goo blog サービス終了のお知らせ 

Paraiso Bookshelf

友だちに、こんな本がよかったよとお知らせできるようにブログを始めましたが、途中で普通の日常報告&旅メモと化しています。

『フォー・ディア・ライフ』

2008年11月30日 | 本棚(ミステリ)
『フォー・ディア・ライフ』
柴田よしき
講談社文庫

いやー、これは良かったですね。
買った後、しばらく放置されていたのだが、風呂桶に別の本を落として、代打に持ってきて読んだ。
解説がピーコさんです!
ピーコさんも「RIKO」シリーズからファンだということだが
この人の書く、硬派な女の人がいいんだなあ。
硬派と言っても、本当のアウトローで本物のヨゴレ。
この本では、医師の奈美さん。(主人公そっちのけ)

シリーズになっているようなので、続きも読もうと思う。

『バスルームから気合いを込めて』

2008年09月08日 | 本棚(ミステリ)
『バスルームから気合いを込めて』
ジャネット・イヴァノヴィッチ 細美遥子 訳
集英社文庫

ビジネスの本を読まずに、娯楽本に走っている今日この頃。
昨日なんか「言いまつがい」を読んで一人で笑ってたし。
完全なる時間のムダ…でもまあ、ストレスが娯楽本で晴れるなら、いいことではないか。(と自分に言い聞かせる)
この『バスルーム』なんて、二回ぐらい読んじゃったもんね。
おばあちゃん、ルーラ、お母さん、ジョー、レンジャー、全ての人との会話がオモロイのが、このシリーズの魅力。
今回は、お姉さんもよかったね。



『フロスト気質』

2008年09月01日 | 本棚(ミステリ)
『フロスト気質』
創元推理文庫
R.D.ウィングフィールド/芹沢恵 訳

もー、たまりません、最高です。
待ち続けた甲斐がある。
クソ忙しくて(フロストに影響された用語)死にそうな一週間、朝の通勤でこいつを読むことで救われた。
しかし、フロストさん、こんなに働いて脳梗塞で倒れないだろうか、それが心配。
読むだけで頭が痛くなってくる激務である。

フロストを好きなキャラクターはいい人だ。
嫌いなキャラクターも、まあ、「出世命」とかわかりやすくて単純で、憎めないお人なのだろう。
本当に嫌なキャラクターが出てこないのも、このシリーズのいいところかもしれない。


正義の裁き

2008年07月14日 | 本棚(ミステリ)
『正義の裁き』
フェイ・ケラーマン 吉澤康子訳
創元推理文庫

ケラーマン夫妻のファンで、(翻訳を)かなり読んでいる。
しかし、こんかいのデッカーシリーズは、かなりエロエロでした…。
ティーンエイジャーの恋の話だから純情ではあるのだけど
こういう濃い恋愛ものを久しぶりに読んだなあという気持ちになった。
もう少しリナに登場いただきたいところ。
しかし、やはりおもしろかったです。
出張の新幹線でも、こういう小説だとやっぱりあまり寝ないものだ。

張り込み

2008年05月07日 | 本棚(ミステリ)
『張り込み』
松本清張
新潮文庫

なぜに今、松本清張かというと、上司が松本清張大好きだってことで貸してくれたのだが。
この上司は、デザイナー出身だが本が好きで、特に日本の推理小説(ミステリっていうより推理小説)が好きなのだそうだ。
やっぱり、企画ができるのは本が好きな人だよなあ。なんて。
私は、国内のミステリはあまり読んでなくて、松本清張も初体験。
さすがに名作だけあって、面白かった!
舞台設定は古いところもあるが、人間は古くない、と感じる。

カスに向かって撃て!

