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スネイプ先生に開心術!!

スネイプ先生に関する考察です。

代理授業

2005-08-03 22:37:58 | 3巻
ハリーが3年生の第一回クィディッチ試合前日、闇の魔術に対する防衛術の授業は『気分の悪い』ルーピンに代わってスネイプが行いました。

ああ、先生、この授業はいつにも増して大人げないです(泣)
他の先生の授業方法を生徒の前であげつらうのは、どうかと思うのですが。さらに人狼と狼との見分け方についての質問にハーマイオニーが挙手しているのを無視して「誰かいるか?」と畳み掛け、挙句、勝手に答え始めたハーマイオニーに「鼻持ちならない知ったかぶり」発言です。
先生、余裕が感じられません。ルーピンに対する憎しみの深さによるものでしょうか。ブラックの件でも疑っているし、何より人狼の危険性について、身をもって知っているスネイプとしてはこの機会に一刻も早く生徒に伝えたかったのでしょうか。直接ばらすのは個人情報保護の観点から避けたと思われます。少しは理性的な部分も残っていますね。
ハーマイオニーの発言を遮ったのはこの場でルーピンの秘密が発覚することを避けたかったのでしょうか。パニックになるのを避けるため?よくわかりません。たとえ発言させたとしても、クラスの他の生徒は気付かないように思うのですが。ハーマイオニーはその場で気付いてもそれを口にするような軽薄な生徒ではないでしょうし。ちょっとわけがわからない感じです。やはり、昔の恨みから感情をコントロールできないのでしょうか?

あと、河童は蒙古(Mongolia)によく見られるのですか?なんかモンゴルは水が少ないイメージなんですけど。それともアジア全体を指してMongoliaと言っているのでしょうか。まさか、先生、間違った指導をしてるってことはないでしょうね??

それにしても、ロン、「ブラックがスネイプの研究室に隠れててくれたらなあ。な?スネイプを始末してくれたかもしれないよ!」(3巻9章p.226)とは何ですか。1年生の時も三頭犬に咬まれた脚を「すごく痛いといいよな」と言ったり、2年の時教職員テーブルに居ないのを「病気かも」と期待したり、ちょっとひどいのでは
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脱狼薬持参

2005-07-31 22:05:00 | 3巻
ハリーが3年生のハロウィーンの日、同級生たちはホグズミードに行きましたが、許可証のないハリーは行くことが出来ず校内を彷徨います。ルーピン先生に声を掛けられ、ルーピンの部屋で紅茶を飲みながら話していると、ゴブレットを手にスネイプが入ってきました。

明るく話しかけるルーピンに対し、取りつく島もない感じのスネイプ。ろくに話もせず、ハリーとルーピンを交互に見たり、二人を見据えたまま後ずさりして部屋を出て行ったり、心を読んでいたのでしょうか。
この時スネイプはハリーの身の安全を危ぶんでいたのではないでしょうか。満月が近い日に生徒と二人で過ごすルーピンの様子を探りつつ、何はともあれ早く薬を飲むよう勧めたのだと思います。繰り返しますが、生徒の安全には気を配る人だと思うので。その後の宴会でルーピンをちらちら見たのも薬の効果を見ていたのでしょう。
特に複雑で調合できる魔法使いは少ないと言われる脱狼薬を、必要とあらばさらりと作ってしまうスネイプ先生。本当に能力のある人なんだなあ。

それにしてもゴブレットを持って地下から歩いて来たのでしょうか。ルーピンの部屋は結構高いところにあるように思います。ハリーが図書館(何階だったか把握していませんが)の近くまで行ってからふくろう小屋に行こうと階段を上って廊下をいくつか歩いた後にあったので。
後に暖炉からで呼びつけたくらいなのだから自分も暖炉使って来たらいいのに、と思いましたが、急回転したら、薬がこぼれてしまいますね。「薬が出来たから来い!」と呼びつけず、ちゃんと運んでくれるところが律儀です。

