雨上がり屋日記〜音楽を聴きながら縫うひと〜

歌を聴いたり縫ったり散歩したりごはん作ったり、いろいろしながら思ったこととか考えたこと。

変化恐怖症って名前つけた

2018-08-04 08:35:51 | 日記
このブログ、いったい何様のつもりで書いてるんだろうーーって急に恥ずかしくなり、ちょっと放置してました。笑

読み返したら、誰がわたしのことなんて知りたいんだーー!ってなり、最後まで読めないくらい恥ずかしかった。

でも!これは!
雨上がり屋がもっと軌道に乗って、HPとかできて(いや作ればすぐできるわけだけどそういうことじゃなく)、ちゃんとお店(店舗をかまえるという意味ではなくて)になったとき、あっこんなに前からずっとやっててこんなこと考えてる人が作ってるのねってなるための!準備であって!今読んでいただくためのものではない(いや今読んでくださったらもちろんとても嬉しいのだけど)!

っていう、だいぶめんどくさいブログ(書いてるわたしがめんどくさい)なのです。ふー。


なので、きゃー!って叫んでどこかに隠れたい気持ちを抑えながら書こうと思います。



変化が苦手って話です。

生きてる以上、日々刻々と変化していくわけで、それは誰にも止められなくて、仕方ないけど、わたしは変わってくことが怖くてたまらないのです。

勝手に、変化恐怖症って名前をつけてみました。


これだけは変わって欲しくないってものばかりが変わってしまう気がしてる。特にこの何年か。


ここだけは。これだけは。この人だけは。この人達だけは。って思うものばかりがあっさりなくなってしまったり変わってしまったりする。


よく考えてみると、ここは変わらないでほしいなって思う時点で、たぶん変わる予感がしてるんじゃないかとも思います。

もっとよく考えれば、こんな状況すごく貴重だ!存在が奇跡だ!最高だ!っていう、危ういものが好きなんじゃないかとも思います。


江國香織さんのキラキラヒカルっていう小説が、わたしは大好きすぎて、暗記するほど読んでるんですが、主人公の笑子ちゃんが七夕の短冊に願い事を書くとき、このままでいたいっていうのが本当の願いだけど、そんなの思った時点でもうこのままでなんていられないって、白紙の短冊を結ぶシーンがあって。
本当にそうだなあって思います。本当に大事な願いや気持ちは、言葉にしないほうがいい。
わたしは大事なものを見つけたとき、この白紙の短冊のことを思い出します。いつも。


そんなに怖い、変わってしまうっていうことだけど、変化は失うことでもあって、失うのは悪くないなって最近は思えたりもしてる。それは失ったものは変わらないから。
なんか一周してもとに戻る!みたいな変な感じだけど。
なくなったものや亡くなってしまったひとは、それ以上変わらない。そんな安心感を見つけてしまった。

つまりは、自分の中でずっと持ってるものは変わらないってことなのかな。

失ったものを思う気持ちを払拭するために、新しいものを見つけるやり方もあるし、それも前向きで素敵で、そうして進んで行きたい気持ちもあるけど、自分の中にあるその失ったものを思って、思い出して、あっためているのもいいのかな。

なんて思い始めています。

今まで出会ったりもらったりしたすてきなものや出来事や時間を、ひとつひとつ思い出して過ごしても、残りの人生じゃ時間足りないなー。とか思ったり。




最近娘が好きで聴いてるアーティストさんがテレビで、井上陽水の帰れない2人の続編として作ったと言ってた曲がすごく好きだった。
わたしも、ずっときのうを生きたいって思うこといっぱいあったなーって思った。
好きだなって思う人はどこかで繋がってるよね。帰れない2人って陽水さんと清志郎の共作だもんね。不思議だよね。


吉澤嘉代子さんの 残ってる



好きなものの好きな理由 1

2018-06-26 20:40:33 | 日記
雨上がり屋日記を始めて、書きたいなと思ってたことをとりあえずひと通り書きました。

次は何書こうかと考えてみました。

これは雨上がり屋をやってるわたしのことを知ってもらいたくて書いてる日記。


わたしは誰かを知りたいって思ったときは、まず好きなものを知りたい。そしてなぜそれが好きなのか知りたい。好きになるまでのいろいろを聞きたい。


だからわたしの、好きなものを好きになったいろいろを書こうと思います。



忌野清志郎。




わたしのいちばん好きなアーティスト。


初めて知ったのは高校生のころで、姉の大学の学園祭にRCサクセションが来て、姉がファンになって、友達にレコードを借りてきて(そんな時代ね)家で聴いてたのがきっかけ。

家も狭かったし、CDと違ってレコードは消耗品だから、聴く一回一回が大事で、我が家では誰かがレコードを聴くときには家にいるみんなでちゃんと聴くのが当たり前だった。

母の好きなエルビスプレスリーも、姉が好きなビートルズやローリングストーンズも、わたしが好きなハウンドドッグも、母と姉と3人で座って聴いた。

なにかしながらとかじゃなく、レコードを聴くことだけする時間。


今思うとなんだか贅沢だなー。






それで、RCサクセション。



君が僕を知ってる っていう曲と、キミかわいいね っていう曲を、カセットテープにダビングして何度も何度も聴いた。(レコードは借り物だし繰り返し聴けないからね)