2008年03月04日 | 本棚(ミステリ)
『カスに向かって撃て!』
ジャネット・イヴァノビッチ 細美遥子訳
集英社文庫

扶桑社から異動したのね~。
いよいよ10作目。
おシャレです。おバカです。エロいです。
この無鉄砲さは、尊敬に値する。
「ええ!?そう行くか~」という相当危ない行動が許される予定調和もまた楽しい。

陽気なギャングが地球を回す

2008年02月25日 | 本棚(ミステリ)
『陽気なギャングが地球を回す』
伊坂幸太郎
詳伝社文庫

嘘を見抜く名人、体内時計(絶対時感、て感じね)を持つ人のキャラクターがよかった。
クールだけど仲間同士思いやりあっているところがかわいい。
伊坂さんの本にしては、シンとした恐ろしさは少なかったかな。(←求めているわけではない)

異邦人

2008年01月23日 | 本棚(ミステリ)
『異邦人』
パトリシア・コーンウェル 相原真理子訳
講談社文庫

「おもしろくない」といわれながらも読み続けているシリーズ。
恒例の年末発売で、正月の帰省の新幹線で読むのも恒例。
今や、ミステリ云々よりも、ケイを取り巻く人間関係を知るのを楽しみに読んでいるが、今回も驚く変化があった。
今年の年末にも、続きが出るだろうか。

ミステリ:Ver.1より移行分:2001以前2

2007年10月01日 | 本棚(ミステリ)
『クリスマスのフロスト』
R.D.ウィングフィールド
創元推理文庫
好き!この人の冗談はおもしろい!かわいい! 若い刑事がいけすかないところもいい。最近目につくので 思いきって買ったけど、大分前から出てたんだな。 しかもこのミスで1位。わたしにも、こんなミステリ書く 才能があればなー。

『大きな枝が折れる時』
ジョナサン・ケラーマン
扶桑社ミステリー文庫
アレックスシリーズ、ハマりそう。いまいち面白みに欠ける 主人公なのだが、穏健なわりに命知らず。まあ、あまりアクの強い 臨床心理医ってのも困るだろうけど。

『歪んだ果実』
ジョナサン・ケラーマン
扶桑社ミステリー文庫
なんだかんだ言っておもしろい!一日で読んでしまった。しかしこの人の話は人物名が難しいのか、どの人だったかすぐ忘れる。年寄りか、わたしは。全編子供にキーがあるシリーズのようだが、幼児は自分で問題解決してくれないのでもどかしい。

『フロスト日和』
R.D.ウィングフィールド
創元推理文庫
文庫のクセに1100円する分厚さ。しかし「スイートホーム殺人事件」「サマー・オブ・ナイト」ときて詰まっていた読書が一気に進んだおもしろさ。いいなあ、フロスト。例えほとんど寝てない激務に読むだけでうんざりしたとしても、このダラシナサは快感です。

『ストリート・キッズ』
ドン・ウィンズロウ
創元推理文庫
スラスラ読めたけど…よくわからん。そんなに名作か?少年が主人公だからウケるのか…なんというか日本へ持ってきてドラマにできそうな話。昔の永瀬あたりでオヤジ役は…うーん…

『接触』
パトリシア・コーンウェル
講談社文庫
ついに出た、検死官シリーズの新作。(だったのですこの時は)ルーシーがどんどん成長しているところに時の流れを感じる。ウィンゴーまで死んでしまったし、そのうちマリーノが死ぬ んじゃないかと心配だ。今回あまり出番ないけど。

『グラス・キャニオン』
ジョナサン・ケラーマン
扶桑社ミステリー文庫
アレックスの話し方って村上春樹書くところの主人公みたいだなー。人物造型も。感じがよくて、そこそこモテて、しかし浮気心はあまりない。訳者の文体か?上下巻となると、前半は捜査に全然進展がなく、後ろの方で急にドタバタと謎が解かれるというのがちょっとしんどいところである。

『サイレント・パートナー』
ジョナサン・ケラーマン
新潮文庫
いきなり新潮に?アレックスシリーズはどこがハードボイルドなのか?『ストリート・キッズ』もハードボイルドらしいし、ハードボイルドってなんなんだー。双生児の話は興味があったのだが、最後まで分裂の仕方がよくわからなかった。乱暴に読み流しすぎだろうか。

『仏陀の鏡への道』
ドン・ウィンズロウ
創元推理文庫
わかったぞ!主人公が過酷な目にあう、それがハードボイルドだな!?ニールは若いけど、「それで死なんのかい」という苦境体験とへらず口とで間違いなくハードボイルドの主人公。こうなると、アレックスにももう少しヒネてほしいところですな。

