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塗料とDIY 日之出塗料店 店主のブログ

ニッペホームプロダクツ(株)販売代理店 ホビーから業務用まで何でも揃う塗料の専門店 ペンキのプロが送るペイント四方山話

マグネットペイントを塗る その3 見本完成

2015年05月20日 | おすすめの塗料(家庭用)

日之出塗料店
--住まいにもっと色彩を--

いらっしゃいませ。塗料販売店 店主の吉村と申します。

 

さて、二日間かかったマグネットペイント&チョークボードペイントの見本造り完成です。

チョークで書けるし、マグネットも付きます。一応これで良しとしましょう。

 マグネットペイント(黒い部分)を全面に塗装
一部チョークボードペイント(ピンク)を上塗りしたもの。
中心の少し黒目のピンクはチョークボードペイントを原液で塗った1回目。やはり黒の上なので原液でも透ける。

水で濡らしたぞうきんで拭くとチョークで書いた文字は消える。
でも良く見ると塗りむらの谷の部分はチョークが少し残る。

いずれちゃんとした店舗用の黒板をつくるつもりなので、その時はもう少し塗り方に気をつけたい。少し水で希釈するつもりだ。

 

思ったこと

この見本を見る限り及第点だと思うが、やはりマグネットペイントはもっと厚く塗っても良かった。
一度に厚塗りをすると乾きも悪くなるので限度はあると思うが、思い切ってベタッと。
この商売をやっているとどうしても塗料を薄くのばしてしまう・・・
メーカー規定の量はしっかり塗ろう。

それに対し、チョークボードペイントはメーカーの説明通り水で10~20%薄めた方が良いようだ。
本番はそのようにしたい。
特に下地にマグネットペイントを塗る場合はマグネットのつきをよくするため、チョークボードペイントの塗膜をなるべく薄くしたい。

今回塗った塗料はいずれも水性で、臭いはほとんど感じない。室内にはもってこいだ。ぜひクロスにも塗って欲しい。


マグネットペイントを塗ってみる その2 チョークボードペイントの上塗

2015年05月19日 | おすすめの塗料(家庭用)

日之出塗料店
--住まいにもっと色彩を--

いらっしゃいませ。塗料販売店 店主の吉村と申します。

さて昨日はマグネットペイントを塗ってみましたが、今日は上塗としてチョークボードペイントを塗ってみます。

 

基本の作業

用意したもの
〇チョークボードペイント(ターナー色彩) ピンク
〇ローラー(マルテー MicroACE 毛丈6mm)
 仕上がりの良さでチョイス。

真っ黒なマグネットペイントが下地できれいなピンクに仕上がるのか、あえて難しい色を塗ってリスクを負ってみた。
あとで説明できますからね。

この真っ黒なマグネットペイントの上に鮮やかなピンクを塗る

一度塗りではかぶらない(下地の色がかくれない)ことは承知だが、いかに?

チョークボードペイント(ピンク)塗り 2回目

案の定一回塗りでは透けてムラが出た。さすがに2回塗りだと透けなくなるが、若干のムラが見える。
マグネットペイントは仕上がりはとてもきれいだが、チョークボードペイントは原液で塗ったせいか凹凸が少し目立つ。カタログに書いてあったが、水で10~20%ほど薄める方が良いようだ。ただその場合、2度塗りでは下地の黒はきれいにかくれないだろう。

ここで、乾燥したからと言ってすぐチョークで書いてはいけない。
乾燥してからまる1日間隔を空けよう!
書いてみたい気持ちはわかるけど、実はチョークで書くことは相手に相当な負荷を掛けている、チョークはそれだけ堅いのだ。

 

わかったこと

チョークボードペイントは全12色あるが、もし下地にマグネットペイントを塗るなら濃いめの色を塗るのが無難だ。
出来るだけチョークボードペイントは薄く塗りたい。
厚く塗ればそれだけマグネットは付きにくくなる。

 


マグネットペイントを塗ってみる その1

2015年05月18日 | おすすめの塗料(家庭用)

