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isseyと愉快な仲間達

日々謝罪と反省なり。

流血

2005年10月21日 13時03分40秒 | 青狸外伝
A:「どうして現場に血が流れるんだ!」

B:「落ち着け、お前が悪い訳じゃない」


A:「僕が悪いんだ。僕があんなミスをしなければ…」

B:「余り自分を責めるな。誰にだって間違いはあるさ」



A:「僕、やっぱり この仕事に向いてないのかな…?」

B:「向き不向きはあるかもな。跳び箱で壁に激突して
   鼻血を流して気絶した奴は、お前が初めてだと思うよノヴィ太」


A:「………」








収穫祭

2005年10月20日 12時59分01秒 | 報道管制
新潟県の自然災害などで
農作物の豊凶が心配がされる中、
奈良県ではトマトマの収穫が始まりました。

奈良県ヘラジカ村では夜明け前から
ロシアの民族衣装に扮した農家の人達が
「バーゲン、バーゲン」「やって来ました」の
お馴染みの掛け声と共に縦横無尽に鎌を振り回すと
赤く熟したトマトマは次々と収穫されていました。

このトマトマ、名前はトマトに似てますが
実際は突然変異で誕生したキノコの一種。
元々はロシアなどの寒冷地が原産地で
チェルノブイリ原発事故の直後から頻出し、
収穫されるようになった名産だそうです。

日本にはバブル崩壊後に持ち込まれ、
知らない内に自生するようになり、
これと言った特産品の無かったので
村の名産にしたものです。

実際にトマトマを食べてみた所
味の方は全く美味しくないのですが
京都や東京の料亭などに出荷されるらしく
評判は上々との事です。

トマトマを一度に大量に摂取すると
軽い幻覚を起こすのが上流階級に好評で
以前、米国の上院議員が地元の銀行で
乱射事件を起こした事でも知られています。

トマトマの収穫は来月中頃まで続き
早ければ12月には全国の学校給食で
お目見えするかも知れません。





世界の中心で愛を…

2005年10月19日 09時49分00秒 | 主義・思想
世界の中心で愛を叫ぶ行為は
大変素晴らしい行為だと思う。
映画は見た事ないので詳しい事は分からんが
相手への愛を表現するには最高のパフォーマンスだと思う。

私は以前に世界の主要都市で
愛を叫び回ってる奴を見た。

何処の国の人なのか
一体何を叫んでいるのか
全然分からなかったが
一頻り愛を叫び終えると
警察に現行犯逮捕されて行った。

釈放されるや否や奴は
次なる都市・韓国ソウルに向かって
力強く旅立って行った。

これも愛の表現の1つなのだろう…




冷たい足音

2005年10月18日 00時35分13秒 | 逸話・伝記
お婆さんは川で洗濯をしていると
上流から桃がどドンブラコと流れてきました。

お婆さんは桃を拾い上げ、
家に持って帰りました。

家に帰ってお爺さんに桃を拾った事を話すと
お爺さんは驚愕しました。


その桃は「決して拾ってはいけない桃」だったのです。
そうとは知らずに桃を持ち帰ったお婆さんは驚きました。


だから里の人達は川で大きな桃が流れていても
見て見ぬふりをして、触らないようにしていたのです。


そして子供達には河童が出ると言う妖怪話しを教え込み
川に近付かせないようにしていたのです。


その桃を拾った主は必ず一家に不幸が訪れると言う
イタリアのマフィアの伝説に由来する桃だったのです。


また桃を拾った者は、夜中に動く兵馬俑に襲撃される
古代中国の恐ろしい伝説に由来する桃だったのです。


更には、その桃は刑罰の神・マケマケ様を呼び起こす
亡国・インカ帝国の呪術的儀式に由来する桃だったのです。




お爺さんとお婆さんは桃を納屋に隠し、
明日の朝になったら川に捨てに行こうと決めました。



その日の晩…






ペタッ…



ペタッ…


ペタッ…


………



ガタッ



「……!」



「………!?」






翌朝、里の人達は

伝説が本当である事を身を以て知り、

そして今に語り継がれているのでした。






参拝者

2005年10月17日 19時20分32秒 | 報道管制
国家元首は17日、東京都内にある
とても意味深な寺社仏閣を参拝しました。

突然の参拝に関係者は一様に驚いた様子でしたが、
実際に祭壇に現れたのはウサギ・パンダ・リスなどの
12体の着ぐるみだった為に、どれが国家元首なのか、
本当に参拝したのか賛否両論が飛び交っています。

それを受けて午後の記者会見で国家元首は
「言ってる事がよく分からない」と言いつつも
息を切らしていた事と、頭に綿埃があった事から
参拝したのは事実だと思われるものの、
何故このような形で訪問したのか、
その意図は未だに分かっていません。

ある行動科学に詳しい専門家によりますと
「郵政法案が通過したので緊張の糸が切れたのかも知れない。
このまま行けば向うの世界に旅立つ可能性もある。
いま国家元首にはお花畑が見えてる気がする」とコメント。

今回の参拝で「あの国」や「この国」との関係に
亀裂が入る可能性があるかも知れない気がすると
関係者は話しており…






秋の味覚

2005年10月16日 13時29分28秒 | 逸話・伝記
絶叫する波平


梨の皮を剥くフネ


遭難したタラ


熊と遭遇するサザエ


死んだ振りをするマスオ


嬉しさを堪え切れないカツオ


死んだノリスケ




行楽シーズンに訪れた招かざる客。

彼らに秋の味覚はあるのだろうか!?






