ともらち

大学からの友達と飲みました。
今の話はもちろん、昔の話もたくさんしました。
そこであたしは変な感覚を覚えました。
すごく楽しかったことは覚えてる。すごい笑ったこととか、見えてた景色とか。
でも正確にその時誰がいたかとか、どんな時期だったかまであやふやで、確かめたくても手段がなくて、自分で経験したことなのに、わからない。
どこかのドアを開けたらその時につながれば、目で見て確かめられるのに。
曖昧なものだなあと思った時に、その話をしてわかる人がいる。同じように楽しかったと覚えてる。つらかったことも大変だったことも。私たちにしかわからないこと。これは、普通にあるけど結構かえがたいものだなあと改めて思いました。
記憶を共有するためだけに一緒にいたわけじゃないけど、それはとても大事な事だなあと。
きっとこの人達とは何年たっても無理しないで飲める。
そう思ったら嬉しくなりました。
そしてたくさん話をして、他の人だったら怒るけどあなただから怒れないと、極論だけど誰かを刺しちゃってもまず理由を聞くと、納得しちゃったら責めないと。
あたしはなんでも許してくれるから好きだと言ってるわけじゃなくて、そんな風に思ってくれる人がいることが嬉しかった。
外はふぶいてたけどいい気持ちで帰りました。
あたしには、そんなにたくさんじゃないけど、大事な友達がいて、大事にしてくれていて、あたしも大事にしたいなあと思いました。

酔ってるのでたまには普通にいうのが恥ずかしいことも。

写真は全然関係ないけどイブにみたイルミネーション。木の下から見上げてとったら、花火みたいなかんじに。