日之出塗料店
--住まいにもっと色彩を--

いらっしゃいませ。塗料販売店 店主の吉村と申します。

このブログのタイトルにもあるように、塗料とDIYは切っても切れない縁。私もDIY大好き人間である。最近よく言われるDIY女子はいいですね。言葉を聞くだけで、何かわくわくします。

最も、昔から女性はいろいろとやっていたようで、うちの亭主は釘一本打てない、ヒューズ替えるのも全部私、なんておっしゃるお客さま、いっぱいいらっしゃいました。

さて、今回はTVなどでもたびたび紹介されるマグネットペイント(磁性体塗料)を塗ってみようと思います。
以前にも紹介しましたが、マグネットペイントとは磁石がくっつく塗面をつくる下地用の塗料です。
木とかプラスチック、かべ紙にも塗れますので、使い方次第で用途はいろいろです。

壁にメモをマグネットで付けるなんて・・・
びっくりしますよ!

 

基本の作業

用意したもの MDF(木質ボードの一種、表面はつるつるしてる)
マグネットペイント(ターナー色彩)
マスキングテープ 
刷毛 ローラー

  MDF(木質ボードの一種) 300×450mmにカットしたもの

表面はツルツルして仕上がりがきれいに上がる。

  マグネットペイント1回目塗装 ハケ塗りで

今回は見本造りなので、マスキングテープで境界をはっきり付ける。

 マグネットペイント3回目塗装 ハケ塗りで

完全に乾いてないのでムラが見えるが、乾くときれいになる。
標準では3度塗りだが、この時点でマグネットのつきが悪く4回目をローラーで塗る。
ローラーはマルテーのMicroACE(マイクロエース)毛丈6mmを使用。
このローラーは仕上がりのきめ細かさが抜群。

 さすがのローラー塗り きれいなマット仕上げになった。

マグネットペイントは平方センチ当たりの磁性体密度をいかに高めるかが重要。
マグネットのつきが悪かったら、迷わずもう1回塗ろう!

注意としては塗り重ね時間を2時間くらい置くこと。水性なので乾燥は早いが、間隔を開けないと密着不良を起こすことがあるようだ。 ←メーカーの話

これでマグネットの下地は完了。
次回はチョークボードペイントを上塗りに使い、チョークで書けるようにする。

 

 


カラフルなチョークボードペイント(黒板塗料) クロスにもOK!

2014年10月12日 | おすすめの塗料(家庭用)

日之出塗料店
--住まいにもっと色彩を--

いらっしゃいませ。塗料販売店 店主の吉村と申します。

 

ちょっとユニークな塗料を紹介します。

皆さん黒板塗料をご存じですか。そうです、学校で使ったあの黒板を作る塗料です。
実は卓球台を作るのにも黒板塗料が必用なのです(と思いました)。

弊店でも塗板スプレー(黒板塗料のスプレー)や黒板塗料がそこそこ売れてました。
ところが近年、メーカーでは小缶の黒板塗料・黒板塗料スプレーがあいつで廃止され少々困っておりました。

そこに登場したのがターナー色彩(株)のチョークボードペイント、ほぼ2年前ですか、発売されました。

このチョークボードペイント(黒板塗料)なかなかユニークでして、黒や緑だけではないのです。
170mlボトルに限定されますが、ピンク・ミルキーピンク・ミント・エンジ等パステル色を含む10色が用意されてます。
用途も黒板だけではなく室内の壁・クロスにも塗れるよう作られています。

クロスに塗れば、落書きができる夢のような壁になりますね。
お母さんも落書きする子供を怒ることもないし、但し、チョークに限りますがね。
水で拭けばきれいになりますから・・・

 

 

 

 

 

 


壁にチョークボードペイント(黒板塗料)を塗る!

2014年10月12日 | おすすめの塗料(家庭用)

日之出塗料店
--住まいにもっと色彩を--

 いらっしゃいませ。塗料販売店 店主の吉村と申します。

 

今朝の日テレ「シューイチ」のDIYコーナー見ました?

MDF(木質ボードの一種)で壁に貼り、その上にカラフルな黒板塗料を塗るというもの。しかも一部はマグネットがつくマグネットボードに変身!