『心の昏き川』
D.クーンツ
文春文庫
長かった!スペンサーはシブかったけど、エリーの魅力はいまいち。謀略ものの好きな人にはおもしろいと思う。

『ヒューマン・ファクター』
グレアム・グリーン
ハヤカワ文庫
ジミな話であった…。家族旅行の友として読了。結局ジミと思いながらもグイグイ読めた。ラストが好み。ミステリー読み慣れて「ああスッキリ」に慣れてたけどこういう終わりもありだよね。あ、今気付いたけどこれってミステリーじゃないな。

『デヴィルス・ワルツ』
ジョナサン・ケラーマン
新潮文庫
これは年末帰省の電車で読了。もはや安心して読めるシリーズとして定着決定。

『ウォッチャーズ』
D.クーンツ
文春文庫
昔表紙に惹かれて読んだ本を再読。いやースパイクかわいいっす。犬飼いたい。『ストレンジャーズ』も再読したが、こっちの方がおもしろかった。

『わるい愛』
ジョナサン・ケラーマン
新潮文庫
『プライベート・アイ』が見つからず…。絶版か。やはり村上春樹を思い出しながら読む。

『行きずりの街』
志水辰夫
新潮文庫
北上次郎が「中年の哀愁」を感じる本として推薦していた。おもしろかったにはおもしろかったが…やっぱり少しオヤジくさいか。

『深夜プラス1』
ギャビン・ライアル
ハヤカワ文庫
今さら何を、と思われそうな名作だけあって、シブい小説。ハーヴェイはこの後どうなったのか?カントンの行く末よりも気にかかる。

『天から降ってきた泥棒』
ウェストレイク
ハヤカワミステリー文庫
こういうくだらないギャグまじりの会話、私は弱い!この軽さが好きだ。

『少女ホリーの埋もれた怒り』
ジョナサン・ケラーマン
新潮文庫
安心シリーズ、『プライベート・アイ』以外はこれで読破。(だったのですこの時は)しかし、このシリーズのタイトルはどうにかならんのか。

『闇の奥へ』
クレイグ・トーマス
扶桑社文庫
興奮したっす。最初は誰が誰か把握できず、翻訳ものは名前がおぼえられん!というオバサンのような気持ちを味わったが、かまわず読んでいったらちゃんとハマった。まあ北上次郎の推薦、おもしろくないわけがないという信頼が支えになっていたんだけどね。

『ファイア・フォックス』
クレイグ・トーマス
ハヤカワ文庫
戦闘機好きにはタマらん!小説だろうなあ。オーブリー、かっこいい。

『狼殺し』
クレイグ・トーマス
河出文庫
よくぞあった河出文庫。これだけトーマス読んでも、防諜機関の名前にピンとこないのがある。イギリスって複雑だなあ。ニッポンには内閣調査室以外にナンかあるのかな?

『ダーティ・ホワイト・ボーイズ』
スティーブン・ハンター
扶桑社ミステリー
重くて参る厚さだが、アタマ悪そうなハチャメチャぶりがおもしろかった。 まさにタランティーノっぽいオチが好き。

『ブラックライト』
スティーブン・ハンター
扶桑社ミステリー
驚きのシリーズ化。なるほど『ダーティ・ホワイト…』は外伝だったのか!しかし、やたら「男の中の男」がいっぱい出てきたような気がするな。

『ブラック・ダリア』
ジェームズ・エルロイ
文春文庫
エルロイはいくつか読んでみたけど、あまりハマらなかった。 何か余韻が感じ取れなくて。(自分のせいです)映画の「L.A.コンフィデンシャル」はすごく良かったのになあ。

『火車』
宮部みゆき
新潮文庫
「ひぐるま」と読んでいたぞい、これ…。スゴイ女もいたもんだ!(ったってフィクションなんだけど)中年が主人公というのがイマイチで、子供は大変に大人っぽい。

『ストーン・シティ』
ミッチェル・スミス
新潮文庫
うーん、長い!おもしろかったし、監獄ものはやっぱり興味深いのだけど、これだけの長さの必要な話とは思えない。

『ドッグ・イート・ドッグ』
エドワード・バンカー
ハヤカワ文庫
なるほど、タランティーノ。しかし、ラストはブルー。主人公はかっこよくて映画になると良さそうだけど後味は悪い。

