ニセコのダチョウ牧場(第2有島だちょう牧場)

ダチョウの孵化から解体まで行い、命を頂く事、牧場を営む事で得た、学びや気づきを記録しています。

牧場の取り組みをサステナ旅という番組で取り上げて頂けました

2023年09月28日 | 日記






先日TVhさんのサステナ旅という環境に配慮した観光を行う番組で、牧場のことを取り上げて頂きました。

写真に写っているスギちゃんという芸人さん
とNORDの舟木健さんという俳優さんがいらっしゃり、だちょうさんや牧場の事をお話ししました。

サステナブルやSDGsという言葉が社会に浸透する前から、だちょうさんが環境に負荷をかけない畜産として有望ではないかと考え、取り組んできました。

今までの経験で、他の畜産動物に比べて必要とする栄養が少ない上に、おからや捨てられる野菜くず、ビール粕等を効率良く消化吸収出来るだちょうさんに与える事で、より環境に優しい持続可能な畜産ができます。

日本では「もったいない」という素晴らしい価値観を表す言葉があり、サステナブルやSDGsにとても親和性が高いと思うのですが、だちょうさんは無駄なエネルギーを使わず、他の草食動物が見向きもしない草や他の草食動物の糞も食べてエネルギーに変えられる能力を持った「もったいない」を体現している動物です。

私もだちょうさんを見習って、お店の運営も「もったいない」事はしないようにしてきました。

実はお店の机や椅子、棚等は拾ってきた物や廃材を修理して使っていますし、商品の売れ残りや廃棄が極力ない形にしています。

たくさん作ってたくさん売ることは目指せば、売り上げは伸びますが、フードロスを増やしてしまい、環境に負荷をかけてしまいます。
短期的には売り上げを上げられても、中長期的に見ればムリが出ますし、社会や環境に損失を与えたツケをなんらかの形で払わされてしまうと考えています。

まだまだダチョウ畜産の可能性の一端しか実現できていないので、偉そうなことを言って大変恐縮なのですが、これからも少しずつ前進していきたいと思います。

長くなりましたが、お時間あったら番組を是非ご覧ください。
日経チャンネルでも放送予定とのことで、北海道以外の方もご覧いただけるのでご興味ありましたら是非どうぞ。
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