TIGER＆BUNNY 感想その３ （４～５話）

第４話　【Fear is often greater than the danger.】（案ずるより産むが易し）
は、虎徹さんと、ブルーローズことカリーナちゃんのお話。

ヒーローじゃなくて、本当は歌手になりたいブルーローズこと、カリーナ・ライル。
最近、やる気もなくて、犯人捕まえ損ねたばかりか、転んでしまったところをバーナビーに
（お姫様抱っこで）助けられ、救助ポイントを取られたばかりか、スポンサー様から注意される始末。

つか、せっかく美男美女のお姫様抱っこのシーンなのに、
ロマンス生まれないところがタイバニの恐ろしさ。

「ヒーローを辞めたい」発言のブルーローズに対して、
おじさん、熱く語っちゃうんですけど、年頃の女の子に頭ごなしに説教してもねー。
って感じ。
しかも「ポイントゼロ男」と罵られ、立つ瀬がありません。

でも、この回のおじさん、それでも　めっちゃカッコイイのですぅ。

低くて甘い、優しい声は平田さん独特の声で、おじさんに凄く合いますな～。
ああ、惚れそう。

ブルーローズの弾き語りを見に来て、それで（ささやかだけど）チップをあげるシーン。
「何カッコつけてんのよ」
ってブルーローズが指摘してたそのシーンのおじさんはめっちゃ男前で、カッコイイです。
その後、二人で飲んでる（※虎徹はお酒だけど、カリーナちゃんはミネラルウォーター）
シーンもまたいい。

結局、何のために命張ってヒーローやってるのか、って原点が彼女を動かしたみたいで、
無事復活。
危機一髪でみんなの命を助けたことで、彼女の自信も取り戻せたみたいだし～。
と、いいラストで終わりそうだったのに、

バーナビーと虎徹が、彼女が来るかどうかの賭けをしていたという、
大人の汚い事情が発覚。

ダメじゃん、この人たち。
でも、最後にブルーローズの決めゼリフが決まったからいいかー。

ところで、この回殆ど出番が無かったバニーちゃんの見どころは、って言うと、

図らずも、おじさんがブルーローズに熱く語っていた発言と
インタビューの時の自分の（カッコイイ）発言が被っちゃってて、
面白くなさそうにしているところかな？

虎徹はバーナビーが取材でどんな発言してたのか知らなかったから、まさに偶然とも言うべきか。
やっぱ、似てるところはあるんだよね？この二人。


風呂に入ったら歯を磨く方、虎徹さんからの紹介で、
第５話。
【Go for broke!】（当たって砕けろ！）

今回はなんと、バニーちゃんの誕生日話。

しかし、虎徹さんの迂闊な
「おれがプレゼント、ってのは、どう？」

発言で、兎×虎同人界が物凄いことに。（爆）
虎徹さんがプレゼントとしてバニーちゃんに喰われるお約束本が満載です。

サンライズの狙い道り！？（まさか！）

冒頭は裁判官のユーリさん登場。
虎徹さんの余計なお節介で、壊さなくてもよかった建物を破損をしてしまった為、
賠償請求されてましたが、アポロンメディア社もいい迷惑かも。
それでも彼を雇ってるってことは、太っ腹だよね。
（まあ、この会社って、そんなの気にならないほどしこたま儲かってんだろな～）

それはそうと、虎徹さん、実はバニーちゃんに対しても「メシ、ちゃんと食ってるか」とか、
余計なお節介を焼いている事が判明。
で、勿論のこと、バニーちゃんはそれが鬱陶しくてたまらない様子。
「調子が狂う」ってのが理由らしいです。

でも本当は、うっかりしたら、彼に引き込まれてしまうのが恐いのかもしれません。
虎徹さんからしてみれば、そういうのが癖なんだろうけど。

ところで、偶然にもバーナビーの誕生日を知る虎徹さん。
次の日、虎徹を見て憂鬱な表情をしたバニーちゃんを誤解し、
きっと寂しい誕生日を過ごしているに違いない、　と間違った解釈の元、
バニーちゃんのサプライズバースデーを計画することに。
（by余計なお世話）

まあ、でもあながち間違いじゃなかったけどね。寂しい誕生日って所は。
元・家政婦のサマンサさんの作ったケーキを目の前に、暗い部屋で両親のことを思う
バーナビーの姿はなんだか可哀想って感じだったし。

つか、バニーちゃんの部屋って暗すぎる感じがする……。

そして、ヒーローたちはというと。
最初は乗り気じゃなかったけど、やり始めたら結構みんな乗り気で面白かったです。
（↑特にスカイハイがめっちゃノってたし！！）

その時、みんなで用意したプレゼントが赤いバニーちゃんのぬいぐるみが可愛い！
つか、やっぱウサギなんですねー。（笑）

一方、ブルーローズから
「タイガーはコンビなんだから、心のこもったプレゼント用意しなきゃ」
とか言われてたのに結局用意出来なくて、あの発言。

「おれがプレゼント」　って……。

「ダメに決まってるじゃない」って言ってるけどブルーローズ。
その前に突っ込む事がないかい？

つか、どんな新婚さんなんだよ。虎徹さん！！

多分、奥さんには絶対そんな事言ったりしないよね、この人は。

それなのに、無意識で恐ろしい爆弾投下していくよねー。

さすがはエロテロリスト・鏑木虎徹。

今回もいい仕事してます。


それはさておき。
第５話の一番の見どころは、
普段は聞こえないくらい声が小さいのに、マイク通すとめっちゃ声のでかい斎藤さん（笑）と、
二人のお着替えシーンが見られる、という所かな。
二人揃ってガツガツとスーツを着せられているシーンが妙にエロス。（苦笑）
しかも、着替え終わってから二人でモデル立ちしてるシーンがツボでございます。（じゅるり）

息が合ってないとか何とか言われても、今回はお互いの息がピッタリ。
最後のGOOD LUCK MODEに切り替わった、その瞬間、二人の力が同時に合わさった為に
犯人を無事撃破。

「ようやっとコンビらしくなってきたな！」
と笑う斎藤さんの声に、微妙な表情を見せる二人だけど、お互い、自覚なしってワケですか。

そしてラスト。
あんだけ調子狂うとか、そのお節介、いい加減にしろとか怒鳴ってたバーナビーさんですが、
「ハッピーバースデー」と改めて虎徹さんから言われて、（ポイントも貰っちゃって）
本当は嬉しかったんだろうなぁ。

犯人から「顔がニヤけてる」と指摘され、
「ニヤけてません」とツンで返すバーナビーが可笑しいです。

なんだ。
結構コンビとして仲が深まってきたんだなー。
と実感させてくれる回だったのですが。

二人を憎むような、ユーリさんの視線が………。
ああ怖い。


それはさておき。
細かい事ですが、最近、バニーちゃんの指（左手の人差し指）に黒いリングが見えるけど、
あれっていつからだっけ？

と思って何回か録画部分を流してみたんですけど、はっきりと分るのは、この第５話本編から。
（冒頭は確認し辛かったので、多分本編からだと…）

バニーちゃん、何でファッションリングをしようと思ったのかなー。
とちょっと疑問です。

まさか、虎徹さんのマリッジリングに対抗してだろうか、と深読みしたくなちゃうんですけどね。

そうすると、二人揃って左手に指輪してるって事になるけど……。

それって？？？

そんな次回は……！