八頭の蛇。ヤマタノオロチ、出雲風土記ではある村の若い女性を食べてしまう悪役。成敗の対象となり神話の中で生き続けている。
出雲には天井川、揖斐川があります。上空から見るとまるでヤマタノオロチのように八っつの頭数があるような多くの支流が流れ込む川。

古から氾濫を繰り返す暴れ川。流域の住民は怖れ、龍神の力で鎮めんと、八頭の龍神を祀った。
八大龍王だ。

出雲では多く見られる氏神。揖斐川に注ぎ込む支流にも必ず八大龍王さんが要石のように基点にあるのです。

神話は自然への畏怖が後の権力闘争に利用されるわけです。
話すと、えらく、長くなるのでこのあたりで。
ヤマタノオロチ。揖斐川、暴れ川。台風の影響で今日も普段より高い水位で滔々と流れていました。

雲南市終了。

雲南市の皆さま。ありがとう御座いました。また来年。
お陰様。
paikaji