慎さまの「終わりなき旅」

人生は終わりなき旅。
自分探しの旅の途中で、今想うことは何?

ほんとにあったら怖い話

2013年10月29日 11時03分43秒 | ニュース

大変な事になっちゃいましたね~阪神阪急ホテルズの“食材表示偽装”。
冷凍の魚を“鮮魚”と言ったり、“芝海老”と言いながら違うものを使っていたり。

昨日とうとう社長が「偽装と受け取られてもしょうがない」と発言し、辞任に追い込まれました。
でもこれって、少なからずやってると思いません?

飲食業に携わった経験のある身としては、提供する側の良心を信じたい!ところですが、
例えば「当店では100%魚沼産のコシヒカリを使用しています」って言われても、本当かどうかわからないですよね。

安い居酒屋だったら「嘘でしょ~」で終わるのかもしれませんが、一流を自負しているレストランがそれをやっちゃいけません。
そこで思い出したのが、相場英雄という作家の“震える牛”という小説。

タイトルから連想される通り、“狂牛病”に侵された牛肉の流通について書かれているんですが、
ミステリーとしてもとっても読み応えのある、なかなかの力作だとボクは思います。

牛肉に限らず食品の偽装についての描写がリアルで、というか小説に描かれている事が本当だったら、
ファーストフードとかコンビニの弁当なんか、食べられなくなっちゃう様な怖~いお話です!

食の信頼”が揺らいでいる今、お勧めの一冊ですね。
しかし利益を上げなければやっていけないのはわかりますが、嘘はいけません!

Shin