この牧場では、母牛とその子牛を分けることはしません。母牛の子育ては多くの場合、愛情深く、きめ細かいですから。
しかし、数日前に産まれた子牛には母牛を近くに置いておけませんでした。産んだ子牛の事を自分の子だと思えず、頭で押したり、乳を飲もうとする子を蹴ったりしてしまうからです。
子牛にとっては悲しいことですが、ミルクを人が与える人工保育が始まりました。
ミルクを時間を決めて与えますが、いつも一緒にはいられないので大体は一人ぼっちです。
ミルクを与えた後、柵から体を無理やり出して、付いてきてしまうことも有ります。
1人で脱走し、牛舎中を我が物顔で歩いている様子は可愛いですが…
夜は風邪をひかないようヒーターを付けた箱に閉じ込めておかなくてはならないです。
しかし今日は、隣の部屋にお邪魔して、他の子牛がいる母牛に舐めてもらっていました。
子牛が座り込んで満足そうな顔をこちらに向けていました。
他の子牛に愛情を注ぐ余裕がある牛もいるようで良かったです。
私たちは商品として売買する対象の彼らに愛情を込めて尽くす責任が有ります。しかし、舐めて可愛がるこの母牛は、無償の愛情を子牛に与えています。
本当に頭が下がる思いがしますね~。
子牛にとって、なによりの栄養ですからね。
しかし、数日前に産まれた子牛には母牛を近くに置いておけませんでした。産んだ子牛の事を自分の子だと思えず、頭で押したり、乳を飲もうとする子を蹴ったりしてしまうからです。
子牛にとっては悲しいことですが、ミルクを人が与える人工保育が始まりました。
ミルクを時間を決めて与えますが、いつも一緒にはいられないので大体は一人ぼっちです。
ミルクを与えた後、柵から体を無理やり出して、付いてきてしまうことも有ります。
1人で脱走し、牛舎中を我が物顔で歩いている様子は可愛いですが…
夜は風邪をひかないようヒーターを付けた箱に閉じ込めておかなくてはならないです。
しかし今日は、隣の部屋にお邪魔して、他の子牛がいる母牛に舐めてもらっていました。
子牛が座り込んで満足そうな顔をこちらに向けていました。
他の子牛に愛情を注ぐ余裕がある牛もいるようで良かったです。
私たちは商品として売買する対象の彼らに愛情を込めて尽くす責任が有ります。しかし、舐めて可愛がるこの母牛は、無償の愛情を子牛に与えています。
本当に頭が下がる思いがしますね~。
子牛にとって、なによりの栄養ですからね。