2つ前の記事の続きです
今日はゆうきくんのお話。。。
ちょっと長くなっちゃいますがお付き合いください
ゆうきくんは
今から16年前の6月12日に3,380gで元気に生まれました
母子共々退院して家で過ごしていた夜中
急に呼吸困難になり救急車で運ばれました。
検査の結果「先天性の心臓病」で生後13日でまず1回目の手術を。。
大動脈が切れていたので太ももの血管を移植したそうです。
生後4ヶ月弱で今度は
心室中隔欠損(穴が開いていた)で2回目の手術を。
その後は順調に成長し幼稚園に上がる前と小学校に上がる前に
赤ちゃん時代の手術の後遺症で心臓近くの血管にコブが出来ていたのを切り取る手術をしたそうです。
入院している以外はとても元気で食事も水分も制限なく
運動制限もリレーなどがんばらなくてはならないものはダメでしたが、自分で走るのもOKで伸び伸びと過ごしていたようです
その後小学校に上がり1年生の夏の7月
夏休み前最後のプールの時間におぼれて心肺停止。。。
たまたま医大病院に近く、ゆうきくんの主治医の先生が学校に飛んできて下さり、心臓マッサージをして貰えた事、ゆうきくん担当のスタッフがその時病院に揃っていた事で息を吹き替えして「ゆうきはとっても運が良かったのよ」と久美りん
その時久美りんがゆうきくんの手を握ったら
(ぼく、どうしたらいいの)とゆうきくんの声を感じ
(あなたは強い子だから大丈夫よ)と何回も何回も伝えつづけたとおっしゃっていました。
強く手を握って握りすぎて手が震えていたので
ゆうきくんの妹の1歳ちょっとのさやリンが走って来たとき
(ごめんね、今手が震えていてあなたを抱っこ出来ないの)と
心で伝えると「うん!」とうなづき静かにしていたそうです。。。
命が助かったゆうきくんは植物状態でしたが
1年間の入院の中でヴァイオリンを聞いた時に
指を動かしてるのを発見「奇跡だった」と。
その後あけぼの医療センターで7年間過ごす事に
コミュニケーション手段がなかった彼ですが
4年生の時にパソコンと出会います
そしてアシストしてもらいながら
パソコンでゆうきくんが話をしてるのを発見
はじめは不随運動だなどと言われてた様ですが
ゆうきくんしか知らないことを答えていくうちに
皆が「ああ本当に話せてるんだ」と実感
それから≪詩≫や≪絵≫を書き
笑顔も出るようになったそうです
土・日は学校がないから嫌いだったり
女の先生が大好きだったり
久美リンがピアノを弾くといつもむせてたのはゆうきくんが「一緒にうたってた」事がわかったりと。。。
たくさんの気持ちとメッセージを残してくれたそうです
自宅からゆうきくんのいる所までほぼ毎日通っていた久美リン
時間に追われ、信号を読みながらの年月だった様ですが
1度も病気になったり、倒れることがなかったそうです
それまで体がとても弱かったんだよ~と
家族やまわりの“愛”に囲まれていたゆうきくん
昨年11月20日に天使となって空に旅立ちました
そして
天使になった今でも
たくさんのメッセージと出会いを
プレゼントしてくれています
久美リンが言ってました
「母親ってすごい子どもの為なら、子どもを守る為なら、どんな事でも出来るんだ~」
「親は子どもによって育てられ強くなる。でもいっぺんにそうなるんじゃなくて少しずつ、少しずつ、気が付いたらそうなってた」
「子どもには母の(父もかな)心の言葉が通じる何かあっても決してあきらめないで」
「私があきらめなかったのは、歯医者さんの先生に“1度勝ち取ったものは思い出せる。今は忘れてるだけ”と教えていただいたから」
「もう1つ。。。
母親と父親では感覚が違う。病気や障害の子にかかりきりになるととても父親は孤独感を感じる。。。だからコミュニケーションをとり、パパも一緒にね」
。。。久美リンの大きな大きな愛を感じた取材でした
そして,ゆうきくんの大きな愛も。。。ありがとう
とても長くなりましたが
ゆうきくんの詩を紹介して終わります
パソコンが出来るようになった時に
おかあさまの久美リンにはじめて送った詩です
≪100てんをあげる≫
よみきかせをしてくれて
ゆうきは
100てんを
プレゼントを わたしたい
うちでピアノをききたい
好きなりょうりをたべたい
100てんをおかあさんに
まるを
おかあさんに
はなまるを
おかあさんに
プレゼントしたい
ゆうき
(みかえる)
今日のパルフェは
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今日はゆうきくんのお話。。。
ちょっと長くなっちゃいますがお付き合いください
ゆうきくんは
今から16年前の6月12日に3,380gで元気に生まれました
母子共々退院して家で過ごしていた夜中
急に呼吸困難になり救急車で運ばれました。
検査の結果「先天性の心臓病」で生後13日でまず1回目の手術を。。
大動脈が切れていたので太ももの血管を移植したそうです。
生後4ヶ月弱で今度は
心室中隔欠損(穴が開いていた)で2回目の手術を。
その後は順調に成長し幼稚園に上がる前と小学校に上がる前に
