やられて許さないって行きついてしまうことには

共通点がある。

「品がない」のだ。

大概のことは許せても、「ああ、今回のこれは駄目だ。一切許せない・・・・」となるときには、やってることに品がない。酷さの具合ではない。品がない。

吉本芸人にみる互助の多発

吉本の芸人さんで不祥事などで謹慎が言い渡された方が「復帰」を目論めるのは、同興行に属しているから、という理由が大きいのでしょうか。しきりに「先輩芸人」さんやら「同僚芸人」さんたちよりの賛意、助力、がこのごろ富に目立ち、正直不愉快なのです。

吉本興業のような大きなパイを背後に持たぬ芸人が、不祥事を起こせば即引退のはずですし、復帰を望むべくもない厳しさが、芸人さんの世界という認識でいましたので、こうも何度も何人も「復帰」を前提に「これからは気を付けます」と言われると、厳しくない世界みたいに見えてくるのが癪でたまりません。

「今後気を付けます」って、今後がどうしてあるの？先輩芸人さんで「あいつも喰えなくて弱ってる」という援護の言葉も、食えなくなるとこまで自分を持って行った「原因」を軽視しすぎています。原因ともども、退場が筋でしょう。

そうして空いたポストに、次の若手が忍び込むめるからこそ、自浄が果たされるのに、どうしたことか、「延命」に助力する方が多いのが気にかかります。実際社会にあって、仕事で失敗したら、責任を負います。リタイアも喰いぶちも失うんです。

そもそも、そんな互助会を応援する気が起きないのです。旬の面白さは若手の台頭にかかっていますし、ベテランは「業界」背負うのですから、どうか本当の意図を見やって、態度表明に慎重であって欲しいのです。

コロナで食い扶持を失う人が今後増える以上、目線の鋭さは鋭角の度合いを強めます。そんなときこそ、芸で食い込んでくるタフさと本物さを示してほしい。

テレビでニューヨークの様子を見てて

セントラルパークではソーシャルディスタンスを忘れたようなヤングの群衆がくつろいでいました。コロナウイルスが勢いを失っていないとしたら、間違いなくぶり返します。

つまるところ、このコロナウイルスというのは「我慢できなくなる」人たちを、ウイルスが見逃すのか、容赦なく伝染しまくるのか、結果で断じることになるでしょう。

「辛抱できなくなる」のが「死んでも辛抱できなくなる」ほどであるときに、本当に死を贖いに受け入れられるんでしょうか。対価としては不当に高いと思います。

油断といえば油断なのかもしれません。辛抱我慢が「個人の自由」の範囲内でいられるかどうかを試してくるウイルス。ある意味とても人間的な疫病なんでしょう。

命あってのモノダネ。うかつさと命が背中合わせの事態。

あら懐かしい

学生時分に一度だけお芝居をしました。制作で入って、あれコレしてる間に3人の主役のうち「スーパーマンタ」になりました。
30年経つんだねえ。早いねえ。
人様よりお金を頂戴するというのは大変なことでした。コロナウイルスで苦しむ皆さんと共にスーパーマンタもどこかで戦っている事でしょう。

ギブミー・ユーモア！

テレビがコロナで制作環境が苦しくなって、芸能人がすごい勢いで衰退してるようです。なんでもお笑いの人の「底力」の厚みが薄いのかどうか、このごろは「文句」を言ってたり、「苦言を呈する」なんていう、普通の人とまるきし同じ目線でいて、「あれ?プロ根性は？」と少々悲しくなりました。

こういう時ほど、ユーモアやウィットに触れたいのにね!渇望してると言ってもいいですよ。武士は食わねどナントやら。今この時に、からりとユーモア発揮した人は、輝くと思うな！