冥王星より-パピコのブログ

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鉄のインソール(中敷き)

2012年08月29日 16時44分05秒 | 安全靴レポート

実店舗では販売していますが、まだネット販売していない
鉄板入りのインソールがあります。

現在、販売に向けて準備中ですが、問題がひとつあります。

釘などの踏み抜き防止用なのですが、刺さらないと過信してはダメです。

 

最近は関西からはちょっと減っているのかもしれないですが、
(店にあまり来られなくなったので)
震災復旧のボランティアに行く時に鉄板インソールを指示されたらしく
よく買いに来られました。

当初、震災後の4月~6月ぐらいに事故があったと聞いた事がありますが
この鉄板インソールを普通のスニーカーへ入れて、刺さって怪我したらしいです。

この鉄板インソールも踏み抜きのJIS規格があり、
鉄板インソールのJIS規格というよりも安全靴の踏み抜きのJIS規格があり
その規格を鉄板インソールが満たしているという事です。

それによると100kgです。
http://www.anzengutsu.jp/about/jis.html

 

要するに体重100kgの人が釘の上にゆっくりと乗ってギリギリ刺さらないという事

なので、物理の計算になるので細かくはわかりませんが
体重50kgでも、ちょっと高い所から飛び降りて、そこに釘があれば刺さります。

バランス崩して踏ん張った時に、釘の上に足があったら、
体重が何キロの人まで大丈夫なので、、、物理得意な方は計算してみてくださいね。

こうゆう事故があったようです。

 

なので今はお店に来られて、ボランティアっぽい人には説明しています。
解体作業などのお仕事の人は知っていると思うのですが、
初めてっぽい人には説明しています。

現在、安全靴として販売されている商品のほとんどは、本物の安全靴ではありません。
本物というとJISマーク付になり、黒い本革製の重たいタイプです。
当サイトではエンゼル製になります。
http://www.e-anzengutuya.net/angel/index.html

 

それ以外のスニーカータイプは、ほぼすべて先芯だけJISの基準をクリアしているだけで
踏み抜き部分は検査もしていません。

JISマーク付であれば、上記の踏み抜き基準もクリアしていますので、鉄板インソールをいれなくても
踏み抜き防止になってますが、それ以外は踏み抜きに関してはどこまでOKかはわかりません。

なので、鉄板インソールが必要なんですね。

JISマーク付に鉄板インソールを入れると強度が倍になります。計算上は約200kgまで耐えられます。
そっと乗ってですが。

 

とりあえず、こんなんですので、鉄板インソールを入れたからといって
釘が刺さらないと過信はされないようにしてくださいね。


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