赤ちゃん時代の手術の後遺症で心臓近くの血管にコブが出来ていたのを切り取る手術をしたそうです。
入院している以外はとても元気で食事も水分も制限なく
運動制限もリレーなどがんばらなくてはならないものはダメでしたが、自分で走るのもOKで伸び伸びと過ごしていたようです
その後小学校に上がり1年生の夏の7月
夏休み前最後のプールの時間におぼれて心肺停止。。。
たまたま医大病院に近く、ゆうきくんの主治医の先生が学校に飛んできて下さり、心臓マッサージをして貰えた事、ゆうきくん担当のスタッフがその時病院に揃っていた事で息を吹き替えして「ゆうきはとっても運が良かったのよ」と久美りん
その時久美りんがゆうきくんの手を握ったら
(ぼく、どうしたらいいの)とゆうきくんの声を感じ
(あなたは強い子だから大丈夫よ)と何回も何回も伝えつづけたとおっしゃっていました。
強く手を握って握りすぎて手が震えていたので
ゆうきくんの妹の1歳ちょっとのさやリンが走って来たとき
(ごめんね、今手が震えていてあなたを抱っこ出来ないの)と
心で伝えると「うん!」とうなづき静かにしていたそうです。。。
命が助かったゆうきくんは植物状態でしたが
1年間の入院の中でヴァイオリンを聞いた時に
指を動かしてるのを発見「奇跡だった」と。
その後あけぼの医療センターで7年間過ごす事に
コミュニケーション手段がなかった彼ですが
4年生の時にパソコンと出会います
そしてアシストしてもらいながら
パソコンでゆうきくんが話をしてるのを発見
はじめは不随運動だなどと言われてた様ですが
ゆうきくんしか知らないことを答えていくうちに
皆が「ああ本当に話せてるんだ」と実感
それから≪詩≫や≪絵≫を書き
笑顔も出るようになったそうです
土・日は学校がないから嫌いだったり
女の先生が大好きだったり
久美リンがピアノを弾くといつもむせてたのはゆうきくんが「一緒にうたってた」事がわかったりと。。。
たくさんの気持ちとメッセージを残してくれたそうです
自宅からゆうきくんのいる所までほぼ毎日通っていた久美リン
時間に追われ、信号を読みながらの年月だった様ですが
1度も病気になったり、倒れることがなかったそうです
それまで体がとても弱かったんだよ~と
家族やまわりの“愛”に囲まれていたゆうきくん
昨年11月20日に天使となって空に旅立ちました
そして
天使になった今でも
たくさんのメッセージと出会いを
プレゼントしてくれています
久美リンが言ってました
「母親ってすごい子どもの為なら、子どもを守る為なら、どんな事でも出来るんだ~」
「親は子どもによって育てられ強くなる。でもいっぺんにそうなるんじゃなくて少しずつ、少しずつ、気が付いたらそうなってた」
「子どもには母の(父もかな)心の言葉が通じる何かあっても決してあきらめないで」
「私があきらめなかったのは、歯医者さんの先生に“1度勝ち取ったものは思い出せる。今は忘れてるだけ”と教えていただいたから」
「もう1つ。。。
母親と父親では感覚が違う。病気や障害の子にかかりきりになるととても父親は孤独感を感じる。。。だからコミュニケーションをとり、パパも一緒にね」
。。。久美リンの大きな大きな愛を感じた取材でした
そして,ゆうきくんの大きな愛も。。。ありがとう
とても長くなりましたが
ゆうきくんの詩を紹介して終わります
パソコンが出来るようになった時に
おかあさまの久美リンにはじめて送った詩です
≪100てんをあげる≫
よみきかせをしてくれて
ゆうきは
100てんを
プレゼントを わたしたい
うちでピアノをききたい
好きなりょうりをたべたい
100てんをおかあさんに
まるを
おかあさんに
はなまるを
おかあさんに
プレゼントしたい
ゆうき
(みかえる)
今日のパルフェは
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最後の詩よかったです。
なんて感激なんでしょう!!!
ゆうきくんはもう天国なのですね。お母さまもとても子供によって成長なさった事でしょう。
ゆうきくんの詩には素直な美しい気持がこめられています。
周りの人にも自分の感謝の気持をつたえられるなんて誰でもできない事です。純粋な魂はきっときっとみなさんを見守ってくれている事でしょう。いいお話を★-(・ε・`ALL Thank You!´・з・)-☆
ゆうきくんがんばったですよね
まわりの方々も。。。
先日ゆうきくんが呼吸困難になって人生はじめての入院時の
看護士さんが毎日書きつづけてくれた“記録”を見せていただきました
毎日病院に行けない家族の為に
細かく生まれたてのゆうきくんの様子が
書かれていました
小児科の看護士さんって本当に忙しい
その中で丁寧に写真入りの記録。。。
すばらしいものでした
ゆうきくんとゆうきくんにかかわる方々が
皆いい人ばっかりだったとおかあさまがお話してくれました
ゆうきくんを介護している時もですが
天国に行ってからもなお
ゆうきくんが色々教えてくれているみたいとも
言ってました~
私達パルフェも
守ってもらったり、教えてもらったりです