訓練審査会の詳細～おまけ～

その頃ビリーは・・・・
お家で人生２度目のお留守番
当日ギリギリまで連れて行くか連れて行かないか悩んだけど
結局、雨が降っていると遊ぶ事も出来ないし、車酔いが酷いので奈良の会場までの道のりは可哀相
と言う事で、お留守番決定

とは言うものの、出発してからビリー大丈夫かな・・・とDJくんに言うと
「どうせ寝てるわ！たまにはあいつにも試練を与えなあかん！ほんまに甘えたやからな～」
と、お互いに気にしないように自分に言い聞かせ奈良に向かった　



全てが終わり、家に到着　
玄関の前に立つと、中からビリーが扉をガリガリ　普段はそんな事しないのに・・・
扉を開けた瞬間、大慌てで飛び出てくるビリー
DJくんと私の間を行ったり来たり大喜び

「ビリーよく頑張ったね～」と言うと尻尾フリフリ前足をバタバタさせて大喜び
一昔前は、何の感動も無くただ近くに来て、顔が笑ってるだけだったのに・・・



アイラの変化にも驚いたけど、最近一緒にレッスンを受けるようになってから
ビリーにもかなりの変化が見られる
基本甘えただけど、今までそれを表現しなかったビリー。
正直、ビリーと一緒に何かやりたい！と思うようなタイプではないけど
ビリーもレッスンが楽しいようなので、もう少し頑張ってみるか



その内、もっともっとビリーの心の中が見えてくるかもしれない

と、その日１日色んな事を思った訓練審査会でした。

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訓練審査会の詳細～後編～

引き続きCDの審査。ゼッケンNO８番！
その前に、またノーマンを慣らす為あっちウロウロ・・・こっちウロウロ・・・
CDPの前よりは、かなり落ち着き集中もしているようだ

CD試験スタート
と、いきなりちょっとしたアクシデント
私が付けていたプラスチックのゼッケンのピンが外れ、ノーマンの頭に直撃
普段から頭上から落ちてくるものに敏感なノーマン　
まさかの出来事に一瞬固まる私・・・慌てるノーマン
少々笑って誤魔化しつつ・・・慌ててゼッケンを拾い、付けて「あとへ！」と号令をかけ
何も無かったかのように、そのまま脚側を続け何とかクリア

紐なし脚側では、この場所に慣れてきたのか緊張感が無くなり、自由犬に・・・
歩きながら、地面に印で貼っていたガムテープを一瞬臭ったり地面を気にしてフラフラと私から離れたり
このヤロー・・・これが練習ならブッ飛ばしたい所だが・・・・
本番なので穏やかに～我慢！我慢！何だかCDPよりグダグダだったような・・・・

駐立は今回も成功　招呼も同じく斜めってたけどクリア

団体ではまた同じメンバー。
だけどCDは４頭いないといけないので、協力犬のシェルティーがコリーとノーマンの間に入ってくれた

座れの１分・・・少しするとまたしても伏せるノーマンすぐに戻り座らす。
が・・・これは失格だな・・・と諦めた

伏せの３分・・・また鼻ピーピーが始るけど、いつもの音量の半分くらい（笑）
酷い時には、周りに響き渡るくらいずーーーーーっと鳴きっぱなし本当に、何とかしなければ・・・
そんな事を考えながらやっと３分経過。終了～～～～
けど、失格だ・・・
終わってから周りの人に、伏せたので失格です・・・
と言うと、1人のおじさんが「どうかな～、多分大丈夫じゃない？！よく出来てた！」と言ってくれた。
減点だけならいいけどな～失格なら全てがチャラ　なるべくなら何回も受けたくないな・・・
けどクリスタルは目標だから、ここで止める訳にはいかないし・・・・などなど色んな事が頭を巡る

そして女子組も終わり結果発表
「1席、８番！」ヤッタ～～～～～ノーマンじゃんしかもクリスタル～～～
マジであり得ないけど、目標達成は嬉しい
女子組も１席マナ　２席ビオラ　３席姉さん！じゃなくてアイラ
今まで散々、狂暴だとかビビリだとかアホちんだとか言われていた（姉さんにやで～）アイラ

いつも通りすれば必ず合格出来ると思っていたけど、実際に呼ばれると
「おーーーーーっ！！」と拍手喝采
皆で良かった、良かったと大喜び今まで頑張った姉さんとアイラを見ると涙が込み上げてくる