パン祭り

2005年10月15日 00時10分05秒 | 報道管制
秋の収穫も終盤に迎えたフランスで

今年もパン祭りがパリの凱旋門前で盛大に始まりました。

これはスペインのトマト祭りにヒントを得た

地元の市議会が発案したもので、

三つ星シェフが焼き上げたパン硬度6以上の

フランスパンを一斉に投げ合う祭りで

ルールはトマト祭りと同じとのこと。

統一通貨ユーロ発足を記念して始まったとされるだけあって

ユーロ圏から集まった1200万人の観客が見守る中、

外はカリカリ、中はふっくらのフランスパンは

街の夜空を覆い尽くし、パリは地図から姿を消しました。

今年収穫されたフランスパンは天候に恵まれ

仕上がりは上々との事で、あるパン職人は

「時間の経ったパンは表皮が堅く、投げる速度にもよるが

厚さ1センチ程度の鉄板なら女性でも貫通できる」と

見事な職人芸を自慢気に話す一方、毎年500人以上の負傷者が出るのと

祭り後の街並みが、アフガニスタンになると言われており…









国境を越えろ

2005年10月14日 00時29分51秒 | 現地調査
山口県の旅も大詰めを迎えた2日目。

山口県下最大級のショッピングモールを散策した。
しかし10時開店までまだ1時間半以上あった。

そこでバスに乗って漁港に向かった。
観光名所としても有名な唐戸市場である。
卸売市場の一部を観光用に解放してあり、
朝から血の気の多いオバチャン達が魚を売っていた。

人目の付かない所で捌いたのだろうか、
大量の寿司が各屋台で売っていた。
幾つか買って食べてみたが結構美味しかった。

唐戸市場を後にし、バスに乗って壇ノ浦に向かった。
源平合戦の名所だったらしく、平安時代の武士の石像があった。
また巌流島も近くにあるらしく、多くの歴史がここで刻まれてきた。

そのすぐ近くには関門海峡が見えていた。
これこそが今回の旅の最大の目的である。

エレベーターで地下に入り、北九州市に繋がる
地下道があるのである。距離にして1~2kmだろうか?
味も素っ気も無い通路だった。自動販売機でも置けばいいのに。
自転車も通れるらしく、親子連れが自転車に乗っていた。

歩行者の誰もが見落としがちだが、地下道の中間辺りに
「福岡県-山口県」と書いた標識が地面に書いてある。

遂に福岡県に入った。
単独飛行に成功したのである。
有人飛行に成功したのである。

自分が何に成功したのか分からないが、
北九州市に上陸して関門海峡を見ると、
さっきまで向こう側にいたのかと感心してしまう。

バスに乗って門司港に着くと、明治~大正を匂わせる建物が多くあった。
また港に面しており、海や船が見えて非常に感じの良い街並みだった。

門司港で昼飯を食べ、旅は終わりを迎えた。
小倉まで移動し、新幹線で新大阪へ。

慌ただしくドタバタした旅行だった。
本当は海岸沿いとかでボーッとしたかったのに歩き回ってばかりいた。
僧侶の檀家回りも、これくらい早かったら高収入を狙えるはず。

たまには一人旅もええもんや。
色々勉強になったし、面白かった。
毎月はムリやろうけど、2~3ヶ月に一度位は
現実逃避の旅も悪くない。



第4回 現地調査 完了。




小次郎にとって、武蔵との決闘は己のプライドを賭けた闘いだった。

武蔵は、何でこいつは俺に決闘を申し込んだんだ?と思っていた。

中学・高校も違うし、近所に住んでる訳でもない。

もしかして似てる人と間違ってるんと違うやろか?

小次郎の気迫と眼差しは本物だった。鍛え方が違うのが分かる。

うわ、来た! こいつ本気や! めっちゃ危ないって!

…! …!?

武蔵の一撃は、小次郎の股間に命中し、小次郎は敗れた。

武蔵は最後に「自分、竹下君やんな?」と言い残し、島を後にした。

それを聞いた小次郎は無念と悔しさの中、瓦解していった。

彼等の決闘は、後世に語り継がれて、伝説となった。







下関へ

2005年10月13日 10時07分02秒 | 現地調査
岩国市と下関市は同じ山口県だが、場所が大きく離れている。
兵庫県で例えるなら、尼崎市と相生市ぐらい違う。