『水の戒律』
フェイ・ケラーマン
創元推理文庫
恋愛のからんだミステリーとしては、読みごたえがあっていい小説だなと思った。ユダヤ教という異質な世界が障壁となるところも新鮮、ヒーローの「まとも」ぶりがいいんだなあ。

『寒い国から帰って来たスパイ』
ル・カレ
ハヤカワ文庫
ヂミな話…。ブルーになる暗さ。しかし、スパイって明るいもんのはずがないよな、と妙に納得。

『聖と俗と』
フェイ・ケラーマン
創元推理文庫
なかなかスッキリと実らない恋愛小説として読んでいるような気がする。続編を買うのが楽しみだ。

『サマー・オブ・ナイト』
ダン・シモンズ
扶桑社文庫
少年が無惨に死んでしまうの悲しい話。しかし、メチャメチャファンタジー。この辺の大人どもは何をやっとるんだ!と始終思いながら読んでしまった。(ファンタジー読む資格なし)

『殺人容疑』
D・グターソン
文春文庫
高倉健主演の図が浮かぶ…(と当時思ったけど、工藤ゆうきがヒロインやった以外のキャストは忘れたなあ)日系アメリカ人の苦労など、大河ドラマになりそうな話。単なるミステリーのベストセラーとはひと味違うわけだな。

ミステリ:Ver.1より移行分:2001以前1

2007年10月01日 | 本棚(ミステリ)
『トランク・ミュージック』
マイクル・コナリー
扶桑社ミステリー文庫
いまいちクラい、と思ったハリーボッシュシリーズだが、これは上司と部下に恵まれて大活躍!というところで、気持ちよく読めた。

『ミスター・マーダー』
クーンツ
文春文庫
クーンツでは、久々のヒット作、と思った。マイホームパパの小説家が週刊誌に「Mr.マーダー」とあだなされる、っていう設定が好き。悪のクローンの設定のほうは、さすがに「またかい」という気がしたが。

『フラッド』
『赤毛のストレーガ』
『ハード・キャンディ』
アンドリュー・ヴァクス
ハヤカワ文庫
これ、全てメインの女性キャラの名というのが笑える。ファミリーになっているワキ役たちのキャラクターを楽しめるのが、シリーズものミステリの罠。

『八百万の死にざま』
ローレンス・ブロック
ハヤカワ文庫
「この街には八百万の死にざまがある」というマットの述懐に思わずジーンときてしまう名作だった。アル中が出てくる小説はよくあるけど、アル中が死に至る病だということはあまり考えたことがなかったなあ。

『逃げ出した秘宝』
ドナルド・E・ウェストレイク
ハヤカワ文庫
笑えます。こういういいコメディーは時々読みたくなる。

『狼の時』
マキャモン
角川ホラー文庫
昔読んだ平井和正の「狼男シリーズ」が懐かしくなって選んだものの、死体とか食いちぎりの描写 が詳しすぎて、飛ばし読みしてしまった。またもやナチの登場、ホラーの定番なのか?

『罪深き情熱のマンボ』
ランズデール
角川文庫
これはヒット!ゲイの黒人にストレートの白人という変なコンビの友情がいい。お互いにリンチでぼろぼろになった後で残る気まずさとか、友だちの恋人に抱く複雑な感情がうまく書かれていていい。

『夜のフロスト』
R.D.ウィングフィールド
創元推理文庫
今、続きが本当に嬉しいミステリといえば、フロストシリーズ。堂々たる分厚さも気にならない。今回も、きかん気の「ぼうや」が、なぜかアレン警部に出会えず、フロスト警部に巻き込まれる。ワンパターンといえばワンパターン、だけど「これこれ」と嬉しくなってしまう。しかし、今回のぼうやはそのおかげで離婚までしてしまったのには笑った。こんな仕事に理解のない妻とは、別 れて正解!?

『真夜中の相棒』
T.ホワイト
文春文庫
目黒孝二の『活字学級』に出てきたので探した。 「ホモ?」な関係や、童顔の美青年の殺し屋など、 ミステリー好きに「少女趣味」と評されても仕方ない設定。 だけど、わたしは女なので、言おう。大好きだ!いい!

