オトンが施設へ移って10日程たった。
移動3日目で隣室から苦情が来て早々部屋替えになったオトン…(^^;
あいかわらず「バカヤロー!」の怒鳴り声はなくならない。
施設内で通路沿いではなくトイレを挟んで隔離された感じの部屋へ移動となった。
昨日私とオカンが様子を見に行った時、
最初はうたたねしている感じだったが、人の気配に気付いた途端に
「アァー!」とか「バカヤロー!!」の奇声と左手パンチ攻撃が始まった。
(オトンは左脳にどうやら脳梗塞があるらしく右手がほとんど動かない)
オカンがなだめすかしながらオトンの右手のリハビリもどきをしていると、
ふとオトンの右目に涙が浮かんでいた。
別にあくびをしたわけでもない。
けど、
年寄りだからたまにこういうことがあるかもしれない。
でも、
なんでか、
その時私は思った。
「あぁ…やっぱオトンが一番ツライんだ」
言葉も話せなくなって、多分今自分がどういう状況になっているのかも分かっていない。
分かってないけど、いい状況でないことは分かっている。
…と思う。
不憫というか憐れというか…。
介護する側がツライという思いは今も私の中で確固たるものがある。
でも、介護される側もツライんだろうな…。
という考えができるようになった私は、
ひとつお利口さんになったのかしら???
なんてことを考えながらティッシュでオトンの涙を拭った。
移動3日目で隣室から苦情が来て早々部屋替えになったオトン…(^^;
あいかわらず「バカヤロー!」の怒鳴り声はなくならない。
施設内で通路沿いではなくトイレを挟んで隔離された感じの部屋へ移動となった。
昨日私とオカンが様子を見に行った時、
最初はうたたねしている感じだったが、人の気配に気付いた途端に
「アァー!」とか「バカヤロー!!」の奇声と左手パンチ攻撃が始まった。
(オトンは左脳にどうやら脳梗塞があるらしく右手がほとんど動かない)
オカンがなだめすかしながらオトンの右手のリハビリもどきをしていると、
ふとオトンの右目に涙が浮かんでいた。
別にあくびをしたわけでもない。
けど、
年寄りだからたまにこういうことがあるかもしれない。
でも、
なんでか、
その時私は思った。
「あぁ…やっぱオトンが一番ツライんだ」
言葉も話せなくなって、多分今自分がどういう状況になっているのかも分かっていない。
分かってないけど、いい状況でないことは分かっている。
…と思う。
不憫というか憐れというか…。
介護する側がツライという思いは今も私の中で確固たるものがある。
でも、介護される側もツライんだろうな…。
という考えができるようになった私は、
ひとつお利口さんになったのかしら???
なんてことを考えながらティッシュでオトンの涙を拭った。