ところで、3巻の先生は結構校内の移動が多い気がします。その晩ブラックの侵入が発覚して生徒達が大広間で夜を明かした時も、スネイプは四階を隈なく探した上、天文台の塔、トレローニー先生の部屋、ふくろう小屋など高いところを探した様子です。本当にお疲れ様です。


それから遅ればせながら
ハリー、お誕生日おめでとう
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職員室のボガート

2005-07-28 22:52:49 | 3巻
ルーピンの最初の授業は、教室ではなく職員室で行われました。グリフィンドール生が入っていくと、がらんとした職員室の肘掛け椅子にただ一人座っていたのがスネイプでした。

職員室は何のためにあるのでしょう?先生方が次の授業の準備をするため?それは個々の研究室やオフィスでやっていそう。着替えも出来るようになっていますね。くつろぐ場所でもあるのでしょうか。先生同士のコミュニケーションをはかる場とか、会議をする場なのでしょうか。
スネイプ先生、一人で何していたのでしょうね。
3年生の授業で使うから先生方にはボガートをそのままにしておいて欲しいとルーピンは校長に願い出ていました。この時間に職員室に来ると知って待っていたのでしょうか。ネビルのことを忠告するために?
いつも地下にこもってばかりでは健康に良くないので階上の部屋でこっそり陽を浴びているのかもしれません。
スネイプが普段居る場所は授業する場も研究室もプライベートな空間もみんな地下にありますね。その日は午前に地下牢教室での授業の後、昼食をはさんで闇の魔術に対する防衛術の授業がありました。スネイプは地下から1階に上がり、そして職員室に向かったと思われます。
やはり狙って行ったのかな。できれば見たくないと言っているので見学する気はなかったようです。ネビルをいじめるつもりではなかったとは思うのですが、ルーピンへの忠告はやはりネビル本人の前で言うべきではなかったと思います。結果、仕返しのようにボガートでいじられて可哀相な先生(自業自得?)

以前の記事でスネイプのボガートは何か、と考えたことがありましたが、ではボガートに対し、スネイプはどんな笑いで対抗するのでしょうか。
笑いと結びつかない・・・先生がギャグを言う姿を想像することができないようにボガートに滑稽な格好をさせる姿が思いつきません。・・・先生、ボガート退治できるんですかねぇ(笑)
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縮み薬

2005-07-25 21:31:17 | 3巻
3年になって最初の魔法薬学の授業では縮み薬を作りました。今回もネビルは問題を起こします。明るい黄緑色になるはずの水薬がオレンジ色になってしまいました。その際、スネイプはネズミの脾臓とヒルの汁が余計に入れられたことを見抜きます。

うーん。毎回そうだけど、スネイプには生徒の失敗の原因がわかるんですね。これは、すごいことだと思います。繊細な調合において何をどう間違えたらどんな変化が現れるかなど何通りもの組み合わせがあるのにピタリと言い当てるとは。きっと一つの薬を何度も何度も作って失敗作の研究までして授業に臨んでいるのでしょう。
教師というのは自分さえ正確な分量で正しい調合をしていればいいというものではありません。生徒を正しい方向へ導くのが教師の役目です。できればここはどうして間違えたか自分で発見できるよう、レポートを書かせたほうがいいと思いますが、ネビルには書かせても分からないから教えたのでしょうか。
5巻でハリーが強化薬の調合に失敗したときはレポートを書かせていますから、やはりすばらしい教育者だと思います。ちょっと毒舌ではありますが。
でも、トレバーにネビル作の薬を飲ませるという提案は危険ですね。みんなの前でトレバーを殺すつもりではなかったとは思いますが。ネビルの眠れる才能を引き出そうとか、火事場の馬鹿力をだそうとかいう考えだったのでしょうか。ハーマイオニーが手伝っていることだって気付かないとは思えません。結果を見てハーマイオニーと結び付けたのではなく、経過を知っていたのだと思います。ハーマイオニーがネビルの勉強の機会を奪ったことに対し、減点したのだと考えました。ちょっと苦しいでしょうか。


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