頭突き

FIFA（国際サッカー連盟）は11日、Ｗ杯決勝で退場処分を受けた

フランス代表ジネディーヌ・ヂダン選手(34)に関し

退場の経緯を調査する方針を明らかにした。

ヂダンから頭突きを受けたイタリア代表の

マルコ・マテラッツィ(32)が人種差別的な発言で

ヂダン選手を挑発したという情報も浮上し

調査結果によっては両者共に処分される可能性も出てきた。


一方、FIFAは頭突きを正式な競技の1つに加える事を

視野に入れた大会規定の見直しをFIFA規律委員会に指示した。

それによるとボールを追い掛ける際には

頭突き・跳び蹴り・膝蹴り・肘当てなどの

一定の行為を許可する方向で検討している。


これに関して一部団体やサポーターからは

「危険過ぎる」「武器の使用はダメなのか？」との声もあるが

既に中国代表は少林拳の指導者による頭突きの指導を受けており

4年後の大会に向けて猛練習をしていると新華社通信は報じている。


また頭突きを学校教育に取り入れている事で有名な

タイでは「これは我々にとって大変有利」と意気込みを見せており

「2010年Ｗ杯はアジアに栄冠が」との呼び声も高いようだ。