チャーリーの青空トーク

60を過ぎた頑固ジジイが、ライフワークの「姓名判断」と「幸福に生きるには」を勝手に語るブログ。

人類は過去の歴史からしか学べない  アーノルド J トゥインビー

2011-12-04 20:14:56 | 原発事故
今日の「青空トーク」は・・・

東京新聞のウェブニュースからです。 

この記事から受けた印象は「姑息」の一言。 解るよ、人々に不安な思いをさせてはいけない。 っていう思いは。

だったら、全てをディスクロージャーしてインフォームし、そして多くの人が納得出来る、危険回避、避難、安全な食の確保
の方法を示してくれなきゃダメでしょ!



「事故」は「事象」に  「老朽化」は「高経年化」 「汚染水」は「滞留水」  
「冷温停止」は多くの専門家が健全な状態の原子炉には使えるが、現在のような状態のモノは「冷温停止」とは云えない。 
と言うと、「状態」の2文字を付け足して、「冷温停止状態」 と云う言葉造っちゃった。 天才的だなこりゃ? 


汚染水浄化装置で発生する放射性汚泥は「廃スラッジ」 つまり汚染水浄化装置のフィルターで濾された汚泥の
事を単にそう呼称しているんだけど、実は人も近づけない程の超高濃度放射能汚染汚泥だそうです。

「廃スラッジ」って聞くと、我々が使っている自動車やバイクの、ただ古く汚れたエンジンオイルだとか、エンジン内
に固着した古いオイルの事だと、又そのような身近に有るモノだと思ってしまいますよね。  

人が近づいたら命に関わる様な危険なモノの呼び方は別にしなくてはネ。 こりゃ、誤魔化しているんだよ。 

電気も造るけど語葉も作るってか? 

昔、全く同じ事をやっていたの知ってる? そう、第2次大戦中の日本でネ。  

「人類は過去の歴史からしか学べない。」と云ったのは歴史家アーノルド・J・トゥインビーでしたっけ?
「過去を振り返り学ぶ事で、過ちを繰り返さないようにしなくてはならない。 それが唯一の方法だ。」という事なんだけど


第2次大戦中、南太平洋・ニューギニアに進出した帝国陸海軍は、長大補給線を維持できず、アメリカ・オーストラリア
を主力とする連合軍の反撃に惨敗。 最前線のガナルカナル島から「敗走・退却」する時に、当時の大本営は
転進」という言葉を使い、国民に敗走の印象を与えることなく政府・軍が公式発表したんだ。 




大量の戦死者・餓死者を出した挙句の敗走を「転進」という言葉に代え、その後も連合軍相手に戦争を続行しその結果は
皆さん周知のとおり。

東電のこの姑息な言葉を代える手法は、いかにも事故が終息に向かっている印象を国民に与える為に取られている誤魔化
しでしかない。 これは旧日本軍の取った、プロパガンダの手法と全く同じ事をやっているんだな。 

               その結果、国が亡んだ。


東電の保身の為の言葉遊びが、過去日本がやらかした「亡国」への歩みと同じ道をたどらなければとホント心配ですね。
この、言葉遊びというか、言葉選び? 政府が糸を引いて、東電にやらせているっぽいと思うんだけどな、チャーリーは・・・。


小さな声で言うけどぉー、 こんな事をやっている日本は、このままでは潰れると思うよ。 
人の命を軽視する国が、続くわけ無いでしょ。まして、原子力発電を更に推進しようとしているんだから・・・。 
おバカな国です。

「脱原発」「原発利権村をぶっ潰せ!」 これをやらない限りはネ・・・・。


それから最後に、 皆さん! 

                 中日新聞と東京新聞 

を応援しましょう! 真のジャーナリズムを市民が支えれば、「脱原発」の声は大きくなります。







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