慎さまの「終わりなき旅」

人生は終わりなき旅。
自分探しの旅の途中で、今想うことは何?

朝ドラより朝ドラらしい

2018年08月24日 11時54分27秒 | ドラマ

季節柄、戦争に関連したドラマ映画が放送される事が多いこの頃。

以前は“戦争もの”は苦手であまり観なかったんですが、歳をとるにつれて、
歴史を直視しなきゃいけない!というのもあり、最近は毛嫌いせず観る様にしています。

そこで今日取り上げたいのは、TBSで放送されている連続ドラマ“この世界の片隅に”。
原作はコミックで、のんさん(能年玲奈さんですね)が声優として出演し大ヒットしたアニメ映画にもなった作品。

ただこの作品、戦時中広島が舞台で、もちろん戦争が描かれてはいるんですが、
戦争の中心にいた兵士の方ではなく、家に残って普通に暮らしている人たちの生活が物語のメインなんです。

主人公は海軍に勤める夫(松坂桃李氏です)の家に嫁いだ、すずさんという女性。
この主役を演じている松本穂香さんが、なんかおっとりしてて良いんですよね〜。

尾野真千子さんの嫁いびりにも、その“鈍感力”が幸いしてまったく意に介さず、
ご近所さんとの会話も微笑ましく、戦争ものにしては笑える場面も多くあります。

ただ戦争が本格的になる後半は、楽しんでばかりはいられないんだろうなぁと思いながら、
心して観ているところ。

しかし戦時中の家族の物語といえば、NHKの朝ドラになりそうですが、実際ほとんどの出演者が最近の朝ドラで見た様な人ばかり。
今の朝ドラが現代の物語なために、朝ドラよりも朝ドラらしい?作品です。

Shin

https://youtu.be/Tdc7gp1AGxU