君が僕を知ってる という曲は、


今までしてきた悪いことだけで僕が明日有名になってもどうってことないさ まるで気にしない 君が僕を知ってる


君だけがわかってくれてればいいんだっていう。
人の目ばっかり気になる高校生のわたしには衝撃的だった。




そして、キミかわいいね という曲。

キミかわいいね でもそれだけだね

これを繰り返し、

水のない川ーーエンジンのない車ーー弦の切れたギターーーヤニのない煙草ーー

って!!


かわいくなることだけを目指していた高校生のわたし。またしても衝撃。




だけど、わたしが清志郎を好きになった理由は衝撃的な歌だけじゃなかった。




その頃のわたしは、内に向かってるというかとにかく人と話すのが苦手だった。今は、コミュ障とかいう便利な言葉があって、わたしコミュ障だからなんて言うひとをいっぱい見かけるけど、あの時代はそんなタイプはかなり少数派だったと思う。


少なくともわたしはひとりだった。自分はダメだと思ってた。




それで。

雑誌のインタビューで清志郎が、坂本龍一さんと初めて会ったときのことを話してた。


坂本さんがおどおどしてたから好感が持てたって。


すっごいわかるんです。その感じ。


初対面で相手が自分より緊張してたらホッとするみたいな。

あっこの人仲間だなって思う。



だからね、清志郎もわたしの仲間だなって思ったんです。


いくつになってもうまくはしゃべれない



っていう歌詞の歌もあるし。






仲間だと思ってから、清志郎から影響を受けたものは本当に多い。



アパルトヘイトも清志郎きっかけで知ってすごく勉強したし。



発売禁止になったCDで、原発のこともすごく考えたし。


わたしは結婚はしても親にはならないって決めてたのに、清志郎がパパになって、あっ親になってもそのままでいいんだ!って思ったら子供欲しくなったし。


そして2人の娘の親になったし。





清志郎が空の上に行ってしまった今は、清志郎がいた場所の穴はぽっかり空いたままで、そのまま空っぽのままさみしいままで生きていこうって決めてます。


そして、空の上での再会を待ってる。


だから空の上に行くことだってそんなに怖くない。



仲間がいるからね。





そんなわけで、わたしは清志郎が大好きです。今もずっと。




RCサクセション キミかわいいね





#忌野清志郎
#RCサクセション

鼻歌はどういう時に歌うのかの話

2018-06-18 17:57:34 | 日記
好きな女性のタイプを聞かれて、いつも鼻歌を歌ってるひとって答えた俳優さんを、その答えが素敵っていう理由だけで好きになりました。


この質問の答えってすごく重要だってことを、男性はもう少し理解した方がいいと思う。

この答えで結婚したらどういう旦那さんになるのかが、ほぼわかる気がします!

そして、料理上手なひと。片付けや掃除が得意なひと。みたいな、「条件」を言われると大好きなひとでもあっという間に嫌いになります。笑


この話題はすぐに熱くなるので、鼻歌の話。




わたしの職場のひとの話なんですが。

前の上司が、小さいことでもすぐ怒鳴るようなひとで、毎日毎日男性社員のMさんが怒られていたんです。

耳を塞ぎたくなるようなひどい言葉で怒鳴られているから、大丈夫なのか心配になる。


でも、その直後でもMさんは平気な顔して鼻歌まじりで作業してるんです。

すごく強いひとなのか。それともすごく鈍いひとなのか。

感心するというか、あきれるというか。


それで、その上司が異動になり、代わりに配属されたのは正反対なタイプのとても温厚な上司。

ほのぼのと穏やかな時間が流れる職場!ホッとしました。




そこで、気づきました。




Mさんが鼻歌うたってない!



そっか!



平気だから鼻歌うたってたんじゃなくて、平気じゃないから鼻歌うたってたんだ!



自分を落ち着かせるためとか、気持ちを少しでも明るくするためとか、もしかしたら泣かないためとか。



なんだかんだ、みんながんばってるんだなー。



ひとって愛しいなー。




わたしはやっぱり、ちょっと嬉しいときとか、気持ちいいときにふんふんふーーん♬ってうたうかなあー。


わたしが鼻歌で歌う確率ナンバーワンの歌

タイマーズのデイドリームビリーバー








3日坊主でもゼロよりはマシかもと思う話

2018-06-16 20:05:39 | 日記
熱しやすく冷めやすいというか、始めたことが長く続かないタイプです。


3日坊主というか、ほんとに3日で終わることもあれば、1年以上続くこともある。でも、急にばっさりとやめるってところは同じ。


スポーツクラブや家計簿は典型的な例だし。

おかずの作り置きをするとか。

一週間の夕ごはんのメニューを決めて計画的にまとめ買いするとか。

夜に床を掃除するとか。

朝に床を掃除するとか。

年末の大掃除をやめて月イチで中掃除するとか。

毎日体重体脂肪を記録するとか。

寝る前にストレッチするとか。


思い出したらキリがない。


ちゃんとやってるときは、それをやめる自分なんて想像もできなくて、もう習慣になった!とか自信満々。


それで、家族や友達に得意げに説明する。


みんなが寝静まった夜にホコリが床に落ちるから、朝イチで掃除するのがいいんだって!寝る前にワイパーをベッドの近くに置いといて、起きたときに移動しながら掃除すればあっという間に終わるし、全然苦じゃないよ!とかね。