JRの駅員さんは新幹線の利用を薦めてくれたが、
料金と時間を考えるとローカル線の方が割安だったので
各駅停車のローカル線を選んだ。

伝説によるとローカル線で岩国から下関まで約3時間掛かると言う。
駅員さんは遠くを見詰めながら言っていた。
だからと言って新幹線(こだま)に乗る金銭的余裕は無い。


3時間も同じ電車に乗ってると様々な人間模様が伺える。

特に目立ったのが中学生だった。

偏見かも知れないが、山口県の中学生は勤勉だった。
1人でいようと友達といようと、誰もが参考書を開いていた。
偶然塾の帰りの時間帯だったのかも知れないが、
都心部の携帯電話を操作する人より利口に見えた。


岩国から数えること108駅、遂に下関駅が見えた。
思えば長い電車の旅だった。
途中で天安門広場や西洋の古城を見た気がする。
2回ぐらい日付が変わった気がする。


駅を出て表に出ると、噂に聞いていた下関大丸が目の前に。
山口県下最大級のショッピングモールである。
しかし時刻は21時を回っていたので閉館していた。

地元警察の協力の下、私はホテルにチェックイン出来た。
晩御飯を食べて部屋にいる間、私はアクビばかりしていた。
そのうち部屋中が二酸化炭素だらけになると思う程アクビをしていた。

寝ないのではない、寝れないのだ。
直線距離にするとシルクロードに至るほど歩き、
錦帯橋やら白ヘビなどの超常現象を目の当たりにして
興奮して眠れないのである。

何より缶ビールを残り半分飲まないと
捨てるのが勿体ないから寝ないのである。



つづく…


佐々木小次郎は巌流島で待っている間にカメと出会った。

カメに武蔵は事故に遭ったと聞かされ、不安になっていた。

しかし元気な姿で登場した武蔵を見て、小次郎は喜んだ。

僅かな心の油断が勝負に大きく影響したかどうかは分からない。

ただ小次郎を斬った武蔵は後に、緑色の泡になって溶ける

人間を見たのは初めてだったと言っていたとか…。






白い大蛇

2005年10月12日 10時46分01秒 | 現地調査
10月8~10日の3日間、私は3連休でした。

8日(土)は月一恒例の空手の練習があったので
夕方から近くの公民館に練習に行きました。

普段は組手の練習しかしない中学生の後輩が
珍しく型を教えてくれと言ってきたので
本人の希望する十八手と言う型を教えました。

久々の練習だったのと人に型を教えたのもあって
両足の太股が激しい筋肉痛になりました。

練習が終わって家に帰り、洗濯機を回して、ある準備を始めました。
それは9月下旬から企てていた「計画」を実行する為の準備を…。


翌朝9時前に起床。
ヨタヨタしながら着替えて最寄り駅に向かう。
新幹線に乗って目指すは広島駅。

新大阪から約1時間、広島に着きました。
そこからローカル線に乗り換えて約40分、
JR岩国駅に着いたのです。

そこからバスで数分の所に、
妙に反り返った形状で有名な
錦帯橋に着きました。

渡橋代で300円徴収する所が観光名所の特権。
わずかな抵抗とばかりに5千円を差し出す。

錦帯橋は台風か何かで、最近になって立て替えがあったらしい。
しかし何で分度器を並べたような形をしてるのだろうか?
どう考えても物資の輸送には不向きな形をしている。

錦帯橋の向こうにある岩国城の人達が
攻められにくくする為の策略やったんやろか?
しかし川底は浅く、その気になれば走って渡れなくもない。

錦帯橋の風景が、京都の嵐山の渡月橋に似てる印象を受けつつ
岩国名物の白ヘビを見に先を急いだ。

白ヘビはアオダイショウの突然変異か何からしく、
余り見掛けない種だと係員のオジサンは話してくれた。
しかし白ヘビの子供は白ヘビである事は
突然変異種は優性遺伝してる訳であって…

白ヘビは宮崎県でも見た事があったので、高い関心を示さなくなった私は
山の頂上にある岩国城に向かうべく、ロープウェイに乗り込んだ。

ロープウェイ山頂から5分程歩いた所に岩国城はあった。
岩国城を建てた人は何でこんな山に建てたのだろうか?
山城は攻めにくいからか?
もしかして引き籠もりの気があったのでは?

拝観料270円、拝観時間10分と非常に回転率の良い岩国城だった。

ロープウェイで来た道を戻っても良かったが
山道があったので歩いてみる事にした。

途中で別れ道があり、下山する道と護館神なる
非常に興味を引く道標があった。
せっかくなので護館神に行ってみる事にした。

道標では1km先と書いてあったが20分歩いても辿り着かなかった。
それ所か民間人が見てはいけない政府の施設を見てしまった。
国営放送の電波中継施設(無人)を見てしまった。

そこから更に5分、護館神に辿り着いた。
鳥居は立派だったが、肝心の祠は波板に覆われていた。
資材置場に鳥居がある方が正しい表現かも知れない。

がっかりして来て道を戻り、岩国駅に戻った。
腹は減っていたが先を急がねばならない。
予約してるビジネスホテルは下関にある。


つづく…。



宮本武蔵は巌流島に向かう前に浜辺でカメに出会っている。

カメから貰った重箱の所為で時間に遅れたのである。

それが佐々木小次郎との決闘にどう影響を与えたかは

彼の著書・五輪書に詳しく書いてあると言うが…。