チャーリーの青空トーク

60を過ぎた頑固ジジイが、ライフワークの「姓名判断」と「幸福に生きるには」を勝手に語るブログ。

「福島こでらんに博」 って ?  正気の沙汰じゃないよこりゃ!

2012-10-05 17:21:00 | これでいいの?

「チャーリーの青空トーク」へようこそ。

こちらは今日もイイ天気!  青空の下で、チャーリーの話を聞いてもらいましょー。

9月27日 yomiuri のウェブニュースより 「福島こでらんに博」 のニュースです。

読売新聞は原発・核開発プロパガンダ新聞ですが、個々まであからさまに
原発村の片棒を担ぐと、解り易くていいですね。 

この企画、温泉巡りや果物狩り、街中では食べ歩きと称してそれぞれの地
域で様々な物を食べてもらおうとする企画、だそうです。  風評被害に負
けないように頑張っている福島の姿を、全国の人に福島に直接来て見ても
らいたい? という主旨らしいのですが、おバカなチャーリーには全く理解でき
ません。

県や国が企画して立ち上げているでしょうけど、放射能で汚染されているとこ
ろに、足を運べって?  ナニこれ!  放射能汚染に対して、「危険なモノ」を
危険だとする事の何処が「風評被害」なんでしょう?
 



県や国は「風評被害」という言葉を利用し、「危険なモノ」を「安全」だとウソを
ついているのです。  トンデモない事態です
。  

以下は京都大学原子炉実験所の小出先生の栃木県佐野市での講演です。


講演の中で小出先生はハッキリと語っています、


「放射能と戦ったって勝てない。」
「放射能は無敵。」
「放射能はどんなに微量でも危険です。」


原子核物理学・京都大学原子炉実験所の研究者がそう言っています。 

更に、先生は人々の心理にまで言及しています。  


「恐怖を維持できない。 なんとかその恐怖を忘れたい。 そこから逃れたい。」 
と人々の心理状態を解説しています。 

でもホントに賢い人は、恐ろしいモノ・危険なモノの実態を出来る限り正確に把
握し、人の命や生活を脅かす恐怖に対し適切に対応する事が、安全を確保する唯
一の方法ではないでしょうか? 

そして、その対象に足しては過大な評価をして、より重厚な対策を立てるべきです。  


簡単に言えば、原発事故を含めた災害対策は大袈裟でいいのです。 

そしその結果、人的被害を含めた被害が無くて済んだ・或いは予想していた被害
より少なくて済んでホット胸をなでおろす。  それが、安全対策の基本ではないで
しょうか。


国を頂点とする行政機構は国民を煙に巻こうとしています。  目の前の放射能の危
険に対して 「安全」 「安心」 というフィルターを掛け、見えなくしようとして
います。 又は、人々の視点をマクロ的な見方に誘導し、全体像の把握をさせないよ
うにしているようです。 



脱線してしまいました。  話を元に戻します。 放射能で汚染されていない地域の
人々を、わざわざ汚染地域に足を運ばせて、被曝を強要させようとしています。 
皆さんは、「入市被曝」という言葉をご存知ですか?  ヒロシマ・ナガサキで原爆投
下後、数日たってから被災地に入ってからの被曝を言います。  既に事故後1年半
が過ぎているからといって危険な事には変り有りません。  何故か?  放射能の半
減期がら考えると未だに広大な地域が汚染されたままです。 それは、野山・市街地
を問わず人の生活環境が汚染されてしまっている事に他なりません。 水源地も汚染さ
れているでしょう。 人々が口にする、野菜、食品も汚染されています。   


この原因は東京電力福島第一原子力発電所の3つの原子炉から漏れ出た放射性物質なの
です。  もう、既に広大な大地が放射能で汚染されて、そこに住んでいた人々は戻れ
ないでしょう。

東京電力が多くの人の生活を奪い、そのまま放置しています。  政府も同様です。 そ
のような人々が苦しんでいる中で、国や県は 「福島こでらんに博」 と銘打ってお祭り
を行っているんです。  苦しんでいる人々を蔑ろにして、ナニを考えているんでしょう
か?  この企画には怒りさえ覚えます。  行政が人々を傷つけ、更には死に至らしめ
る犯罪行為だと感じます。  被災地フクシマの応援といいながら、一方の手で他の地域
の人々にフクシマを訪れて被曝するよう勧めています。


3.11以降日本の行政は、中央官庁のやることから地方の市町村まで全く法を無視し、人命
を羽毛ほどの軽さににしか捉えていません。 主権者・納税者を蔑ろにする対応です。 
  

それじゃ、恒例のヤツをイッパツ! 
 
「脱原発・早く止めろー」  
「原発イラネー・再稼動反対」  
「原発は原爆ン百倍の核爆弾だったんだ」
「停電結構! 結構毛だらけ、ネコ灰だらけ! 
   放射能で死ぬくらいなら電気なんてイラネー!この、大バカヤロー」



※放射線障害防止法では、一般人の被ばく限度を年間1ミリシーベルト以内と定めている。
単純計算すれば、1時間当たり0.114マイクロシーベルト。 これを、基準に放射能被曝と
向き合いましょう。

※原発の過酷事故は、人間の力では収束出来ないモノと思っています。  皆さん自己の判
断で逃げる準備だけはしといたほうがよさそうです。 政府民主党と原発ムラは、一切国民
の命の重さを考えていません。考えているのは、国債の格付けと株価等々 お金儲けのこと
だけです。  この事は、本来の国益とも一しません。狂っています。 その政党に政権を
預けたのは、我々有権者・国民です。  猛省が必要です。

※放射能瓦礫の処理は、フクシマの原発事故現場周辺・或いはフクシマ第二原子力発電所に
新しい処理プラントを建て、完全に放射性物質を環境に出さない形でやるべきです。 全国
に放射能を拡散するばかりか、一度瓦礫を処理した通常のプラントは放射能で汚染され、二
度と通常のゴミも処理できなくなります。

環境省と細野大臣は、わざわざ線量の低い地域に運び放射能汚染を拡大させようとしていま
す。 そして、健康な赤ちゃんや・子供に被曝を強要しようとしています。  環境省は環
境を守ることがお仕事でしょう? 厚生省も国民の健康をまもるお役所でしょ? 現在の中
央官僚のお仕事はどれもこれも常識とは真逆の事をやっておられますね。 エリート官僚は
主権者・納税者を人と思っていないようです。 近代国家ではなく未開の国です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« これからどうやって生きてい... | トップ | 海外から見た フ ク シ マ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

これでいいの?」カテゴリの最新記事