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isseyと愉快な仲間達

日々謝罪と反省なり。

国境を越えろ

2005年10月14日 00時29分51秒 | 現地調査
山口県の旅も大詰めを迎えた2日目。

山口県下最大級のショッピングモールを散策した。
しかし10時開店までまだ1時間半以上あった。

そこでバスに乗って漁港に向かった。
観光名所としても有名な唐戸市場である。
卸売市場の一部を観光用に解放してあり、
朝から血の気の多いオバチャン達が魚を売っていた。

人目の付かない所で捌いたのだろうか、
大量の寿司が各屋台で売っていた。
幾つか買って食べてみたが結構美味しかった。

唐戸市場を後にし、バスに乗って壇ノ浦に向かった。
源平合戦の名所だったらしく、平安時代の武士の石像があった。
また巌流島も近くにあるらしく、多くの歴史がここで刻まれてきた。

そのすぐ近くには関門海峡が見えていた。
これこそが今回の旅の最大の目的である。

エレベーターで地下に入り、北九州市に繋がる
地下道があるのである。距離にして1~2kmだろうか?
味も素っ気も無い通路だった。自動販売機でも置けばいいのに。
自転車も通れるらしく、親子連れが自転車に乗っていた。

歩行者の誰もが見落としがちだが、地下道の中間辺りに
「福岡県-山口県」と書いた標識が地面に書いてある。

遂に福岡県に入った。
単独飛行に成功したのである。
有人飛行に成功したのである。

自分が何に成功したのか分からないが、
北九州市に上陸して関門海峡を見ると、
さっきまで向こう側にいたのかと感心してしまう。

バスに乗って門司港に着くと、明治~大正を匂わせる建物が多くあった。
また港に面しており、海や船が見えて非常に感じの良い街並みだった。

門司港で昼飯を食べ、旅は終わりを迎えた。
小倉まで移動し、新幹線で新大阪へ。

慌ただしくドタバタした旅行だった。
本当は海岸沿いとかでボーッとしたかったのに歩き回ってばかりいた。
僧侶の檀家回りも、これくらい早かったら高収入を狙えるはず。

たまには一人旅もええもんや。
色々勉強になったし、面白かった。
毎月はムリやろうけど、2~3ヶ月に一度位は
現実逃避の旅も悪くない。



第4回 現地調査 完了。




小次郎にとって、武蔵との決闘は己のプライドを賭けた闘いだった。

武蔵は、何でこいつは俺に決闘を申し込んだんだ?と思っていた。

中学・高校も違うし、近所に住んでる訳でもない。

もしかして似てる人と間違ってるんと違うやろか?

小次郎の気迫と眼差しは本物だった。鍛え方が違うのが分かる。

うわ、来た! こいつ本気や! めっちゃ危ないって!

…! …!?

武蔵の一撃は、小次郎の股間に命中し、小次郎は敗れた。

武蔵は最後に「自分、竹下君やんな?」と言い残し、島を後にした。

それを聞いた小次郎は無念と悔しさの中、瓦解していった。

彼等の決闘は、後世に語り継がれて、伝説となった。







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