慎さまの「終わりなき旅」

人生は終わりなき旅。
自分探しの旅の途中で、今想うことは何?

嫌なのに引き込まれるミステリー

2018年03月08日 16時12分40秒 | 映画

2016年公開の“愚行録”という映画を、先日DVD視聴しまして。
妻夫木聡氏主演のミステリーというだけの情報でなんとなく借りてきたんですが、これがなんとも重い!

決して重い映画が嫌いという訳ではないんですが、いわゆる“イヤミス”と言うんでしょうか?
読むと嫌な気分になったり後味が悪かったりするんだけど、なぜか引き込まれてしまうミステリー小説を指す言葉です。

この作品も貫井徳郎さんという人の小説が原作で、他にも湊かなえさんや道尾秀介さんが“イヤミス”の代表的な作家と言えるでしょうか。
湊かなえさんの小説はテレビドラマになっている作品もたくさんあるので、軽めのものもありますが。

今回観た“愚行録”は、不幸の連鎖って言うのかなぁ。
とにかくどこまで不幸なの?っていうぐらい不幸が重なるんです。

妻夫木氏の妹が満島ひかりさんなんですが、兄妹ともに父親から虐待を受けた過去があり、
今はシングルマザーになった満島さんは、娘をネグレクトして逮捕されているという状態。

それとは別に、雑誌記者である妻夫木氏が、
未解決の一家3人殺害事件を取材していくうちに、事件関係者の人間の嫌な部分が次々と露わになっていきます。

憧れ嫉妬になり、やがて欲望になる、みたいな。
最後には衝撃的に悲惨な?結末を迎える訳ですが、詳しくは観てのお楽しみ!じゃなくて、観た後に嫌な気持ちになってください。

しかし、満島ひかりさんは魅力のある女優さんですね。
最近事務所を辞めてフリーになったという報道がありましたが、これからも良い演技を見せてほしい!と思います。

Shin

https://youtu.be/hkqxIgwRR4g

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