振り返ればアイラとの出会い・・・
シオンセミナーで電車の音、踏み切りの音が怖いという犬から始まり、他の犬や子供に牙を剥き、
食事中に手を出すと下手すりゃ噛み付く・・・
ここまでくるのに、アイラの事をどれだけ姉さんと話した事か・・・
最初は姉さんの意味不明な質問に？？？不思議な思い込みに？？？（笑）
躾の話だけではなく食事の事、手入れ、日々の管理など上げればキリがないくらい
今となっては、話のキャッチボールが出来るようになったが、最初はお互いに一方通行な会話だったように思う。

試験には絶対に出さないと言う姉さん。アイラなんかに出来る訳無い！！と頑として言い張る。
私も何の保証もないし、だんだんしつこく言うのも嫌になってきたので、もういいや！と諦めもした・・・
けど、周りは諦めなかった（笑）結局みんなに背中を押され試験を受ける事に

受けると決まれば、姉さんも今まで以上に猛特訓　私も今まで言わなかった事を言わせてもらった

初めて見た時のアイラは、少し表情も硬く私が名前を呼んでもオヤツを出しても完全無視

あれから約1年、アイラは明らかに変わった　
今では「アイラ！」と呼ぶと「何かくれるの～？」と飛んでくる
今でも時々他の犬が不意に近付いたりしつこくされたりすると、多少のガウりはあるものの
以前に比べればかなり納まっているし、姉さんの一声で抑えられる

初めての場所ではトイレも出来ない、水も飲めなかったアイラ・・・・
試験当日には、何の心配もいらない子になっていた

自分の事よりも緊張したアイラの試験。運悪く1番苦手な線路の側の会場・・・
しかもアイラの時に限って電車がよく走る
電車が走る度、思わずこっちが息を止めるけど、今のアイラにはその心配は必要なかった。
勿論、最初の電車には少し反応して一瞬姉さんから離れけど、
すぐに立て直ししっかり姉さんについて歩くアイラ
これが１年前のアイラなら、確実にパニックになっていただろう・・・

日頃の練習が試される試験。それを見事姉さんとアイラはクリアした
しかも、クリスタルというお土産つきで

ここまで来るのに、沢山の試練を乗り越えてきた姉さんとアイラ・・・
ショー会場に無理やり引っ張り出し、沢山の人に触ってもらい、初めて他の犬と一緒のサークルに入ったり（笑）
トリミングテーブルに乗って綺麗にしてもらったり、知らない人に抱っこしてもらったりetc・・・
アイラもドキドキだったと思うけど、きっと姉さんの方がドキドキだったに違いない

千里でのレッスンにも真面目に通った。
型にはまらない楽しい雰囲気の中、少しずつアイラの、人に対して犬に対しての恐怖心は無くなってきた。
Wさんを初め、みんな穏やかでとても優しい千里のメンバー。

姉さんに、どうしようもない犬のレッテルを貼られたアイラを・・・（実はそうでもなかったんだけど）
沢山の人に見てもらい、その気持ちに応えるべく一生懸命に頑張った姉さん。
今回、ちゃんとリボンとクリスタルという形に残し、みなさんに報告出来た事は素晴らしい事だと思う

まだまだ残された課題は沢山あるかもれないけれど
ひとまず、姉さん＆アイラ頑張ったね～　おめでとう

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訓練審査会の詳細～前編～

２１日（月・祝）
待ちに待った審査会なのに、生憎の雨・・・・
それもそのはず、雨女のアイラの姉さんと一緒だから～
おまけに会社の同僚の雨女も休みで・・・・これは私がどんだけ晴れ女でも無理～～～

今までショーやイベント事で雨に当たった事が無い私
たとえその日が土砂降りでも現地に着いたら止んでいたり、自分の番には止んだりしていたけど
今回はもう無理だな・・・と諦めモード（笑）
毎日２１日の降水確率のチェック１８日７０％　１９日９０％　２０日７０％

当日は勿論雨が降っていた・・・・
が、しかし！車を走らせ会場に近付くにつれ、だんだん雨が止んできた
会場でも、少し降ったり止んだり。このくらいなら傘もささなくてもいい程度

なぜそこまで頑なに雨に執着するかと言うと・・・・
実は、ノーマンくん傘が怖いのである
家の中や、玄関では傘を見るだけで逃げて行く　
普段、雨の日には散歩に行かないので傘に慣らす事もしていないし・・・。
けど、私が持たなければ大丈夫　傘が自分の真上や、開いた状態で目の前に無ければ問題なし！
なので私は傘をささずにレインコート