なかなか面白い企画。メーカー名は出ませんでしたが、この商品は弊店で取り扱っていますのちょっと紹介を・・・

使われた商品はターナー色彩のチョークボードペイントとマグネットペイント。弊店のブログでも紹介してますのでぜひご覧下さい。

チョークボードペイント:170mlボトル入り(10色)  ¥800(税別)
               600mlボトル入り(2色)  ¥2500(税別)
   黒板塗料は黒と緑という常識を覆したカラフルな黒板塗料。インテリアにも使える

マグネットペイント:170mlボトル入り ¥1900(税別)
            500mlボトル入り ¥5500(税別)
マグネットがつく磁性体塗料。下地専用です。上塗りにチョークボードペイント等を塗ります。 

表示価格は当時の価格であり、現在の価格ではありません。

 


あら不思議!磁石がくっつくマグネットペイント

2014年09月17日 | おすすめの塗料(家庭用)

日之出塗料店
--住まいにもっと色彩を--

 

いらっしゃいませ。塗料販売店 店主の吉村と申します。

 

久しぶりに面白い新製品が出ましたのでご案内致します。磁石がくっつく下地用の塗料です。
木とかプラスチックに塗ると、あら不思議、磁石がくっつく・・・

 

アイデアはいろいろですね。かべ紙の上にこの塗料を塗り、その上にチョークボードペイントを塗れば、何と!壁が黒板にしかも磁石がつくからメモも貼れる。

 

面白いですね。

 

※表示価格は当時のものであり、現在の価格ではありません。

 


宿題に最適!ワシンの「つや出しニス」

2007年08月30日 | おすすめの塗料(家庭用)

こんにちは日之出塗料店の吉村です。

今更でしょうが、夏休みの宿題に適したニスがあります。
和信ペイント(株)から発売されている「つや出しニス」です。
「何だニスか」とお思いでしょうが、ちょっと待ってください。皆さん「ニス」と一口に言いますが、いろいろとあるんですよ。

業務用はさておいて、家庭用でも大きく分け、水性・油性そして水溶性とあります。
その中でもさらに種類が分かれますが、ここでは特にふれません。
さて、「水性」「水溶性」この違いわかりますか?

このワシンの「つや出しニス」は水溶性です。

それでは、「水性」と「水溶性」の違いは。

うすめ液が水の場合は「水性」
うすめ液が専用うすめ液(アルコール系)の場合、これが「水溶性」

実は「水溶性」の場合、塗料は溶剤(アルコール系)が使われているんですね。
では溶剤が使われているのに、なぜ「水溶性」なのでしょう。
多分おわかりになるでしょう。水に溶けるのです。
つまり、塗料は溶剤系なのですが、アルコール系の溶剤を使っているため、水に溶けるのです。
といっても、薄めるのは専用うすめ液を使わなければいけませんが、刷毛などの後始末は水で大丈夫ということです。

ワシンの「つや出しニス」の表示には、第一石油類(水溶性)と表示されてます。

皆さんも自由研究で絵の具を塗った上にニスを塗った覚えありますよね。
昔はほとんどが「速乾ニス」のようなものを塗ったのだと思います。

最近はこのように水溶性の「つや出しニス」を塗る機会が多くなったと思います。
事実、学校で生徒さんが使われる場合はこれを薦めています。

理由は「水性」に比べ乾燥が早い。速乾ニスのように飴色ではなく限りなく透明。肉持ちがよくつやが出やすい。そして、一番肝心なのは絵の具がにじみにくいこと。

一見「水性」ニスの方が安全でいいと思うのですが、絵の具に「水性」のニスを塗ると水で溶けてしまいます。

宿題に水溶性の「つや出しニス」を薦めるのは、こんなところでしょうか。

いいことずくめのようですが、実は丈夫さではふつうのニスに劣ります。
従って、あくまでホビー・工作用と思ってください。

メーカーによっては「水溶性ニス」も「水性ニス」と表示しているのもありますので、ちょっとご注意ください。

これを機会に、宿題ではなくホビーに使われてはいかがでしょうか。