保証人

嫌な電話がありました。




父親のことです。

二十代からさんざん迷惑かけられて、それでも立ち直って欲しかったので、出来る限りの援助をしたつもりです。
やっぱり、どんな人間でも私の親ですからね。
憎みたくないし、諦めたくなかったのですが。
なんども裏切られて、やっと切れる決断をしてから
数年後に倒れた時は、このまま死んでくれと思いました。その方が私にも父親にも一番いい。
そんなこと、子供に思わせるなんて最低の親ですわ。




やっと、切れたと思って最近はあまり不安に思うこともなくなっていたのですが。
やっぱり生きてる以上はなんかあるんですね。

父親の住んでいる所の自治体の方から電話がありました。
年金がでるようになってから、町から世話していただいたアパートに住んでいたようですが、また家賃を滞納したり親切な大家さんに逆ギレしたり。いろいろ迷惑をかけてたようで。
自治体の方は、年齡的にももう判断力も低下してお金の管理もできなくなってるみたいだと言われますが、違います。
やっぱりダメなままなんですよ。あの人は。

このままでは今のアパートに住めなくなるからと、町で管理している介護施設に入れるように手配りしてくださったそうです。
そこでは全て管理してくれるようで、金銭はもたせて貰えないみたい。

で、何を電話してこられたかっていうと、そこに入るのに保証人が必要で私になってほしいとの事でした。
これまでのだらしない話しをきいていたら、なんかまた腹が立って、いろんな今までのモヤモヤがまた出てきて、電話くれた方に わぁっとまくし立ててしまいました。
悪いと思いながらも止まらなくて。
余りに情けなく、自治体の人や周りの方に申し訳ない気持ちはあるのですが
でも保証人なんてハッキリ言ってなりたくありません。
私一人ならまだいいけど、義母やミ夫、ミ子には絶対に迷惑かけたくない！もう、振り回されるのはごめんです。
それを訴えたところ、後見人を立てることによって問題が起きたときにその後見人が全てを請け負ってくれる、と。
しかもその後見人は自治体の方で準備してくれるらしく。
本当なんだろうか？
では、最悪 保証人が請け負わなければならないことはなんですか？可能性のある事は全部話してほしいと言ったら、亡くなったときの身請けだけだと言われました。
なんだか、信じらません。本当なんでしょうか？保証人の責任ってそんなもん？
死んだら葬式くらいはあげるつもりなのでそれくらいはよいのです。ただ、金銭的なこと以外でも生きてるうちに身柄をなんとかしてほしいとか介護とか、言われても絶対に無理です。場所も離れているし、まず気持ち的に無理。
なんて娘だと言われてももう絶対に無理です。
でも自治体の人達もこのままでは困るだろうなとか思うと保証人にならなきゃダメかなとも思います。

そしてなにより家族に話すのが死ぬほど嫌です。
もう一度自治体の人と話してみるしかなさそうです。



日曜はみんなで行く大会、水曜日は小鼓の舞台。
今は嫌なこと忘れることにして

さ！明日は頑張るよ！
白は避けたいわ（笑）