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乙女猫日記

『カワイイ路線は諦めた!ブサかわ路線で勝負!』
 ★小豆・大豆・まめ★
 ⇒グレー軍団の日常をお届けします!

大豆の誤飲 ・・・ その4

2019年07月25日 05時55分55秒 | ペットクリニック編
昨日の続きです

大豆は疲れ切ってしまい 自宅に戻ってから 昏々と眠り続けています
このまま 息が止まってしまったら.. 心配で心配で.. 結局 この日は一睡もせず 大豆を側に置いて見守りました


午前9時過ぎに 主治医のO先生に別件で電話をしたら 夜間救急病院の担当医から大豆の診療の経緯が伝わっていました

吐き出させるために注射した薬はもう抜けているので 心配はない 今後 薬が大豆の身体に影響を与えることもないので大丈夫だとO先生から言われ 気持ちが落ち着きました


小豆の高カルシウム値が見つかり 再検査をした結果待ちをしている時でした
小豆が重篤な病気かもしれない.. という時に 私の不注意で大豆が誤飲し アナフィラキシーショックで死んでしまっていたかもしれない.. という事態になり しばらく落ち込んでました

大豆に対して ただただ 申し訳ない気持ちでした


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後日談です

主治医のO先生からの説明です

吐かせるために注射した薬 メデトミジン
この薬は 鎮静作用があり 痛覚が消失し 筋弛緩を示す
そのため 覚醒させるために 拮抗剤を注射する

覚醒させるために注射した薬 アチパメゾール
この薬は メドトミジンの拮抗剤で 眠っている状態から早期に回復させる作用がある

大豆は 拮抗剤のアチパメゾールに対して アナフィラキシーショックを起こしたと考えられる

これらの薬は 誤飲した動物に使われる薬の中で 最もポピュラーなものである
大豆がアナフィラキシーショックを起こしたのは たまたま大豆の体質に合わなかったと言えるだろう..



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医療現場で日常的に使用されている薬であっても 安全とは限らない..
運よくアレルギー反応が治まったけれど 死という最悪なことが起こったかもしれない..

大豆は 死んでしまっていたかもしれなかったんだ..


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今回 大豆の誤飲のことを記事にしようと思ったきっかけは いつもインスタで拝見しているブリティッシュショートヘアの男の子(2歳)が 膀胱炎の治療のため 抗生物質を投与したところ 病院から帰宅直後 アナフィラキシーショックのために亡くなったという出来事があったからです

よく使用されている抗生物質でさえ アナフィラキシーショックを起こすことがあるなんて..
飼い主さまのご心痛を思うとやりきれません

臨床試験を経て承認された薬でも絶対に安全とは限らない
薬は副作用が起こることがあるんだ

大豆も紙一重だったんだ


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いつも病院へ行く際は 自家用車か原チャリで連れて行きますが 夜中だったのでタクシーを利用しました
キャリーケースを膝の上に乗せていたので 瞬時に大豆の異常に気付けました
自分が運転していたら 自宅に戻るまで大豆の異常に気付かなかったのかもしれません

タクシーを利用したことが幸いでした


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大豆の誤飲は 私の不注意から起こってしまったこと
もう二度と起こさないように その後は 気を引き締めています

飲み込んだ約10センチのしおりは 一日置いて 30日の朝 うんちといっしょに無事に出てきました



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長い記事を最後まで読んでいただき ありがとうございます
感情的に書いてしまった部分もありますが 読み流してください
大豆の誤飲のことは記事にする気持ちになれなかったのですが インスタのブリちゃんがアナフィラキシーショックで亡くなったのを知り 薬の怖さを伝えたいと思い書きました

次回からはいつも通り 楽しい記事を投稿します

病院での写真はとりあえず撮影していた当時のもの その他の写真は後日 撮影したものです

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
怖い (朱美)
2019-07-25 20:05:26
小豆ママさん、こんばんは朱美です♪
薬って怖いですね!!!
人間でも一歩間違えると市販薬でさえ危険な目に遭う可能性があります
しかも人間より身体の小さい猫なら尚更です!!!
よく考えてみれば、うちのお嬢さんも話を聞くと調子が悪くなったので注射を二、三本したに更に調子が悪くなり生きるか死ぬかの状態になってしまいました・・・
とは言え病院に連れて行く行かない、注射をうつうたないの判断って人間でも難しいのに猫なら尚難しいですよね・・・
でも何はともあれ、大豆ちゃんが今でも元気元気で肥大化しているので良かったです!!肥大化???
返信する
怖いですね (mark)
2019-07-25 20:35:54
こんばんは

やはりアナフィラキシーショックがあったのですね
薬によって症状がでる場合があるようです
しおりも排泄されたのですね
無事に収まって良かったです
大変な一日でしたね
お疲れさまでした
返信する
朱美さん (小豆ママ)
2019-07-25 20:38:07
コメントありがとうございます

朱美さん。こんばんは。。。
今回の件は 薬の副作用の怖さを思い知らされました
承認された薬とはいえ 安全という保障はないのですね
動物は言葉が通じませんので 人間が様子を観察して
対応していくしかありません
どう体調が悪いのか どこが痛いのか
本当に手探りです
だからこそ 診察や処置は慎重にしなければならないと思いました
お嬢さんも辛い体験をされているのですね
大切な家族が苦しんでいる姿を見ることは辛いことです
元気になってくれて 良かったです
大豆も後遺症がなく 元気になってくれて安心しました
そうそう.. 肥大化しました 笑

いつも温かいコメントありがとうございます
返信する
markさん (小豆ママ)
2019-07-25 20:44:49
コメントありがとうございます

markさん。こんばんは。。。
承認された薬とはいえ 安全ではないということです
今回の副作用は不運でした
でもやはりしおりは飲み込んでいて
無事に体の外に出てきました
大豆には可哀想な辛い体験をさせてしまい
申し訳ない気持ちでいっぱいです
ご心配いただきありがとうございます

いつも温かいコメントありがとうございます
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