チャーリーの青空トーク

60を過ぎた頑固ジジイが、ライフワークの「姓名判断」と「幸福に生きるには」を勝手に語るブログ。

緊迫度を増す朝鮮半島情勢

2017-04-15 23:14:32 | 護憲・反戦・非暴力
朝鮮半島情勢が緊迫しています。
今日は4月15日ですが、既にアメリカ第七艦隊は2隻の
空母を主力と打撃する機動部隊を朝鮮半島の周辺海域
に展開を終了しいつでも攻撃できる体制をとっている
ようです。

このアメリカ海軍の動きはトランプ新大統領の意向と
いうよりも既に以前より予定されていた動きの様です。

戦端が開かれるかどうかは北の核実験もしくは弾道ミ
サイルの発射実験の動きに対し手の国連の制裁という
形の様で現在はかなりの確率でアメリカと北朝鮮の間
で軍事的な衝突になる度合いが強いようです。 

まぁ、これもトランプ大統領がロシア・プーチン大統
領と中国の習近平主席との間での了解が得られればの
話ですが、そうでなければ、マジで中東情勢とリンク
した第三次大戦に進む可能性が出てきてしまいます。 

トランプ大統領の本質は政治家というより計算高いビ
ジネスマンなので、ロシア・中国の了解を取らずに軍
事行動するというような無謀な判断はしないでしょう。

ですから、仮に戦端が開かれても限定的な武力衝突に
止まると楽観的に観たいのですが・・・相手の出方次
第では計画通りに進まないのが戦争です。

状況から北にとっては厳しい状況です。将棋でいえば
投了。このまま推移すれば北は詰んでしまうのですが、
唯一アメリカと同等に戦う戦略としては地上戦です。

ナチスドイツが第二次大戦の緒戦に行った電撃的なス
ピードでソウルに侵攻してしまえば、北にとってかな
り有利に停戦に持ち込めます。 

何が言いたいのか?というと、マスコミが流している
「アメリカの想定している期間・地域限定の戦い」で
終了。とは行かない可能せが多分にあるという事です。

北は唯一この戦い方でしかアメリカに勝てないという
事を知っており、戦いを有利に勧めるためにそうする
でしょう。

更に、付け加えると当たり前のことですが戦いが長引
いてしまえばしまうほど日本にとっても危険度が増し
ます。日本海側の原発・各地のアメリカ軍の基地施設
は攻撃の対象となるでしょう。 

戦争です。

ありとあらゆる手段を講じて攻撃があると思っていな
ければなりません。 


マスコミも勧善懲悪的なアメリカ寄りの論調で記事を
垂れ流しするでしょう。 しかし、日本に被害が及ん
だ場合はどうするんでしょうか? この時とばかりに
改憲論をまくしたて、第9条を葬りさることに血眼にな
るでしょうね。 

そう考えるとほぼ100%の改憲論者は今回の緊迫した朝
鮮半島情勢から戦端が開かれれば改憲のチャンスと捉え
るでしょう。 

B層の大衆は、TVのタレント、学者先生、芸能人の改憲
に誘導する話にどんどん流れ、ついには世論として改憲
へ向けて動き出すのでしょう。

改憲後の自衛隊の軍への昇格、徴兵制などの国民負担ま
で承知の上ならばいいのですが・・・。

何度も言いますが、チャーリーは戦争で物事を解決でき
るとは思っていません。現在行われている戦争はネオコ
ンのビジネスの為の戦争です。 


ユダヤ金融資本の経済活動なのです。 ですから中東の
状況を見れば明らかですが、国家間の問題の解決の手段
としては全く機能しません。 

まぁどんな形にせよ、チャーリーは非戦・反戦論者です
が、現在の日本国憲法の改憲の是非を語る前に、アメリ
カの核の傘の下から出ることが先決だと考えています。 

それが憲法を語るスタートラインでそこから改憲するべ
きか?どうかを論じるのが最低限のスジだと考えます。 

日米安保条約を止めてることが出来なければ、当然乍
ら現行憲法をしっかりと守るべきだと考えます。

朝鮮半島の状況を観て、思った事を語ってみました。
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