
『高慢と偏見、そして殺人』
P.D.ジェイムズ/羽田詩津子
早川ポケットミステリ
☆☆☆
オースティンの中でもやっぱり、『高慢と偏見』は良いなー、と思う私にとって、キャラクターを楽しむお楽しみ本。
作者は有名なミステリ作家だし、たぶん他の作品も読んだことあるし、内容もきちんとしたもんなんでしょうけど、
読みごたえ云々というよりは、ダーシーとエリザベスのその後、というのが楽しみで買った。
その意味では、ダーシーくんとエリザベスさんの活躍は少ないのが残念。
身分の高い貴族だからあまりドタバタできないんだろうな。
ダーシーくんもそんな性格だし。
最近、読み返さない本は捨てるよう心がけているけど、この本はお楽しみとしてとっておくことに。
表紙もなかなかオシャレです。