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塗料とDIY 日之出塗料店 店主のブログ

ニッペホームプロダクツ(株)販売代理店 ホビーから業務用まで何でも揃う塗料の専門店 ペンキのプロが送るペイント四方山話

プロの刷毛 水性用 塗来

2007年09月01日 | おすすめの塗料(プロ用)

日之出塗料店
--住まいにもっと色彩を--

こんにちは、塗料販売店のオーナー吉村です。

プロ向け水性用刷毛「塗来」をご案内致します。

最近はプロの世界でも水性塗料を使う機会が増えて参りましたが、困るのは刷毛の選択だと思います。
特に最近の水性のツヤ有り塗料、特に反応型塗料を使うときは刷毛を選ばなくてはいけません。

刷毛をネタにつけたとたん根本まで吸い込んで膨らみ使えなくなる場合があります。
従来の獣毛の刷毛を使うと必ず起きますね。
これは水性塗料が高分子のため、獣毛のキューティクル?でネタが落ちてこないのが原因のようです。

これを解消したのがナイロン毛。

しかし、ナイロンも問題があります。どんなに毛先を細くしてもどうしても刷毛目が出てしまうこと。また、含み・吐き出し感も獣毛には劣るようです。

このためメーカーはいろいろ工夫を凝らしてきました。
獣毛とナイロン毛の混合、あるいは従来の獣毛の毛先を樹脂でコーティングする。

その中で、当店一押しの水性専用の刷毛があります。

化繊に特殊ウエーブを施した、ウエーブ繊維を採用した、大塚刷毛製造(株)、通称マルテーが発売している「塗来」です。

このウエーブ繊維(多分ナイロン)のすばらしさは以下の通りです。
①今までにない塗料の含みを実現
②化繊独特のツッパリ感がない
③なめらか且つしなやかなタッチ

このようにナイロンを含む化繊独特の使いにくさがほとんど解消されています。

特に当店のお客様で木工製品を環境対策のため、水性ウレタン樹脂のニスで仕上げているユーザー様がおられますが、それこそいろいろな刷毛を試されましたが、今は「塗来」に落ち着きました。

「こんな使いやすい刷毛はない」とおっしゃっています。

「塗来」には建築用(黒毛)・ニス用(赤毛)・鉄骨用(白毛)の3種類あるが、今回お客様が使われたのはニス用(赤毛)です。

今回は水性用としておすすめしましたが、勿論油性の反応型塗料にも最適です。