いするぎ便り

歴史を求めて季節を感じて…
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いするぎ寺子屋vol.5<朗読コンサート 小泉八雲「耳なし芳一」>

2012-10-18 | 旅行

いするぎ寺子屋vol.5

朗読コンサートのポスターができました。

 

 

バロックチェロとは・・・

バロック時代のチェロで、弦はスチールではなくガット(羊の腸)。

現代の響かせることを第一に考えた音色とは異なり、教会や宮廷での演奏がおもであった当時の楽器本来の音色が聴けるそうです。

 

今回のプログラムには朗読と生演奏のコラボレーションを予定

演奏楽器はバロックチェロと、なんと、仏具の「おりん」!

キリスト教と仏教の音楽をクロスさせたいとのこと。

「目に見えないものの大切さ」をテーマにした今回のいするぎ寺子屋

あらたな感動の予感がします。

 


紫燈大護摩法要 火渡り行<慈光院>

2012-10-18 | 旅行

10月17日、真言宗 白馬山 慈光院(小矢部市)で「紫燈大護摩法要 火渡り行」が行われました。

この法要は、無病息災、家内安全を願い炭火の上を裸足で歩く荒行で、山岳修験道に由来すると言われています。

 

降り出した秋雨の中、

境内に置かれた護摩壇に火が付けられ、紫煙が立ち込めます。

 

僧侶によって信者の願いが書かれた添護摩が投げ入れられ、

炎はくねりながら立ち昇り、さらにその勢いを荒げます。

 

道場にたちこめる紫煙の中から立ちのぼってくる紅蓮の炎をそのまま本尊不動明王の力強い生命力と誓願力として感得し、我欲・我見に翻弄され汚された心身を真っ赤におこされた火勢の上に投げ出し、六根清浄の祈りを合掌にたくして、一心に渡火する時、すがすがしく美しい感応の相がある。  慈光院さんのHP( http://jikoin.sakura.ne.jp/jikoin/index.htm)より抜粋



 

やがて燃え尽きた護摩壇は、崩された後、3メートルほどにならされ、僧侶が四方から九字の印を結びます。

そして僧侶がくすぶる炭火の上を渡り、その後に参拝客の方が続きます。

 

 

雨脚が強くなり皆さん傘をさしての火渡りです(余裕があります)

 

慈光院<火渡り法要> ←昨年の様子です

慈光院の紅葉・日吉神社の大銀杏