parismaris's days*

杜鵑草、ふたつ。

わが家の庭に秋の深まりを告げる花、ホトトギス(杜鵑草)が咲きました*




こちらが普通の(?)ホトトギス。

この色、この模様、このかたち。
見れば見るほど、前衛的。






こうして真横から眺める姿も、これまたなかなかにアヴァンギャルド。






そしてこちらは、キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑草)。

これは園芸品ですが、自生地(和歌山県)のものはレッドデータブックで絶滅危惧II類に分類されているそうです。


この鮮やかな色、ロウのようなツヤ、釣り鐘型の大ぶりな花(わが家のもので4センチほど)、そして内側だけに描かれた点状模様。

枝垂れ連なって咲く姿の壮麗さとともに、『上臈(貴婦人)』の名がつけられたのも頷けます。



どちらのホトトギスも、もともとは山里出身の、鄙びた花なのですけれど。
よくよく見れば、こんなにもユニークでこんなにも素敵*

自然のデザイン力って、すごいですね。

コメント一覧

ぱりまり
写遊人さんへ*
ご覧くださってありがとうございます。
写遊人さんにお褒めいただけるなんて…光栄です*

私も草花を育て、眺め、こうして写真に撮って楽しむことで、たくさんの安らぎや癒しを得ています。
いいですよね、花を愛でる時間って*

最近、思いがけず三脚を手に入れて、まずは室内で使い方を勉強中です。
早く庭でも使えるようになりたいな。
写遊人a
久しぶり
久しぶりに花の写真を拝見いたしました。何んだか花を見るとホットします。安らぎを感じるのですかネ。
いつも綺麗に撮されていますネ。
ぱりまり
けいさんへ*
確かにこの形とこの色柄は、見るひとによっては居心地悪く感じられるものかもしれませんね。
私の植物にまったく興味のない親友も、わが家のホトトギスを見たときに「これ…毒あるの?」と聞いてきましたもの(苦笑)
(そう言われてみると、確かに毒々しいかも Σ(゚ω゚) )
遠景で見る草の姿は、なかなか鄙びていて趣きがあるんですけれど。

あらやだ、『アヴァンギャルド』って死語だったかしら。
いやん、年齢がバレちゃう~!(笑)
けい
ホトトギスは
どういうわけかこのホトトギスは苦手なのです。母の庭にもあるのですが、母は気に入っているからわたしに「咲いたよ」と教えるのですが、わざわざ見に行くこともせず。
たぶんこの点描が苦手なのだと思います。だから写真のキイジョウロウホトトギスを見たとき、ホッとしました。内側に遠慮がちに点描があるというところも気に入りました。我が儘ですね、わたしは。ホトトギスは何も悪くないのにね。
説明のアヴァンギャルドという言葉がとても新鮮に響いています。久々に目にした言葉です♪
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