枕投げの起源は縄文時代 青森市
文化庁の遺跡保存委員会は17日
三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)の発掘現場から
枕のような物が出土した事を明らかにした。
また副葬品の中から枕投げを思わせる絵も出土しており
飛鳥時代が起源とされていた枕投げが、更に遡るのではないかと見ている。
今回 遺跡から見つかった枕(全17個 一部破損)は木製で
現在のような遊戯ではなく、祭祀や儀式に使われていたと思われる。
96年にペルーのマチュピチュ遺跡で発見された枕(石器)は
戦争の道具や占星術の道具として使われていた事が分かっていたが
木製品で祭祀として発見されたのは世界でも例を見ない
大変珍しいものだと言う。