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気ままな私の私的秩序

加害者の少年は世代連鎖か。

2005-03-18 22:14:56 | 児童虐待
傷害致死ほう助 母親に有罪判決 名古屋・4歳児虐待死
母親の交際相手(当時高校生17歳)から虐待を受け命をなくした勇樹ちゃんの事件は、加害者が高校生ということもありショックを受けたことを鮮明に覚えている。
今回の判決で母親は有罪を言い渡された。
母親はこの少年からのDV被害者とはいえ、勇樹ちゃんを守るべき人、勇樹ちゃんが一番守って欲しい唯一の人だったのではないか。

今になって、あたかも自分ひとりが少年からの被害者のように訴えているが、法が改正され、DV現場を見た第三者の通報でも逮捕されるが、当時のDV法でも警察に被害届を出せば逮捕されたのだ。
母親と少年だけの間のDVならどうしようと母親の勝手だが、勇樹ちゃんはこの場面を見ることによって心の虐待も受けたのだろう。
この事件を、DVと児童虐待の問題でゴチャゴチャにしてはならない。


加害者の少年は、勇樹ちゃんが食べ物をこぼすことなどから叩いたり蹴ったり殴ったりしていたと言うが、この少年も親から虐待を受けた世代連鎖だったのではないだろうか。
10歳も年上の交際相手と同居する高校生のわが子を、この少年の親は親として見ていたのだろうか、捨てたのだろうか。

DVを言い訳にするこの母親に有罪が言い渡されたことに、私は複雑ながらも安堵した。

2 コメント

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Unknown (るんた)
2005-12-19 15:24:33
あんまり軽々しく世代連鎖言うもんじゃないと思います。

虐待被害者は、自分が親になったとき、また虐待をしてしまうのではないか、こんな自分に親になる資格はないのではないか、と思って苦しんでる人が多いのだとか。

しかも、この世代連鎖はよく言われることですし、 サバイバーさんたちのプレッシャーになっているのも事実。

十分なケアを受ければ、そこら辺の甘ちゃんよりよい親に慣れる可能性だってあるはずです。

もそっと、気遣いのあるコメント、ほしいです。

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Unknown (Unknown)
2010-02-21 10:35:05
自分のブログでどういおうと自由だよね
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