昨日は
次男のチームのお手伝いに行ってきました。
次男が現在所属しているチームでは
定期的に、横浜隼人高校の女子硬式野球部と
練習試合を組ませていただいています。
隼人高校は男子野球部も
甲子園出場を果たした名門ですが
女子野球部もかなりの強豪で、
高校だけでなくクラブチームも含めた
U18の大会で優勝を果たしたほか、
大学生や社会人チームも含むリーグでも
全国大会に出場するほどのチームです。
中学生男子の硬式チーム
vs
高校生女子の硬式野球部
男子・女子のハンデと
中学・高校の逆ハンデが
うまくマッチングして
均衡した試合展開になります。
野球のレベルの高さにも恐れ入りましたが、
何より感動したのが
取り組む姿勢の真っすぐさ。
挨拶、全力疾走、グランド整備、
野球チームの指導者なら
当然のように選手たちに教えることであり
「当たり前じゃないか」
と思いますが、
いやいやこれが。。。
完全に徹底できています。
ボクら少年野球指導者も
もちろん小学生たちに教えますが、
たとえばチェンジのときに
ベンチからポジションまで
一切抜くことなく100%全力疾走できる選手が
どれだけ居ますか?
自ら「全力疾走しようとしている」選手で半分くらい、
言われて思い出したように走るのが半分くらい。
自分のポジションの定位置まで
スピードを落とさずに
きっちり走り切る選手となると
ほとんど居ないのが実情じゃないでしょうか。
やろうとしない選手も多い男子チームと違って
全員が「やろうとしている」だけでなく、
全員が「できている」んです。
試合中も
「意味のある活きた掛け声」が飛び交っています。
そして何より、
終始、みな笑顔。
作られた笑顔なんかじゃないです。
「野球が楽しくてしょうがない」と言わんばかりの
ホントの笑顔なんです。
話をするときも
まっすぐとこちらを見て
きちんと返事をします。
教えるチームが
こんなふうになったらいいなぁ、という
指導者としての意気込みを
再実感するとともに、
世の中には
こんな真っすぐな女子高生がいるんだなぁ・・・と
何とも心が洗われる一日でした。
写真の背番号14は
(練習試合用の背番号で、みな大きい数字をつけています)
長男の中学時代のチームメイトで
現在、横浜隼人高校女子野球部の主軸として活躍中の選手。