淋しいのはアンタだけじゃない8/25発売 第18号

【淋しいのはアンタだけじゃない】8月25日発売 第18号は
オーディトリーニューロパチーについてのお話になっています。

そう
この稀少な私の耳の疾患であるANがテーマなんですよー

ずーっと前になるのですが、吉本先生と編集のサクライさんのお二人が神戸まで来られ
三宮で取材を受けました。

約3時間、色々聞いて下さって

その後どんな内容の漫画になるのかなーって
楽しみにしていましたが
やっと掲載になりました。ワクワク
待ってましたー
ありがとうございます〜〜。

私の聞こえは、一般的な難聴とは少し違うので
こんな話 読者の方にはつまらないんじゃー？とか思いましたが
お二人は熱心に聞いてくださり

この珍しい疾患を描いて下さること
とても嬉しかったです。
もし、同じ病気で病名に気づかずいる方がおられたら
これを読んで検査に繋がって下さればいいなと思います。


さて、漫画の方はというと
ANについて詳しく描いてあり
とても、嬉しく読ませて頂きました。

ほとんど誰も知らなくて
病名告げても１回や２回聞いただけでは ほぼ、皆覚えてはくれてなくて←（オーディトリーニューロパチーだよ。覚えてね～。）
まだ１人も同病の人に会ったことのない
珍しい病気です。

かわった聞こえ方を　なかなかわかって貰えなくて苦労した私としては

これを本に描いて下さるなんて
本当に感動でした。

特に感動したのが
雑音に弱い聞こえ方について
雑音が入るとどんな風に聞こえるのですか？と尋ねられたシーンです。

取材時、「水の多い墨で書いた、滲んだ文字を読むように
言葉の輪郭がハッキリせずモヤモヤとわからないんです。」
というような事を言ったのですが

それを描いて下さった部分の表現が素晴らしくて
まさにそんな感じーー
っていう、
私の思い描いていた通りのものでした。

読みながらガッツポーズでした（笑）

お二人とも難聴に関しては本当に詳しく勉強されてて
ANに関する検査名や専門的な言葉挟んでお話しても
流れるように会話が続く、、、、

すごーい！よくご存知ですねー、って感動。

この漫画にかける思いの深さや意欲をヒシヒシと感じる事が出来ました。

大変な作業だと思いますが
心より応援しています。

これからも頑張って下さいね


さて、最後にちょこっと

漫画の女性と私はよく似ていますが
ひとりごとの読者の方なら
誰が読んでも「あ、ぷーどるさんだ」ってわかるような内容なんだけどね（笑）

ANに関して、私以外の取材もされているため
それらも交えて脚色されてて私と少し違う部分もあります。

そんな中で

・「倍音の出る楽器は聞き取れない」とあったのですが
私の場合は
「倍音の出ない（オカリナのような）楽器の方が倍音の出る楽器より音を聞き取りやすい」という感じかな、と思います。倍音の出る楽器も聞いて楽しめます。

・私は35歳の時の検査では、OAEはしていません。
心因性との診断もされてなくて
「困るなら補聴器を、」とだけ言われました。

・人工内耳の手術費用は障害者手帳がなくても
高額医療の適応でかなり少なくてすみました。

 

などなど。。。

私のエピソードにとっても似ているため
あれはすべてがぷーどるさんだ、と思った方、
私と漫画の中の人が、ごっちゃにならないでね〜（笑）

ビッグコミック スペリオール
明日発売です。

是非是非読んでみて下さいね。