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日々の中で想うこと
ひとつの出来事から想起する
異なるいくつかのイメージ

京都の休日

2011年05月11日 | 旅行

5月7日(土)
京都の休日でした。


京都駅で待ち合わせをして歩いて三十三間堂に行きました。

めっちゃお天気が良くて、
ゴールデンウィークらしい気温で、
もうランニングに着替えたかったです。


道中暑い暑い言いながら
爆笑してたらあっという間に到着しました。

途中、笑いすぎて、
なんだかいろんなものがとけてった気がします。


三十三間堂はほんまにすばらしいです!
もうね、『すげー』とか稚拙な言葉しか出てこないんです。
ぽかーんとしちゃいます。

たまに興奮します。
自分好みの千手観音さまをお見つけしたときです。
うおぉー!!ってなって
顔が熱くなって
体が火照ります。

途中で宅麻伸によく似た千手観音さまがいらっしゃって、
そのときばかりは笑いが止まりませんでした。





千手観音さまを1001体見た後、お庭でお散歩して
バスに乗って西本願寺へ行きました。








西本願寺は今年アツイらしいですよ!
親鸞聖人の750回忌ですって!
親鸞聖人は浄土真宗の宗祖です。

西本願寺でわたしたちが一番のんびりしたのは
イチョウの樹の下でした。









涼しくて眩しくて
さわさわして
包まれて涙出そうになりました。


そのあとお茶して伊勢丹行って母の日のプレゼント買って、
バスで鴨川に移動してゆっくりしました。








鴨川でゆっくり座って話したのは
初めてでした。

夕方が終わりそうな時間から
しっかりと夜がやってくる時間までゆっくりしました。


いろんな話をしました。

京都の休日をいっしょにすごしたその人が
ちいさかったときの話や
家族の話や
ともだちの話をしてくれました。


たくさん話をしてくれてうれしかったです。

人は話すことでお互いのあたたかさを実感できるんやなって
あたりまえのことを思いました。



その人が生きてきた人生の、例えるなら重量とか質量とか、
上手に言葉にできないこと。

その人が今ここに存在してくれている実感を得られるなにかや、
今まで通ってきたエピソードや、
気持ちや流れや、
その人をかたちづくるすべてのこと。


知らないでいることもできる、
でも、話すことで知ることができる、そういった類いのこと。


たくさん話してくれるもんだから、
胸がいっぱいになってあまり何も言えなくなって、
対岸の明かりと泳いでるカモばっかり見ていました。



心が安らぎました。
安らぐことと揺らぐことはよく似ていると思いました。


安らぎは安らぎだけでできてるんやないんやなぁって、
すごく肯定的な気持ちでそういったことを考えていました。



たいせつにすることについて考えていました。


たいせつにだきしめること。


会話や思い出や風景やニュアンス、
実体のあるもの・ないもの、
だきしめたいのはたいせつだからでしょうか。



そのあとごはんやさんに行ってごはんを食べました。






京都のフルコースでした。


これから先、どんなに落ち込むことがあっても、
あたしにはみんながついてるって思うように、
あたしには京都がついてるって思える、そんな休日でした。






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