『説得』
ジェイン・オースティン/中野康司訳
ちくま文庫
★★★★
ジェイン・オースティンは多分、どれを読んでも楽しいんだけど
文庫が高いので(笑)、少しずつ読んでいる。
『説得』は、最後の完成した作品と言われていて
やはり完成度が高い作品と思う。
『高慢と偏見』ほどコメディ色はないのだが、
ヒロインのお父さんの准男爵とお姉さんなんて、気位が高くて浪費家で
なかなかバカで(失礼)面白くて、もっとはじけてほしかったぐらい。
ヒロインはものすごく賢明で
一歩間違うと嫌味になるんだろうけど、そこはオースティンの筆力か
とても好感が持てて、応援したくなるヒロインなのだ。
次はどれにしようかなあ…。

『塩の街』
有川浩
角川文庫
★★
実家で母の本をかりて読んだ。
意外に、母の本棚には、ベストセラーがはいっているのだ。(『阪急電車』もあった)
もともと、電撃文庫だったということもあって
非常に読みやすくて、キャラクターもよい。
震災前に書かれたものだけど
震災後の日本においては、非常に現実味があり、預言的ですらある。
しかし、ツンデレ系青年と、天然系少女のカップルは
ちょっと少女マンガ的だったかな~。
一貫して、ストレートな愛情を書きたい人なのかなあと思う。

ジェイン・オースティン/中野康司訳
ちくま文庫
★★★★
ジェイン・オースティンは多分、どれを読んでも楽しいんだけど
文庫が高いので(笑)、少しずつ読んでいる。
『説得』は、最後の完成した作品と言われていて
やはり完成度が高い作品と思う。
『高慢と偏見』ほどコメディ色はないのだが、
ヒロインのお父さんの准男爵とお姉さんなんて、気位が高くて浪費家で
なかなかバカで(失礼)面白くて、もっとはじけてほしかったぐらい。
ヒロインはものすごく賢明で
一歩間違うと嫌味になるんだろうけど、そこはオースティンの筆力か
とても好感が持てて、応援したくなるヒロインなのだ。
次はどれにしようかなあ…。

『塩の街』
有川浩
角川文庫
★★
実家で母の本をかりて読んだ。
意外に、母の本棚には、ベストセラーがはいっているのだ。(『阪急電車』もあった)
もともと、電撃文庫だったということもあって
非常に読みやすくて、キャラクターもよい。
震災前に書かれたものだけど
震災後の日本においては、非常に現実味があり、預言的ですらある。
しかし、ツンデレ系青年と、天然系少女のカップルは
ちょっと少女マンガ的だったかな~。
一貫して、ストレートな愛情を書きたい人なのかなあと思う。
