「相棒」～シーズン５・２０話（後）

「サザンカの咲く頃」←公式サイトあらすじ。

前回感想続きから。
特命のお陰で逮捕された三人ですが。。。

この事件も結局は公安が身柄確保しちゃってうやむや状態。
内容が内容なんで、握りつぶすつもりか？

特命二人が小野田さんに直談判するも、すっとぼけてるし。

この事件に関して、右京さんが依頼されたとかどうか言われたら、
明確な命令で動いたワケじゃあないからね。

クソ。
こういう時の小野田って、本当に憎たらしいよなあ。

しかも、警察組織から外れた行為云々について、
脅しに聞こえるような、そんな言い方。


右京さん、前者後者の話をしながらゆっくりと振り返り、
じっと小野田さんと見詰め合い……。


見てる私は腐女子モードで
じっくり鑑賞！（おい）


そして、
間にちっとも入れない薫ちゃんが大笑い。（爆）


場所は変わって花の里。
憤慨する薫ちゃんに向かって右京さん。

ＣＭにあった、「警察を辞めてくれませんか？」
という悪魔の囁きを……！（笑）

おお！ここだったのかー！

何も知らない薫ちゃんは、右京さんと一緒に辞めるつもりで
言ったらしいですが、
「いえ、辞めるのは、キミだけです」
と言われて唖然とする薫ちゃん。

どうするんだろう、とこちらはドキドキ。


後日、美和子ちゃんは今回の事実を書いた記事を帝都出版に
持ち込むことにしたんだけど、速攻断られて。

しかーし、それは内部告発というよりも、情報漏洩。

早速査問委員会に出廷要請が掛かっちゃった薫ちゃん……
いや、特命二人なのでした。

きゃー。
久々ですね、この雰囲気と緊張感。

はっきり言って、楽しくて仕方がない！（おい）

お偉方全員揃ったその雰囲気は壮観ですね！
それにまったく怯まない二人も素敵。


ええ、しかも内村部長の話すことが凄いですよ。

「特命」という孤島へと押し遣られてしまった右京さんは、
それまで小野田さんの下で飼い殺しの状態。（フフ）

それなのに、特命の活動が活発になったのは、ここに
薫ちゃんが来てから。

つまり、
枯れていた状態の右京さんに水を与えて蘇らせたのは
薫ちゃんってことなんですね！

うわー。

腐女子にはたまんねェ。

その設定！！（爆）


嗚呼、無駄にときめくわぁ。


（薫ちゃんに嫉妬した）小野田さんは、
ラブラブな二人の仲を引き離す作戦に出た。

って事なんですね！（笑）←腐女子的誇大解釈。


つか、それをめっちゃ楽しそうに話す内村部長。
アナタご自分で言ってる意味解ってます？


これで厄介な特命を葬れる、
と、内村部長は大喜び状態らしいですが。

妙に神妙な二人の態度がすっげー気に掛かる！！

つか、薫ちゃんの態度があまりに落ち着きすぎてて
なにか裏がありそう。って感じがミエミエ。


でも、査問委員会では本人も罪を認めちゃったし。
いよいよもって、薫ちゃんが警察官を辞めちゃうことにー。


って、ここに巧妙な　右京さんの罠。

全部罪を認めた上で、不服申し立ての上告してたなんてねえ。

はあ？
って一瞬気が抜けるウッチーたち。
しかも、それ何？という雰囲気が。

 『地方公務員法４９条・５０条』 が出されるなんて、
思ってもみなかったらしい。

つか、誰も知らねェのかよ！

ウッチー部長もこの法律の存在を知らなかったらしく、
中園さんに聞いてるけど彼も知らない、とのこと。

さすがは右京さん。
誰も知ってなかった法律が抜け穴だったとは！


そこで監察官、大河内氏の説明がっ。

さすがに彼はちゃーんと規程を読んでいましたね！


キャリアの右京さんにはムリだけど、地方公務員で、
しかも、しがらみのない立場の薫ちゃんに可能な方法。
らしいです。

それで、一時期薫ちゃんの身柄は人事課で拘束されるらしい
ということなんだけど、そこに何故か
小野田さんが出てきちゃったよー！


何で！？

小野田さんって、小野田さんって、

敵か見方なのか元々グルなのか
ちっとも判らねェ！！

ってなところが良いですね。（おい）

実に飄々としてて掴めない辺りが。


今まで使われたこともない「地方公務員法」まで持ち出され、
一気に室内の雰囲気変わったと思ったら、小野田さんが
直々に身柄拘束に来ちゃうんだもん。

騒然となるのも道理。

「特命」潰すもんだと喜んでいたのに、その張本人？が
見方するなんて、ウッチーも思わなかったんだろーなー。

つか、見てるこっちも唖然～。


ところでこの不服申し立て、ただの申し立てじゃなくて
「何故不服なのか」という内容を公開しなければならないそうな。

という事はつまり、
公安が隠そうと躍起になった今回の事件の経緯全てを
薫ちゃんの口から語られる、ということ。

何でも、刑事局長？の経歴に傷が付く！


ってなことで、マズイ雰囲気が漂う上層部。
やってくれましたね。
という感じのピルイーター。

ここぞとばかりにラムネをガリガリ齧ってましたが、

やっぱ彼の見せ所って、ここなのよね～。（笑）
↑そしてそれを期待する腐女子なのであった。



犯罪は如何なる形でも、どんな立場の人間でも、どんな理由でも
逃れる事は許さない。

という右京さんの信念が、この謀にあるんですね。



で、情報公開開示を恐れた警察内では、今回の事件の全容を
説明する他なく。
薫ちゃんの公務員失効も、立ち消え。


でも、なによりもお楽しみはそれから。

とぼけた顔して鬼畜な小野田さんが
めっちゃ素敵な一時でしたわ。


逮捕されてしまった公安の部下三人を思う、岩佐警察庁長官の
その心理状態を突いて
退官へと追い込むとは！！



まさに、
小野田さんの真髄発揮ですね！



ああああ、もう。
彼のこういった容赦ないところが好きなのよう。
↑鬼畜好き。（おい）


それでいて自分がその席につくということには興味がない、
というところは、部下の右京さんと同じですけどね。

結局、
特命二人をだしに使って上手～く立ち回ってんだなー。
と、そんなズルイやり方に感心しちゃったよ。


右京さんがこのままでは済まさないのを知っていて、わざと
知らん振りしていて。
そして、彼がどんな手を使って上層部に泡を吹かせるのか
待っていたような気がします。

そして実行されたらされたで、今度はそれを使って上司を脅す
なんて。

実際、さすがは上司。
右京さんよりも一枚も二枚も上手ですねー。

まあ、だから官房室長やってんだろうけどさ。


そして。
ご勇退させられてしまった岩佐さん。
小野田さんには、言いたいことは山ほどあるでしょうけどね。

そんな小野田さんはいけしゃあしゃあと
この二人がウチで飼ってるワンコです。←ちょっと違う。

「何でも細かい事を探ってきちゃうんですよー。」
と、特命二人を紹介しちゃってました。
（つか、相変わらず野良犬扱いだな。）


そうか。お前が飼っていたのか。
っつーか、
一応自慢だったんか………。


まあ、いいや。
特命は存続しそうだし。
二人はまだまだ一緒みたいだし。


振り返ってみるに、

小野田さんで始まって小野田さんで終わった気がした
今回のラストでしたー。（笑）


ああ、また来年までお預けかあ。
寂しい～。