地面は雨で水溜りが出来、状態が悪い　そんな中、まずおトイレを済ます為お散歩
水溜りなど一切気にしないノーマンだけど、他の犬と臭いが気になって興奮状態
他の犬と目が合う度、ピーピー鳴いて前足をバタつかせて遊ぼうとして落ち着かない
ノーマンを見ると、興奮と緊張で小刻みに震えているし・・・
とにかく場慣らしだけでもしないと・・・と、少し離れた場所でウォーミングアップ！
とにかく、意識を私に向けるようにしないと　ひたすらウロウロする私とノーマン（笑）


そうこうしている内に開会式。まずは１分間の黙祷・・・・・。

その後すぐにCDPの審査開始！
ゼッケンNO１　ノーマン　シェルティーのオスがノーマンだけだったので、どうもがいても１番です

リンクに入ると審査員が簡単に流れを説明してくれ、スタート

紐付き脚側・・・まぁまぁ
紐なし脚側・・・早かったり遅かったり何となく着いて来てる感じ。正直、脚側とは言えない
駐立（立つ）・・これは練習でも不安定。
　　　　　　　　私の口調がキツイとプチパニックになって、立った瞬間座ったり伏せたり
　　　　　　　　ドキドキの瞬間。落ち着いた声で”立って”少し前足が動いたがクリア
招呼（来い）・・１番の難関！今までは走ってきてそのまま脚側に入る方法で練習していたが
　　　　　　　　JCCの場合は、一旦前で停座して、その後人の後ろを回って脚側に着かないといけない。
　　　　　　　　ドキドキの瞬間！”ヒアー”ちょっと斜めってたけど何とか前で止まり、一応クリア


その後は、問題の団体試験。
この日はノーマンとコリーが２頭。
１匹のコリーは遊ぶの大好きテンションの高そうなタイプ
もう１頭はいかにもオスらしいしっかりとしたボディーのムキムキタイプ
団体の時、ピーピー鳴くノーマン。私はノーマンが他の子に襲われないか心配MAX
その前に受付の方達と話てて、団体が心配・・・とこぼした私に
「大丈夫ですよ！いつも通り落ち着いてすれば！動くな～～って念じて！」と色々と言って頂いたが・・・・
そ、そうじゃなくて・・・「私が心配なのは、コリーに襲われないかが心配なんです！」と言うと
「あ～そんなの大丈夫よ～コリーはそんな事しないから・・・けど前にあったな・・・アハハハハ・・・・」
・・・・・　　　アハハハじゃないよ　
もう私の頭の中には、ノーマンが噛まれて泣き叫ぶという被害妄想で一杯

そうこうしている内に出番ノーマンが先頭なので1番奥へ・・・
普段ならこんな所で審査員に話しかけたりしない私だけど、万が一の事を考え
「すみません、コリーが怖いので少し離れてもいいですか？」と言ってかなり間を開けさせてもらった
で、スタートしようとすると今度は１番入り口に近いコリーが、
人が居るからか？落ち着かないのでノーマンの場所を変わってほしいと言う。
何でもありのこの状況だが（笑）私は入り口に近いほうが何となく安心なので、私もそっちの方が有り難い！
と言わんばかりに「いいですよ～変わります！」と言ってそそくさと場所移動

まずは”座れ”の１分・・・合格ラインの丁度４５秒で伏せるノーマン。危ね～
次は”伏せ”での３分・・・長い・・・その内ピーピー鳴き出すノーマン　あっちゃ～始ったよ
　　　　　　　　　　　　　どうかコリーさん達、このピーピーを気にしないでおくれ


ふと気がつくと、雨で足元が冷えて寒いのか私の足がガタガタ震えていた
いや、寒いからじゃない。あきらかに緊張している・・・・今まで動いていたから気付かなかっただけだ。。。
あがり症の私は、自分の為にも犬の為にも常に平常心を保とうと、いつも冷静さを装っている。
緊張すると思ったり、口に出すと益々緊張し、自分の心臓の音が聞こえるくらいドキドキが止まらなくなる。

そお言えば、初めてJKCのドッグショーでハンドリングした時も、頭では緊張していなかったんだけど
テーブル審査の時に、初めて自分が震えている事に気付いた
最初は審査員が震えているのかと思ったけど
ふと自分の手を見ると　自分で見て分かるくらいにリードを持つ手が震えていた

この日も、自分が意識しない内に緊張していたようだ・・・
とにかく足を少し閉じたり開いたりして動いてみたりして～緊張をほぐしてみる・・・←ええんかい
そうこうしている内に終了～３分クリア！と同時に震えも終了（笑）

その後、女子組の審査があり一旦CDPの合格発表。全員合格

続く・・・・

コメント欄閉じてます。　＊写真はともちゃんさんに頂きました！ありがとう