Hey, Brother

イメージフォーラムフェスティバルへ行って来ましたよ。
それはそれで結構楽しみだったし、実際興味深い作品群でした。
でしたが、例の人妻(以下Mさん)と一緒だったのでドキドキしてて・・・。
童貞みたいですが、実際気持ちはいつも童貞ですよ。We love D.T.!
お花見のときもそうでしたが、やっぱり近くで見ても綺麗です。
しかも眼鏡に着物を着用という今世紀最萌え決定だろうというハッピーを噛み締めつつ、
バレないように暇さえあれば見ていました。
いるだけで目の保養になるって素敵。

まず第1回目の上映、「ビデオ・ディクショナリー」。
五十音順に言葉を選んで、1分間という時間制限の中、
言葉を遣わずに映像で語を表現するというもの。
面白かったのが、「しがみつき」。
ボウフラみたいなのが空港の管制塔の窓ガラスに引っ付いているんですが、
飛行機が発進するとすごい風が吹くので飛ばされそうになって、
必死にしがみ付いている様が笑えて笑えて。
Mさんはやたら笑うんで僕も安心して笑えたんですが、
周りの人たちがまったく笑わない笑わない。
インテリ層にはウケないってことでしょうか・・・。
ついでにメモがてら、面白かったものを。

「回転：360度回って、元の位置であろう位置の風景が違っているような気がしました。
「壁」：CG作品。ボールが白い壁にぶつかって昇っていく表現が好き。
「逆転」：電球を破壊していって、明→暗へ。バットで一気に降り壊すのもいいかも。
「経過」：人が老化していく様を表現。最後に目を閉じて昇天ってのが良し。
「シャドー」：女性に寸止めシャドーボクシング。ボクサーってすげぇ。
「職業病」：ハトの群にボーリング。自分もやってみようかと思いました。
「ストライキ」：意味を理解するのに20秒。止まってることがストライキね。
「セクシー」：乳揺れは世界の宝的作品。これ作ったやつと呑みに行きたい。
「揺れ」：公園の遊具の揺れがだんだん激しく。やっぱ揺れでしょ揺れ。

見終わったのち、次の上映時間の17時まで時間があるのでお昼に。
寿司屋さんでちらし寿司を食む。
Mさんも満足の出来で安心。
そこから茶しばきつつ、会話。
久し振りに会話がやたら弾んで楽しかったです。
素直に笑えるって大事ですね。

次の作品は「イギリス・アニメーション作品集」。
ひとつ8分前後の作品を10作品ほど。
一番面白かったのはやはり「ラビット」。
どこかで見たことのあるような絵で、すごくシュールな表現でした。
金に目がくらんだ兄妹が最後には痛い目に会うという物語ですが、
とにかくシュール。大して動くわけでもないのに。
それと「13」という少ない線で車が動いたり、街の一日を描く作品も良かったです。
少ない動きで多くを表現出来るというのはデザインの究極たるところだと思うので、
初心に帰って、見習いたいなと思いました。

まだまだ見たい作品があるものの、
選んで吸収しないとしきれないと思ったので断念。
美味しいご馳走が用意してあるけれど、食べ過ぎてもお腹壊すだけですしね。
ほどほどに消化してからまた食べるスローフード的鑑賞で。