それを聞いた友達のほうがやってみてちゃんと続けてたりして、朝掃除するのいいね!とか言われて、とっくにやめちゃってるわたしは、朝掃除??なんだっけ?みたいになったり。



だから、スポーツクラブに入るときすごく悩んだ。どうせ続かないだろうって。


でも。
例えば3ヵ月でやめたとしても、全くやらないよりは3ヵ月でも運動したほうがよくない?って思ったんです。


作り置きが1ヵ月で終わっても、その1ヵ月倹約できてたり効率的にご飯作り出来たならよくない?って。


またやりたくなったらいつでもやればいいし。


それより、思いついたことをとりあえずやってみようとする気持ちが大事。

すぐやめちゃうかもだけど、手に取ってみたり一歩動いてみたりできるほうが、絶対楽しい。


そんなふうに思ってます!


ちなみに今やってるのは、明日の夕ご飯を作るっていうやつ。
毎日、明日の夕ご飯を作る。そうすると、きょうの夕ご飯はもうきのう作ってあるってことになる。毎日、明日の夕ご飯の材料を買って帰る。っていうわたしがあみだしたシステム。

欲しいのは、毎日その日の夕ご飯のメニューが決まっててほぼ出来上がってるという安心感。

明日の夕ご飯っていう今やらなくてもいいことを先にやっておくという優越感。

急遽予定ができて夜に出かけることだってできる!

素晴らしいシステム!


もちろん、家族にも友達にも職場の人にも美容師さんにまで説明しました!



いつまで続くかな( ´ ▽ ` )



かりゆし58の Oh!today!という歌。いま始めようみたいな歌です。

ストレスはあってもなくてもイヤなのかなっていう話

2018-06-13 09:46:10 | 日記
眠たいから昼がきらいっていう歌が大好きなんですけど、眠たいのが夜でも朝でもなく昼っていうところがね、わかるんです。すごく。


あんまり眠らないタイプです。だから昼間ずっと眠いんです。

もちろんちゃんと寝たほうがいいのはわかってる。ショートスリーパーなんて言うけど、ほんとはそんなひといないって知ってる。でも。

眠れないのがいやっていうのが、遅くまで起きてる主な理由です。ギリギリまで起きていて、バタンキューって寝たい。それで朝は普通に起きるので、必然的に寝不足になる。


こんな生活を続けてたんですが、最近ちょっと病気をしたりしたこともあって、睡眠時間をちゃんとしようと思いたちました。というか、寝ないと家族に怒られる!笑

で、人並みな時間にベッドに入るようにしたんですが。


まあ寝れない!

全然寝れない!


ちょっと寝たらすぐ目が覚める。寝たり起きたりを繰り返して、早朝(4時とか!)にはもうすっかり目が覚めてしまう。


これ、今までより寝れてない気がする。


なんかストレス感じる。




そこで、わたしは決めました。


ベッドで横になって目を閉じてる時間=わたしの睡眠時間

ってことにする!



眠れないのがなんで辛いかって言ったら、こんな寝れなくて大丈夫かなっていう不安でしょ?それがストレスになるわけでしょ?
なら、目つぶってたらそれが睡眠!ってことにすればよくない?


質のいい深い睡眠だとか、ノンだとかレムだとか、眠り浅いタイミングで起きるだとか、そういうことは全部忘れよう!笑



ちょっと話それるんですけど、前にテレビで、ストレス多いひとの血はまずいから蚊に刺されにくい。みたいな豆知識を言ってたんです。
ちょうどそれを観てたときに、ツイッターで有名なイラストレーターの方が、家族だれも蚊に刺されてないのに自分だけすごく刺されるとか呟いていたので、ふと、ストレスの少ない人は刺されやすいらしいですよっていうリプライをしたんです。そしたら、反応してくださって、しかもすごくショックを受けてしまっていて、そこからちょっと波紋が広がって……ということがあったんです。


ストレスって、だれも持っていたくないものなはずなのに、あなたストレスないねって言われるとなんだかイヤなものなんですね。
なんだか、お気楽でいいわねって言われてる気がするもんね。

ちょっと不思議でおもしろい。



それで、わたしの睡眠時間のその後なんですが、ちょっと遅めに寝てまあまあ眠れてるみたいな感じです!どうでもいいですけど。笑


冒頭の昼が眠たい歌。
森翼さん(赤と嘘)のノスタルジー