チャーリーの青空トーク

60を過ぎた頑固ジジイが、ライフワークの「姓名判断」と「幸福に生きるには」を勝手に語るブログ。

沖縄県民の声

2016-06-20 16:33:12 | 護憲・反戦・非暴力
沖縄から海兵隊の撤退を求める県民大会で、沖縄に米軍は要らないという
声を挙げました。もちろん今回が初めてではありません。幾度となく繰り
返されその度に住民が不当な扱いを受け悔しい思い、情けない思いをして
きたことか・・・


沖縄の人々の強い思いが国のあり方を変えるかもしれません。アメリカ軍
は沖縄から出ていってもらいたい!と悲痛の叫びです。

沖縄からアメリカ軍が姿を消すことは大賛成。アメリカの国益のために沖
縄の土地と血税を使う事はナイ。と・・・言いたいところだけれど事はそ
れほど単純じゃない。というのは、外敵から国を守るという国防の話に
行き着くからです。

1945年8月ポツダム宣言を受け入れ連合国に対し敗戦を認めた時から、日本
の統治は連合国・とりわけアメリカ合衆国の意向が日本の舵取りを左右し
てきました。

1951年サンフランシスコ講和条約にて敗戦からのアメリカ軍を主力とする
連合国軍の占領状態から主権が回復し1960年に日本とアメリカ二国間で締
結された日米安保条約+日米地位協定によって主権が回復したのちもアメ
リカ軍の駐留を日本が認めて来たんですね。独立国とは名ばかりの、アメ
リカの飼い犬に成り下がったポチ国家です。

戦争に敗けたんだから当然といえば当然。負けたんだから、その後は絶対
の上下・主従関係が生まれるわけです。これは原理で良い悪いの問題では
ないのです。

まぁ、何で負ける戦争を始めちゃったのか?なんてバカなことしたんだ〜?
って話になってしまいますが、今は置いといてェー・・・。

そろそろ日米安保条約を解消したらって話なんだよね。第二次大戦後世界を
真っ二つに割っていた東西冷戦状態もとうの昔に無くなってしまったし、沖
縄の人たちの叫びはアメリカ軍の核の傘の下から這い出て独り立ちしよう!
って事なんだよ。

アメリカの傘の下から出た後はどうするの? ぼーっとぬるま湯に浸かってい
られなくなるんだよね。当然何らかの防衛の手段をとらなくてはならないわけ
で、現在駐留しているアメリカ軍の戦力を100%補うだけの戦力とは言わないま
でも少なくとも最低限対中国への抑止力なる程度の自衛のための戦力は必要。

だとすると、憲法9条を改正し自衛隊を質・量ともに「軍」に格上げしなくち
ゃならない。同時に徴兵制にして18歳以上の健康な男子は「軍」に入り人殺し
の基礎訓練を受けなくちゃならないネ。

我々国民にそこまでの覚悟があるかどうかだよ。やればやるだけのメリットは
あると思おう。

ヘンな話、「大和魂」とか「絆」とか「日本人の心」とか精神世界の美辞麗句
を挙げる前にアメリカの属国状態を抜け出して、本気になってアメリカ相手に
もう一回戦争やるくらいの気概をもって主権と独立を勝ち取りアメリカを追い
出さないと日本は腑抜け状態がいつまでも続く事になる。

座敷の幇間(タイコ持ち)で、ワシントンに「ヨッ、大統領!」ってヨイショ
してれば良なら放って置けばいいけれど、沖縄県民の声は「それは嫌だ」って
事だから自分たちで血を流す覚悟は居る。

以前からチャーリーが言うように、スイスやスウェーデンのように永世中立を
うたって、本当の意味での自主独立国家を目指す時じゃないの? ハナっから
資源なんて無い国なんだし、アメリカの影響下から出たところで、エネルギー
は外から持ってくるしか無いしょ?これで自衛隊も立派な人殺しの出来る軍に
なりますよ。 

当然中立国なので他国との二国間の軍事同盟もナシ。スウェーデン(196年加盟)
スイス(2002年加盟)のように中立国でありながら国連に加盟し平和維持活動に
積極的に関わっている事例もあるので、安保理絡みの平和維持軍・災害援助等
人道的支援も含め派兵は可能にし、日米安保のような特定の国に限定された支援
はなくなる。

やるならばここまでしないと意味がない。 沖縄の人達の声が大きく広がりここ
までやる覚悟があればそこから日本が変わり、日本が再生され百年の計・二百年
の計で国の舵取りがが出来る様になる。 





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