学期最後の日に試験結果の発表があり、ハリーは全科目合格しました。
ハリー自身、魔法薬学をパスしたことに驚いていまが、「ダンブルドアが中に入って、スネイプが故意にハリーを落第させようとしたのを止めたのではないかとハリーはピンときた」(3巻22章p.561)とあります。
魔法薬学の試験を、ハリーは完璧な大失敗と感じていました。
試験中「混乱薬」は濃くならず、スネイプはゼロのような数字をノートに書いていた様子です。
テストで大失敗をし、普段の授業でもミスが目立ち、授業をろくに聞いてもいない(2巻9章参照)という授業態度で合格点をつけるのは難しいと思います。別に故意に落第させようとしたわけではないと思いますが。
スネイプは1巻で魔法薬学についてその美学を大演説しましたが、芸術のようにさえ捉えている学問をいいかげんに扱った生徒に、やはり合格点を与えることはできないでしょう。
むしろ、校長が教授に采配を任せないということの方が、故意に合格させた=贔屓した感じで気になります。
また、ブラックの逃亡についてもダンブルドアの助言があったからこそ成し遂げられたものであり、そのことはスネイプも感じているようです。学生時代の恨みがあるブラックやルーピン、ジェームズの息子ハリーにばかり重きをおき、スネイプは軽んじられ過ぎているようにも見受けられます。
ブラックが無実であったのは事実だとしても、過去にわだかまりのあるスネイプに対してダンブルドアはちゃんとフォローしたのでしょうか。中途半端な介入に終わっていないでしょうか。
ダンブルドアがハリーを特別かわいがっていることは後に5巻で判明しますが、スネイプとの関係をこじらす一因を自ら作っているようで気になりました。
実際、ハリーに対するスネイプの嫌悪感も増したようです。
ハリーを見るたび唇の端の筋肉が痙攣しています。口の周りの筋肉をコントロールできていないためと思われます。固く口を結ぶことも何か言葉を発することもできず、唇を震わせている様子に胸が痛みました。
ハリー自身、魔法薬学をパスしたことに驚いていまが、「ダンブルドアが中に入って、スネイプが故意にハリーを落第させようとしたのを止めたのではないかとハリーはピンときた」(3巻22章p.561)とあります。
魔法薬学の試験を、ハリーは完璧な大失敗と感じていました。
試験中「混乱薬」は濃くならず、スネイプはゼロのような数字をノートに書いていた様子です。
テストで大失敗をし、普段の授業でもミスが目立ち、授業をろくに聞いてもいない(2巻9章参照)という授業態度で合格点をつけるのは難しいと思います。別に故意に落第させようとしたわけではないと思いますが。
スネイプは1巻で魔法薬学についてその美学を大演説しましたが、芸術のようにさえ捉えている学問をいいかげんに扱った生徒に、やはり合格点を与えることはできないでしょう。
むしろ、校長が教授に采配を任せないということの方が、故意に合格させた=贔屓した感じで気になります。
また、ブラックの逃亡についてもダンブルドアの助言があったからこそ成し遂げられたものであり、そのことはスネイプも感じているようです。学生時代の恨みがあるブラックやルーピン、ジェームズの息子ハリーにばかり重きをおき、スネイプは軽んじられ過ぎているようにも見受けられます。
ブラックが無実であったのは事実だとしても、過去にわだかまりのあるスネイプに対してダンブルドアはちゃんとフォローしたのでしょうか。中途半端な介入に終わっていないでしょうか。
ダンブルドアがハリーを特別かわいがっていることは後に5巻で判明しますが、スネイプとの関係をこじらす一因を自ら作っているようで気になりました。
実際、ハリーに対するスネイプの嫌悪感も増したようです。
ハリーを見るたび唇の端の筋肉が痙攣しています。口の周りの筋肉をコントロールできていないためと思われます。固く口を結ぶことも何か言葉を発することもできず、唇を震わせている様子に胸が痛みました。