オトン介護日記~未知の世界へ~

認知症になったオトンの介護日記。
不安と不満を延々ぶちまけます。

介護拒否

2016-02-26 23:04:43 | 介護日記
ここ最近オトンの反抗期が続く。

トイレを嫌がる
着替えを嫌がる
布団で寝るのを嫌がる

とにかくなんでもかんでも嫌がる。
おかげでこちらは睡眠不足。

オカンがデイサービスの職員さんにこのことを話したら、

「介護拒否 始まっちゃいましたか」

と言われたそうな。
そんな介護用語が存在するとは…。

介護拒否ってもっと症状が軽い時期に
なんていうか…
自我がまだ明確な時に
「俺はまだ正常だ!」
みたいな意思表示で起こすもんだと思っていたけど、

こんな介護3になってから言い出すもんなんだ…。
いや、本人にとっては今でも正常なんだろうけど。

なんていうか、赤ちゃんのイヤイヤ期みたいなもん??
でも、それは成長するにしたがってなくなっていくんだろうけど、

認知症のイヤイヤ期はいったいいつまで続くんだ!?
ハッキリ言って迷惑このうえない!!

色んなサイトで介護拒否について調べて対処法とか載ってるけど、
どれも一緒なんだよね。

【こっちが怒ってもどうにもならない。
根気強く、忍耐強く、やさしく接してあげてください】

わかってる よくかってる でもできない!!(BY「永遠のバズル」←これ分かる人、きっと同世代www)


さすがに凹むわ…

2016-02-08 12:34:55 | 介護日記
だいぶ前にオトンが家族のことを認識できなくなったという記事を書きましたが、
まぁ、その続編?…といいますか。

オカンや私のことをオバちゃんだのおばあちゃんだの呼ぶようになった。
それが今までのオトンだった。

とある日の夜。

帰宅した私をキッチンテーブルで腰かけていたオトンが出迎える。
というか、そこを通らないと居間にいけない。

「ただいま」

分からないだろうけどオトンに声をかける。
普段ならそなままオウム返しに「ただいま」と言うオトン。
たまにかろうじて会話が成立すると「おかえり」と言う時がある。
もしくは「オバちゃん来たよ」とか(笑)

が、その日は違った。

「……」

しばらくじっと私を見るオトン。
そしてキョロキョロと辺りを見回して一言。

「誰か来たよ」

はぁぁぁぁ~!?
なんだとぉぉぉ~!?

瞬間湧き起こるのはやっぱり怒りなわけで(笑)←初めて言われた時、

このやろぉぉ!って気持ちになるんだけど、

ふと、気持ちを落ち着かせると。

「はぁ…」
父親に誰か扱いされる娘って…。

さすがにちょっとメゲた。
凹むわ…。

○| ̄|_

ちなみに昨日は、

「お客さんだよ」

だった…orz