風に吹かれて マメタロウ

途中下車した看護師のつれづれです。癌治療の後遺症と付き合ってきた母の介護を中心に書いてあります。

フェルデンクライスメソッド

2011年01月24日 | 仕事のあれこれ

フェルデンクライスメソッドをいくつか教えてもらったので、とりくんでいます。腰椎骨盤、胸郭、肩。ゆっくりと、体の動きを感じながら動く。呼吸は止めない。疲れたら休む。無理はしない。頑張らない。痛みで筋肉が硬くなる感じがわかっってきた。ということは周囲が緩んできたからなんだろうな。

理学療法を受けてみて、心底思ったのは「この人たちやっぱりプロだー!」ってこと。まあ、当たり前のことなんだけど、実感しました。

もうひとつの話題はtwitterで出会った言葉。とても感銘を受けたので記しておきたいと思います。(以下転載)

大事にしたい人がいるなら、大事にできるうちに大事にした方がいいよ。

仲良くしたい人がいるなら、仲良く出来るうちに仲良くしておいた方がいいよ。

人間なんて、本当に、ふとしたきっかけで二度と会えなくなったりしてしまうものだから。

吃驚するほど簡単に、どこか ...


理学療法を受けて

2011年01月19日 | 仕事のあれこれ

ストレッチ、マッサージをしてもらっても、次の時にはまた緊張しちゃってる。

なんだか、やっていただくPTさんに申し訳ないみたい、、、

力を抜いてるつもりだけど、触れられるとまた、一段階力が抜けていくのがわかる。

やっぱり筋肉が緊張してるんだな。習慣ってこわい。

今日は、肩甲帯を柔らかくする体操を習った。自主トレだ!

 

 


頚椎症性神経根症

2010年12月21日 | 仕事のあれこれ

肩と腕が痛くなってから、「体の動き」に改めて関心を持った。

体の硬さはもともと感じていたし、運動も経験無し。でも、健康には自信があって、「元気だけがとりえ」だったのだ。長年の動きの結果で体を痛めてしまった。「頚椎症性脊髄根症」で、左腕が痛くて痺れて使えない。

麻痺のある方の介助を長年してきた。基本的には「ボディメカニクス」を教わり、実践してた。腰痛もなかったし、昔は「一人でやる」風土だったけど今は、二人でやるのが基本だから体は楽に介助してるつもりだった。でも現実は自分の体に現れてしまった。
「自分の体を守れていなかった」---

 そして、母の介護をしていても、寝かせたり起こしたり、つい、反射的に介助しちゃう。「今の母にできること」は何かを感じられない自分がいた。

まず、自分の体と向き合うことが必要だと感じる。

体の動きについて知りたい。

 


脊髄損傷の痛み

2010年09月23日 | 仕事のあれこれ
眠れない夜に苦しんでる患者さんがいました。退院してしばらく経つけどどうされているのか気になります。

「悪魔に苦しめられる。」「足がぐちゃぐちゃになった。」など10分おきのコールが頻繁に続く日々でした。看護スタッフにとっても厳しい日々でした。
脊髄損傷のリハの方でこんなに苦しそうな方はすくない。
異常知覚について尋ねると「耐えてるんだよ」っておっしゃる方はおおいですが。

内服コントロールもマッサージも付き添うことも心理の対応も、、、出来る限り対応したけど大きな改善はなく退院されました。
ご本人の痛みも心配だけど
奥さんが眠れない夜を過ごしているのではと気になります。

セルフケアで緩和できるような方法があるといいんだけれど、個人差が大きい。
結局痛みを取ることができない。

限界に落ち込むこともあるなー!

だけど、痛みとうまく付き合ってる方も多い。
長年の痛みと付き合っているRDSの知人は脊髄損傷ではなくLLBをつけたアスリート。
「自分とキャッチボールをして痛みと向き合うんだよ」
「そうか、今日は痛い自分なんだ、それでいいじゃない」
「痛い日もあるよ、それもいい日だよ」
「弱い自分でもいいじゃない」と付き合ってきたという。

痛みの解決法は万能策じゃないにしても、こんな所にあるのかも、、、

褒められ体験^^

2010年09月23日 | 仕事のあれこれ
口腔ケア好きだから、いろいろ勉強して、ケアに生かしてたけど、気持ちいいかどうかは「その方のもともとのやり方」に依存するからなかなか満足な結果にならない。
意識障害の患者さんは、良し悪しを伝えることも出来ないですし。
「ベテラン」といわれる年にはなっているけど、そのときの患者さんとは一期一会なんですよね。

歯科医の方が頚髄損傷になってしまい患者さんとして入院されたときに、「歯磨き上手だね」って言っていただいて嬉しかった。専門家に認めていただいたって感じたので(自慢か!?)。

看護師はやって当たり前、出来て当然の業務を期待されているから、「そういえば、患者さんに技術を褒められる経験って少ないなー」と、そのとき感じました(私が下手なだけか!?)。

ナースとであった方、技術をちょっぴり褒めてくれたりすると私達喜んじゃうかも^^