターものです。
カットクロスをたまたま100円ショップで見つけたので(版権モノのプリントかつダブルガーゼなのに、108円! そのかわり笑っちゃうくらいミニサイズだったけど w)、即買い。
いやもう…こどもを持たない私の人生で、“しんちゃん”柄の生地を手にする日が来るとは思わなかった(笑)
そんな私が“しんちゃん”を見つけて飛びつくんですもの、自分で自分にびっくりです。
伯母馬鹿ここに極めり、って感じ( *´艸`)
そしてお次は、ダイナミックお転婆娘の姪用。
こちらも有り物のハギレにて。
甥や姪がもう少し幼かったころに作った、スタイや洋服の残り布ばかりです。
なので思いがけず、この写真を見た妹(彼らのママ)が懐かしがって喜んでくれたので、よかった*
問題は、『マスク』の概念を未だ持たない、姪がつけてくれるかどうか。
彼女、絶対に嫌がりそうだもん…
お顔につけられた途端にむしり取って、ちからいっぱい投げ捨てそう。
針を運びながらその絵面がありありと浮かんでしまって、ずっと笑っていたのはナイショです(笑)
すべてのマスクの内側は、オフホワイトの国産ダブルガーゼ。
これだけは、付き合いが長くて信用のおける店で求めています。
そして、着用するときにその上下を間違えないよう、『上』になるほうへ糸で印を入れました。
「このバッテンがお鼻に乗るようにつけてね」と、こどもには教えてあります。
あ、ちなみに、画像のマスクに紐がないのは、先方で入れてもらうため。
少し離れたところに住む私は甥たちに会えなくて(もちろん感染拡大防止のため)、細かなサイズ調整ができないので、ゴム紐だけは彼らのママに通してもらいます。
決して遠くはない地に住みながらも、一応『県』をまたいでいてわずかに拡大状況も異なるので、会わない選択をしている私たち。
そうしているうちに育ち盛りの甥や姪の躰はどんどん大きくなって、言うことも一丁前になって(笑)、おまけに乳歯が抜けたりなんかもしていて…「かわいい時期を見逃している」感が半端ありません。
妹からたびたび送られてくるこどもたちの写真や動画に、彼らのおばあちゃんである隣家の母と共にまなじりを下げまくりつつ、「くそぅ、コロナめ…!」とその実物が見られないことにギリギリ歯ぎしり。
それでも、感染症禍なんてなんのその!の笑顔で、彼らが元気に過ごしてくれていることに日々安堵し、癒されてもいます。
早くみんなで会えようになるといいね。
そして何よりも。
この春の、全国の幼稚園や学校、フリースクール等々の卒園卒業、入園入学の式典が、無事に執り行われますように。