parismaris's days*

クリスマスローズが、花ざかり* (庭だより*2024.春)

ずいぶんのご無沙汰をしてしまいました。

それもこれもすべて、スギ花粉のせい!!!

躰に合った薬を飲んでいてなお、意識が朦朧とするほどのアレルギー症状が出ていて、気力と集中力を著しく欠きながら、ゾンビのように生きています。

(無理…今年はほんまに無理… 何事にも集中できず、阿呆になった気分…)


そんな迷惑至極なものを運んでくる風が吹くと時を同じくして、わが家の庭も春のはじまりの景色となりました。

今日は、その庭でいま満開となっている、クリスマスローズが主役の『庭だより』です*



『ニゲル』

原種系のヘレボルスです。

例年ならば、ちょうどクリスマスのころから咲き始めるのですが、今年は暖冬ゆえか(クリスマスローズは寒さが大好きなので)開花が遅れに遅れて、今が盛り。

お正月が過ぎても蕾がひとつも上がってこなかったので、ずいぶん心配していたのですけれど…元気そうでよかったよかった*




真白に咲いたのち、徐々にこんな夕焼け色へと姿を変えていきます。

ここまで極端に色が変わるクリスマスローズは、ニゲルだけ。



童仙房 “氷の薔薇”シリーズの『ロザリー』

ニゲル交配種だけあって、とんでもなく強健。

有茎種らしい太い茎で、真っ直ぐ伸びやかに咲くので、切り花にも向いています。
(クリスマスローズは水揚げが悪いので、湯揚げの作業は必須ですけれど)




ただ…ちょっとばかり個性の強い色&姿なので、株の生長とともに、雑木ばかりの地味なわが家の庭では、浮き気味になってきています(苦笑)

私は嫌いじゃないんだけどなぁ…
(もうひとりの庭主である母が、ブツクサ文句を言ってます w)



横山園芸 『ブラックスワン』

とても小さな苗で手に入れたので、花を咲かせるようになるまでに、長い年月がかかりました。

ガーデニングに何よりも必要なのは、忍耐ですね(笑)




けれど、そのかいあって、今年は爆咲き。

花の色も一段と深い黒となり、その名の通りに、それはそれはシックに艶やかです*




わが家で30年超ものあいだ咲き続ける、平咲きです。

八重咲き品種が人気の昨今ですが、これを見て育ったせいか、私は一重のクリスマスローズがいちばん好き*




こんなにも長い年月、咲き続けてくれてありがとう。




そしてこれは、上記の平咲きが何らかの品種と勝手に交配して生まれた、実生の平咲きさん。

やわらかな桃色と、控えめなスポット(斑点)が、そばかすの少女みたいで愛らしいでしょ*




こちらは、そばかすいっぱいの(笑)、白花。
一重咲きです。

今の庭を造ったときに植えてもらった、13年目の株。

庭の二か所にたくさんの株が植わっているのですが、今年は全体的に花数が少なくて、淋しいです。

それでもよく見ると、根元に小さな蕾がいくつもあるので、盛りはこれからかしら。



片山農園のセミダブルのピコティ(覆輪)

白×桃色の覆輪の花がほしくて探し続けていたときに出逢った、お気に入りです。

セミダブルの部分の色が、本来よりちょっと薄めに出てしまいましたが、これから頑張って株を太らせていきます。




覆輪の、このグラデーション…!
ほれぼれしちゃう*


そしてここからは、昨朝の景色。



3月だというのに…お彼岸の中日の翌日だというのに…目覚めたら庭が雪景色でした。




雨戸をあけて、一番に出た声が、「…は??」。

思わず、スマホに表示されている日にちを確認しちゃった(苦笑)




爆咲きしているビオラたちも、ご覧の有様。

葉や花がしもやけを起こしてしまうのではと案じましたが、幸いなことに、この朝日に照らされて、2時間足らずですべての雪が溶けました。


今冬はほんとうに暖かくて、厳寒期にさえ舞う雪を二度ほど見ただけで、積雪はなかったのに、なぜ今になって…!

なんとも驚いた朝でした ( *´艸`)

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