こういう朝は雪が固く締まっているので、普段は入れない木々の間に靴のまま入って行けます。
同じ白樺の木を撮るにしても、位置を変えて見れば全く印象が変わって面白いですよね。
高校時代、写真で運良く全道最優秀賞や優秀賞を取り、そのせいで、しばらく写真の面白さを見失い、悶々と悩み、写真が全く楽しめなかった時があります。
あれから十年以上経ち、最近は純粋に楽しんでいます。
カメラはいつもスマホや初心者向けのデジタル一眼レフで気の向くまま撮るようにしています。
その時に心動くまま、パシャパシャと写す喜びは代え難いですねぇ。
こういう社会が暗い時、人は抑圧されてしまいます。
脳が不安を感じ、眠れなくて、悩んでしまったり、自分を傷つけてしまったりしがちです。
でも、悪いことばかりではないと思います。
抑圧されたエネルギーが新しい何かを作り出したり、普段とらない行動につながったり、自分の境遇を変えるチャンスになるかもしれません。
思えば、暗室の中でこもってフィルムを現像して、一人で黙々と印画紙に焼き付けていく作業は、すぐに形にならないもどかしさをエネルギーにして、より良い作品にするために大切な作業でした。
こういう暗いニュースが溢れる時、人はたくさんのユーモアや新しい文化を想像して来たと思います。
例えば、東日本大震災が発生後、多くの被害を出しました。けれどそこから、人生を考えなおし、今活躍している方々はたくさんいます!
今悩んでいて、どうしようもない事が多い人こそ、実は何かを得られるチャンスやエネルギーがあると信じています。
雪の下で冬を越し、白樺の根元に芽吹くふきのとう
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