ニセコのダチョウ牧場(第2有島だちょう牧場)

ダチョウの孵化から解体まで行い、命を頂く事、牧場を営む事で得た、学びや気づきを記録しています。

育児放棄された子牛が他の母牛に可愛がられていました。

2017年03月03日 | 牛さん
この牧場では、母牛とその子牛を分けることはしません。母牛の子育ては多くの場合、愛情深く、きめ細かいですから。
しかし、数日前に産まれた子牛には母牛を近くに置いておけませんでした。産んだ子牛の事を自分の子だと思えず、頭で押したり、乳を飲もうとする子を蹴ったりしてしまうからです。
子牛にとっては悲しいことですが、ミルクを人が与える人工保育が始まりました。
ミルクを時間を決めて与えますが、いつも一緒にはいられないので大体は一人ぼっちです。
ミルクを与えた後、柵から体を無理やり出して、付いてきてしまうことも有ります。
1人で脱走し、牛舎中を我が物顔で歩いている様子は可愛いですが…
夜は風邪をひかないようヒーターを付けた箱に閉じ込めておかなくてはならないです。
しかし今日は、隣の部屋にお邪魔して、他の子牛がいる母牛に舐めてもらっていました。
子牛が座り込んで満足そうな顔をこちらに向けていました。
他の子牛に愛情を注ぐ余裕がある牛もいるようで良かったです。
私たちは商品として売買する対象の彼らに愛情を込めて尽くす責任が有ります。しかし、舐めて可愛がるこの母牛は、無償の愛情を子牛に与えています。
本当に頭が下がる思いがしますね~。
子牛にとって、なによりの栄養ですからね。
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牧場は牛さんのベビーラッシュですね。

2017年03月02日 | 牛さん
最近は立て続けに牛さんが産まれています。

今日にも産みそうなお母さん、かなり辛そうですね。

ダチョウさんも元気に卵を生んでいますし、牧場は生命力に溢れていますね。
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牛の親子

2017年02月04日 | 牛さん

草を一緒に食べていました。子どもは少し苦しそうですが2頭とも気にせずむしゃむしゃ美味しそうです。
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牛の親子に嫌われる事が有ります。

2017年01月02日 | 牛さん
子牛は小さいので、柵の隙間から良く脱走します。
お母さんから離れて、通路に落ちている草を食べたり、他の牛に挨拶したりしています。
やがて飽きると、お母さんのミルクを飲みに帰りますが、入れません。
子牛は出る方法は分かっても、入り方は分からないのです。
大抵、近くの干し草をベッドにしてふて寝しています。
そうしていると、私のような人間がやってきます。
子牛は必死に逃げますし、お母さんは鳴いて抗議しています。
なんとか捕まえて、柵に戻します。
子牛は捕まえられる事が怖かったようで、お母さんに甘えています。
お母さんも興奮気味に私を睨んでいます。
こうして、私のような人間を恐れてしまうのですから、愛らしくも困ったものですねぇ。
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ヒーターの下の子牛

2016年12月02日 | 牛さん
寒さが強まり、子牛やダチョウの雛にとっては辛い日々です。
牧場では、家畜用のヒーターをあてがっています。
暖かい所を求めて、子牛が集まります。
気持ち良さそうに寝ていましたが、私が写真を撮る為に近づくと慌てて立ち上がります。
緊張しきった様子で、撮りたかった写真にはならないですね。
可愛かったのですけど、残念です。
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