私は10歳の頃から日記を書いています。
内容の薄い記録程度にしか書いていない時期もありますが、ずっと書き続けてはいるのです。
大量に残してある日記帳を、これからはきちんと整理していこうと思い、今また改めて少しずつ読み返しています。
過去の日記を読み返す、ということは、今まで何度もやってきました。
過去十年分くらいの日記なら、比較的すぐに取り出せる所に置いてあるので、去年の今頃はなにがあったかな、とか、5年前の今頃はなにしてたかな❔とか。
そんな感じでわりと近い過去の日記は見ていました。
せいぜい10年以内くらい前までの日記からは、今の自分とそんなに大きな違和感は感じられないものの、20年前、30年前と大きくさかのぼるにつれ、かなり気恥ずかしくなるような違和感を覚えはじめます。
気恥ずかしくなる違和感とは、ズバリ!その頃の自分の未熟さがありありと感じられてしまうからです。
過去の自分に対し未熟さが感じられるのは、精神的な部分に関してです。
ああ、あの頃の自分は世の中が見えてないな、とか、自分の価値観が絶対だと思って生きていたな、とか。そういったことに対してです。
逆に、肉体的な部分に関しては今よりもずっと体力はあって、日々精力的に活動出来ていたし、その点に関しては羨ましいと思いますね。
人はよく、若い頃は元気に動けて良かった、できることならあの頃に戻りたい、今はもうダメになってしまった。というように、歳を取ることで弱気になっている人の声を聞くことがたまにありますが、肉体的なものだけがすべてだと考えると、そのような考えに至ってしまうのかな、と思いました。
若い時期には肉体的な部分に恵みがたくさん得られ、歳を取るごとに肉体の恵みが減ってくる分、精神的な部分へと恵みが得られてくるような、そんな流れが感じられるのです。
なので、これから得られる精神的な恵みをできる限り得てみたいな~と 思っているのです。