『戦慄のシャドウ・ファイア』
D.R.クーンツ
扶桑社文庫
今度は、別名北上次郎推薦。後のベストセラー 『ウォッチャーズ』やら『ストレンジャーズ』やらに比べると 先へ先へ、の勢いには欠けるのだが、 キング派かクーンツ派かと 言われれば、ハッピーエンドのクーンツが好きなので、おもしろく読めた。 クーンツでは『ウィンタームーン』が良かった。 この人の書く少年と犬のかわいさは、宮部みゆきのキャラクターに 通ずるものがあるような。(逆か)

『凍てついた夜』
『渇いた夜』
リンダ・ラ・プラント
ハヤカワ文庫
女性版ハードボイルド、の売り文句に釣られました。映画に良さそう。 アル中、顔に傷のある女。

『偽りの街』
『ベルリン・レクイエム』
『砕かれた夜』
P.カー
新潮文庫
これも目黒氏の推薦本。 カタイ、重い!でも最高!ハードボイルドと言えば 主人公の減らず口、これってお決まりのようだけど 彼の減らず口は命がけ。なにせ相手はゲシュタポだ。 死にかけた後で「そうか、これも フェーンのせいだろう」には 声を出して笑ってしまいました。 人によると、「恋人に対して、そりゃないだろう」って感想も。

『初秋』
ロバート・B・パーカー
ハヤカワ文庫
またもや目黒氏推薦の中年本。確かに良くて、会社に着いても 読み続けてしまったが、スペンサーのマッチョぶりには ちとついていけないものを感じる。かっこいいんですけど。

『警察署長』
スチュアート・ウッズ
ハヤカワ文庫
このまま犯人がつかまらなかったらどうしよう! 読まなきゃ良かったと思うかも!とハラハラしながら読んだ。 南部の黒人問題が1つのテーマになっているのだけど 文字ではうっかり、登場人物が黒人であることを忘れてしまう。

『ライトニング』
D.クーンツ
文春文庫
『戦慄の…』の次によく挙げられる作品。だが、ややスピードが鈍る。 ナチが出てくるってのも「そりゃねーだろ」という感じ。 ヒロインと双児の友だちがとてもいい。

『悪い奴は友を選ぶ』
T.ホワイト
文春文庫
『真夜中の相棒』が絶賛されればされるほど「ひょっとして他のは 駄作かも…」と恐れていたが、2回バッチで読めた。ちょっと倒錯ありの 男の友情。頼りない犯罪者がいい味出してます。

『刑事コワルスキーの夏』
T.ホワイト
文春文庫
ぐっと倒錯度アップ。やはり頼り無い犯罪者ジョディが光ってる。 「ジョディ」って日本の「カオル」みたいなもんなのでしょーか。

『殺し屋マックスと向こう見ず野郎』
T.ホワイト
文春文庫
どこまでもワンパターン、情けない犯罪者野郎。しかし、二人とも 死なずにラストを迎えたのは良かった。

『シブミ』
トレヴェニアン
ハヤカワ文庫
1日本を読んでいられたので、一気に読めた。最初はとっつきにくかったけど だんだん加速。やはりアクションものはキャラクターです。 高村薫の作風を思い出しました。

『重力が衰えるとき』
ジョージ・アレック・エフィンジャー
ハヤカワ文庫
これはミステリじゃないですね、すみません。 サイバーパンク&ハードボイルドだそうです。 最後、主人公が不幸でいやな感じだったから続編を 読みたいんだけど、絶版みたいですね。

『暗殺者』
ロバート・ラドラム
新潮文庫
生き残ってくれてスッキリしたけど、 ミステリだサスペンスだっても そうそう主人公は死なないのね。将軍がシブかった。カルロスはどーなったんだ。

『覆面作家は二人いる』
『覆面作家の愛の歌』
北村薫
角川文庫
とてもほのぼのと笑えた。いいなあ。あれほどファンが多いのもうなづける。兄弟のやりとりもいい。

『愛しい人の眠る間に』
メアリ・ヒギンズ・クラーク
新潮文庫
もう一冊読みたいってわけではないけれど、読みふけってしまった。 こんなお父さんだったら、そりゃファザコンにもなるぞ。 お母さんが、また素敵。いい女。