F-28メッサー

生きていく以上、
気が合わない人っていうのは必ずいるもんだけど、
そんな人たちとどう折り合いつけていくのかってのも戦いってやつよ。
どんなに尊敬してる人だって、
これだけは認められないところがあるものです。
味噌汁に牛乳入れる人とか。
いやいや信じられない。
この、人格の不一致とでもいいましょうか、
これは生まれた時からの戦いなんですな。
運の悪い人は親がそうだったって場合もあるし、
僕の友人もそうだったらしい。
子供なんてのは無力です。
もうね、無力の塊といってもいい。
どこに行っても大人の目が光って自由なんてこれっぽっちもありゃしない。
逃げ道もない。
八方ふさがり。
学校に行っても嫌な奴ってのはどこにでもいるし、
社会に出ても当然います。
どこ行ったってそんな人ばっかりですよ。
そんな連中に囲まれて生きていくのが人間社会というものなのかもしれない。
どうせ逃げられないならどうする？
閉じこもるか。
それも１つの解決策ではあるけど、
大金持ちでもない限り、一生そのままってわけにもいかないし。
戦うしかないんです。
たぶんね、僕が苦手とする人たちは、
これ読んでも理解もしないし、理解しようとすらしないかもしれない。
そういう人種だと思ってやっていくしかないんですよ。

逆にね、嫌な人の中に１つでも認められるものがあれば、
ほんの少し『嫌な人リスト』から外れるんです。
人間ってどういうわけか、
他人の嫌なところばかり目に付くんですよ。
これが自身のことにも当てはまるんだからどうしようもない。
どうしようもないけど、いいところを見つける努力をしたら、
少しは環境変わるかもしれないよ？